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飢餓感あおり１００万部突破…村上春樹ブームを読む 不況で外出減り 大手書店では上巻が品切れ、下巻のみが並ぶ「１Ｑ８４」（丸善丸の内本店、クリックで拡大） 村上春樹氏（６０）の５年ぶりの新作長編小説「１Ｑ８４」（新潮社、全２巻）が約２週間で１００万部を突破。作品に登場する関連ＣＤも売れるなど社会現象になりつつある。村上氏は日本人作家ではノーベル文学賞に最も近い位置にいると言われるが、出版不況をものともせず、１冊１８９０円の本が飛ぶように売れる理由は何か−。 東京・神保町の書泉グランデでは、５月２９日の発売から３日間で最初の入荷分がすべて完売した。丸善・丸の内本店も「『ミシュラン』の１年目ぐらいの勢いがある。最近は『天使と悪魔』の文庫本が売れていたが、それが一段落したところで出てきてくれた。おかげで高いところで売り上げをキープできている」という。１Ｑ８４はまさに出版不況の救世主的存在だ。 出版

[kanimaster]

小谷野氏の分析コメントあり。

[inmymemory]

"『どうして私のことを、あなたは知っているんですか？』という思いを抱く(内田樹)"←なーんだ僕だけじゃなかったのか