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孤独サラリーマンの日常 職場編 - やんでるサラリーマン
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孤独サラリーマンの日常 職場編 - やんでるサラリーマン
会社の自動ドアを通り抜けると同時に、かばんから社員証を取り出し首にかける。自ら自分が奴隷であると... 会社の自動ドアを通り抜けると同時に、かばんから社員証を取り出し首にかける。自ら自分が奴隷であるという証明を掲げた。 エレベーターの前には行列ができている。楽しそうな顔をしている人は誰もいない。誰もが無表情でエレベーターに乗るのを待っている。誰もここで働くことを楽しんでいない。しかし誰も逃げ出さない。逃げ出した先に何があるか分からないからだ。先に何があるかわからない道より、先に苦難があることが確実な道が人には好まれるらしい。だから、エレベーターの前で奴隷のように行列をつくる。 私も彼らと同じ顔で、行列に並んだ。エレベーターはすぐにやってきた。人だらけの狭いカゴに乗り、自分が作業をするフロアまで昇っていく。生気のない挨拶を交しながら、自分のデスクの前まで辿り着く。今日もここで一日を無為に過ごすのだ。そんなことを思い、業務に取り掛かった。 自分はなぜこんなことをやっているのだろうか? こんなこと