カダフィ氏派が攻撃、東部２油田が生産停止 : 国際 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

【カイロ＝田尾茂樹】リビアの反体制派支配下にある東部の２油田で、最高指導者カダフィ氏派部隊の攻撃により、原油生産が停止に追い込まれた。 反体制派が６日、明らかにした。 ＡＰ通信などによると、４〜６日に攻撃を受けたのは、反体制派の拠点ベンガジの南東約６００キロ・メートルにある国内最大規模のサリル油田と、その北約４０キロ・メートルのミスラ油田。被害の規模は不明だという。 カダフィ政権打倒を目指す反体制派は、財源の確保を目指して、カタールを通じた原油輸出を行う計画で、６日には第１便のタンカーが東部トブルクを出港した。だが、生産停止に追い込まれたことで、現在、輸出可能な原油はトブルクに貯蔵されている１００万バレルのみになったという。

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反体制派は税源確保のためにカタールを通じて原油を輸出する計画だったようですが、この攻撃により輸出できるのはトブルクに貯蔵されている100万バレルのみになったそうです。