山本寛斎さんを驚かせたアートとは NHKニュース

東京の多摩地域の知的障害者が制作した芸術作品を集めた展覧会が、東京・青梅市で開かれています。 絵画や木工、陶芸など幅広い分野の作品が並ぶ中で、今回特に注目を集めているのがファッション分野の作品。 世界的デザイナーの山本寛斎さんが、その大胆な発想力に驚いたという力作が紹介されています。 この「かわいいモノと小さな芸術祭」と名付けられた展覧会は、知的障害者の制作した芸術作品に触れてもらおうと去年初めて開かれ、今回は多摩地域の２０の施設で制作に取り組む約１２０人の作品が紹介されています。 展覧会を主催する青梅市の友愛学園は特にこの１年、ファッション分野に力を入れたといい、ファッション会場は藍染めや草木染めなどで制作された作品で彩られています。 特に藍染めの作品は、ことし６月、作品を見に施設を訪れた世界的デザイナーの山本寛斎さんを驚かせました。 数百個ものビー玉を輪ゴムで止めて染める「絞り」という