障害者作業所にも不況の波…仕事減り、社会と接点失う恐れ : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

大手自動車メーカーが減産を進める中、自動車関連の業務を請け負っている障害者の職場でも、仕事が減っている。 世界的な不況の波は、障害者の社会参加をも脅かしており、全国社会福祉協議会では、関係する授産施設を対象に、不況の影響について近く全国調査を行う方針だ。 東京都大田区の授産施設「とちの実作業所」には、軽度の知的障害者など２０人が通う。安定して請け負ってきた仕事が、北米向け乗用車の座席に入れる消音用カバーにゴムひもを通す作業。１か月の作業所全体の平均収入約２３万円のうち、この仕事を発注する部品メーカーからの収入が多い時は半分近くを占めていた。しかし、昨年１０月以降はこの仕事の注文が激減し、１２月の納品を最後に注文がなくなった。 「金融危機でアメリカの仕事が減っちゃってね」。施設長の黒田浩康さん（４７）は通所者にそう説明するしかない。通所者に払う「工賃」は、昨秋までは月約１万円だったが、１１月

[showgotch]

なんだかんだ日本の産業の根っこを支えてる人たちだよな。派遣切りはこういう人たちよりましだって意見が出るかもしれないけど手当や保障がない分たちが悪い

[niceniko]

仕事と社会の接点が一気になくなりそうな障害者の人たちの問題は派遣とは違った次元で深刻だ。

[guldeen]

工賃収入以上に「働くことで社会とのつながりを確認する」過程が重要、という一例。

[rajendra]

障害者の場合、働くことそれ自体が充足につながっている部分も大きいので、こういう事態になるのは悲しいな。/過去記事でも触れたけど『どんぐりの家』は胸に迫るものがある。http://d.hatena.ne.jp/rajendra/20070222/p2

[BUNTEN]

バブル崩壊で多くの障害者が職場から放り出されて以来景気が回復しないままだったところにこの現状かよ。orz