津波８ｍ超 回収データで確認 NHKニュース

津波８ｍ超 回収データで確認 3月23日 17時17分 東北の太平洋沿岸で起きた巨大地震で、気象庁が岩手県の宮古港と大船渡港に設置し、津波で流されるなどした検潮所のデータの一部が回収され、いずれも８メートル以上の津波が観測されていたことが確認されました。 回収されたのは、気象庁が岩手県の宮古港と大船渡港に設置していた検潮所の「巨大津波計」の観測データです。これらの検潮所は、今月１１日の巨大地震に伴う津波で流されたり壊れたりしましたが、気象庁の現地調査で、関係する機器などに残された津波の到達直後までの観測データが回収できたということです。それによりますと、宮古港では午後３時２６分に８．５メートル、大船渡港では午後３時１８分に８メートルの津波が観測されていたということです。今回の巨大地震で気象庁が観測できた津波の高さは、福島県の相馬港の７メートル３０センチが最高でしたが、いずれもこれを上回る高