シャープとホンハイ 出資条件で協議へ NHKニュース

大手電機メーカーのシャープと、資本提携で合意している台湾の大手電子機器メーカーは、シャープの株価の急落を受けて出資の条件を見直す方向で協議に入ることになりました。 テレビと液晶パネルの販売不振で赤字が続くシャープは、経営を立て直すため、ことし３月、台湾の大手電子機器メーカーの「ホンハイ精密工業」から出資を受けることで合意しました。 ところが、シャープの株価の急落を受けて、ホンハイが「出資の合意を履行する必要がない」と発表したのを受けて出資の条件を見直す方向で両社は協議に入ることになりました。 ホンハイは、シャープの株式を１株５５０円で取得することで合意していましたが、シャープの株価は先週末の時点で１９２円まで値下がりしていて、両社は株式の取得金額を引き下げる方向で検討するものとみられます。 出資の金額が引き下げられればシャープが得られる資金は減額されることになり、シャープは、財務基盤の立て

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