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防災林、津波軽減に効果…林野庁が再整備へ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
宮城県石巻市の渡波地区では、防災林が津波の被害を軽減し、同市の他の地域に比べ、背後の住宅地などへ... 宮城県石巻市の渡波地区では、防災林が津波の被害を軽減し、同市の他の地域に比べ、背後の住宅地などへの被害が少なかったとみられる(3日、読売機から)=吉岡毅撮影 東日本大震災で壊滅的な被害を受けた被災地の海岸防災林を、林野庁が「天然の防波堤」として再生する。同庁の調査で防災林に津波の威力を軽減させる効果があることが判明したためで、今後はより津波に流されにくい植林方法も導入する。 今回の被害面積は、東京ドーム約780個分に相当する約3660ヘクタールに上り、すべてを再生するには10年近い歳月がかかるが、今年度中には着手したい考えで、第3次補正予算案で関連費用数百億円を計上する方針。 「防災林がなかったら、被害はもっと大きかったかもしれない」。仙台市若林区の町内会長、庄子義(ただし)さん(75)は言う。同市の海岸沿いは高さ約7メートルの津波に襲われたが、防災林の後背地に位置する自宅付近に来る頃には
2011/10/06 リンク