【特スキミング】“凄”腕弁護士たち、過払い報酬規制も怖くない？ - 政治・社会 - ZAKZAK

日本弁護士連合会が、高まる過払いビジネス批判にようやく動いた。貸金業者に求める、いわゆるグレーゾーン金利の過払い請求に報酬規制を設けたのだ。 裁判を通じて解決した場合は訴訟額の２５％、裁判でなく業者との話し合いで解決したときは２０％、返済金を減額して業者と借り入れ人との間を仲介して和解が成立したケースは５万円以内−。 弁護士報酬は一連の司法制度改革と歩調を合わせるように、２００４年に自由化され、広告も解禁となった。司法試験の合格基準が下がって弁護士人口が増加すると予想し、締め付けを緩めた。 弁護士は日弁連のもとに各地の弁護士会がぶら下がる中央集権体制。弁護士会に所属しなければ、活動できない仕組みだ。だから報酬体系も自由化以前から日弁連の「指針」に準じるのが慣例だが、数字で示すことはなかった。 ただ、「自由化前も、訴求金額が３００万円以下なら着手金は８％前後、成功報酬は１５％程度が相