「野生ブタのように走る」過酷なレース NHKニュース

野生のブタのように泥まみれになって、険しい山道を走り抜ける、ヨーロッパ有数の過酷なレースがオーストリアで開催され、大勢の人たちが体力勝負に挑みました。 オーストリア東部のオーバートリーシュティングで１９日、開かれたこのレースは、「野生のブタの泥レース」と名付けられ、野生のブタのように泥水の中を走ったり、丸太の山を乗り越えたりしながら険しい山道を駆け抜けます。 毎年、ケガ人も相次ぐヨーロッパ有数の過酷なレースとして知られ、ことしは、オーストリア国内外からおよそ１５００人が、体中泥まみれになりながら、２０キロ先のゴールを目指しました。 レースの途中には、電流が流れるワイヤーが無数に垂れ下がる難所が設けられ、参加者が次々とワイヤーに接触して大きな叫び声を上げていました。 また食べ物を補給するコーナーでは、泥で両手が汚れた参加者のために、係員がバナナを口にくわえさせていました。 優勝した男性には、

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