ミャンマー少数民族が和平方針 NHKニュース

民主化を進めるミャンマー政府が、長年対立してきた少数民族との和平交渉に乗り出していることについて、ミャンマーの主な少数民族の代表が会見し、政府との今後の交渉では、「統一民族連邦評議会」がすべての合意を承認することが必要だという考えを示しました。 ミャンマーの１１の主な少数民族で作る「統一民族連邦評議会」の代表は、２８日、ミャンマー国境に近いタイ北部に集まり、政府との和平に向けた交渉の方針について話し合ったあと、記者会見しました。 この中で代表らは、ミャンマー政府との今後の交渉では、国際社会の信頼できる第三者が参加することや、すべての合意について「統一民族連邦評議会」が承認することなど、少数民族側の要望を発表しました。 ミャンマーでは半世紀以上にわたり、独立を求める少数民族と政府との間で武力闘争が続いてきましたが、去年３月に新政権が発足して以降、テイン・セイン大統領が積極的に和平交渉を進め、