障害のある子どもに読書の楽しさを NHKニュース

学習障害などで本を読むのが苦手な子どもたちにも読書の楽しさを知ってもらおうと、さいたま市の図書館で、物語の音声とともに文字や映像が表示されるデジタル図書の貸し出しが始まりました。 このデジタル図書は、さいたま市立中央図書館が、今月から、事前に登録をした人たちを対象に貸し出しを始めました。 ＣＤーＲをパソコンで再生すると、物語が音声で読み上げられるとともに文字も表示され、さらに、その部分に色がつくため、文字の読み書きなどが難しい学習障害の子どもたちでも読書を楽しむことができます。 また、文字の大きさや読み上げる速さ、それに、文字や背景の色を自由に変えることができ、障害の特性に合わせて調節することができます。 文部科学省によりますと、学習障害の可能性のある児童・生徒は全体の４．５％を占めるということで、こうしたデジタル図書の普及で学習支援にもつながると期待されています。 さいたま市立中央図書館

[kzakza]

さいたま市立中央図書館がマルチメディアDAISYの貸出を開始。

[Nean]

“ＣＤーＲをパソコンで再生すると、物語が音声で読み上げられるとともに文字も表示され、さらに、その部分に色がつくため、文字の読み書きなどが難しい学習障害の子どもたちでも読書を楽しむことができます”。