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column_britannia
ギリシアに行ってきた。かれこれ、もう、20年以上ぶり。最初の欧州旅行以来だ。あのときの目的はアテネ... ギリシアに行ってきた。かれこれ、もう、20年以上ぶり。最初の欧州旅行以来だ。あのときの目的はアテネの『考古学博物館』でポセイドン像を観ること(儂の永遠のアイドルにして、初恋の男だ)。スニオン岬で落日を見ること。そして満月のパルテノンを慫慂すること――であった。ただし、このうち満足できたのはポセイドンとの邂逅のみ。スニオンは、せっかく陽が暮れてきたところで時間切れとなり、いちばん美しい黄昏の瞬間をその場で過ごせなかった。チャーターバスだというのに、いったい何を考えているんだと腹を立てながらバスの窓に張り付いて岬の先を眺めたのを思い出す。月夜の神殿公開も、治安のせいか、遺跡保護の措置かはしらないが中止になっており、せっかくフルムーンにあわせての日程を選んだのに!キー!とアクロポリスの丘の麓で歯噛みしたものだ。 そんなわけで、ギリシアという国には、長いあいだ残尿感のような欲求不満を抱いていた。
2007/08/13 リンク