これがリュウグウノツカイ…百万円かけ剥製に : 科学 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

鳥取県境港市の境水道に漂着した珍しい深海魚「リュウグウノツカイ」が剥製に加工され、同市花町の「海とくらしの史料館」にお目見えした。 全長４・３メートルと国内最大級。トサカのような頭びれと長く伸びた腹びれが特徴で、人魚や巨大ウミヘビ伝説の元になったとも言われており、人気を集めそうだ。 深さ２００〜１０００メートルの海に生息し、人が目にする機会は少ないという。２００９年１１月２０日、境水道の岸辺を漂っている死骸を釣り人が見つけた。市教委は「海洋の生態を知る貴重な資料」として１００万円かけて剥製にし、魚介類の剥製４０００点を紹介している史料館で公開することにした。 ２３日から名物のマンボウ「チョボリン」の剥製と並んで１階の中空につるす形で展示。子どもを連れて見に来た松江市の会社員木村実男さん（４４）は「深海の不思議を感じさせてくれます」。佐々木壮一館長は「その姿のように長く愛してほしい」と話して

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"深さ２００～１０００メートルの海に生息し、人が目にする機会は少ないという。２００９年１１月２０日、境水道の岸辺を漂っている死骸を釣り人が見つけた。"