エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
『同時代を生きて』 その2 - とみきち読書日記
瀬戸内 だけど、埴谷さんが亡くなる前、もう亡くなるとわかった頃にうかがったことがあるんです。そ... 瀬戸内 だけど、埴谷さんが亡くなる前、もう亡くなるとわかった頃にうかがったことがあるんです。そのときには元気で、起きあがってきてハラハラするほど話すんですけど、あの世へいく話ばかりするんですよ。だから私、「先生、あの世へいったら百合子さんがいるじゃないですか」って言ったんですよ。百合子さんはもう亡くなってたから。そしたら、「おう、そうだ。百合子さんがいる」って(笑)。急に、えらい元気になっちゃった。「あの世であったら、ぱっと抱きしめて離さないぞ」って。 武田百合子という人は非常に魅力のある人だったらしい。本人も泰淳の死後、『富士日記』(上・中・下)三部作を代表として、非常にいい文章を残している。そして、私のお気に入りは、村松友視の『百合子さんは何色』。(ちくま文庫からも出ているが、両方とも絶版か?)村松は、雑誌「海」の編集者として、『富士』執筆中の泰淳を担当したところからの縁なのである。
2007/06/29 リンク