イラク過激派組織“少数派住民を殺害” NHKニュース

イラクで、イスラム過激派組織と政府軍との戦闘が続くなか、北部の村で少数派のヤジディ教徒の住民およそ８０人がイスラム過激派組織に殺害されたと伝えられ、犠牲者がさらに増えることが懸念されています。 イラクでは、イスラム教スンニ派の過激派組織が北部のクルド人自治区の中心都市アルビルの近くまで迫るなど勢力を拡大しているのに対し、アメリカ軍が今月８日から空爆を続けているほか、地上でもイラクの政府軍やクルド人部隊が反撃しています。 しかし、イスラム過激派組織の勢いは収まっておらず、ロイター通信などによりますと、１５日、北部のシンジャル近郊の村で少数派のヤジディ教徒の住民およそ８０人が過激派組織の戦闘員に殺害されたということです。 過激派組織はシンジャルなどでゾロアスター教などの流れをくむヤジディ教徒たちに対し、「悪魔を崇拝している」として迫害を強めており、村の住民にイスラム教への改宗を迫り、これを拒む

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