子供の安全や安心って何? | 日比野拓 NOTE

日比野拓 NOTE 教育施設と保育施設のデザインとコンサル集団「日比野設計+幼児の城」の日常 保育園「KIDSSMILELABO」やレストラン「2343」の最新情報まで 幼児施設の設計を担当していると、良くある質問があります。 『安全性についてはどうされているのですか？』 『園舎が汚れない様な工夫はどうされているのですか？』 私達の答えは簡単です。 園舎の設計だけで、100%安全な園舎なんて出来ません。 柱の角を丸くしたり、ゴムの様なカバーを付ける事をする設計者がいますが、そんな事は子供の本質的な安全には繋がらないし、むしろ偽善的な設計だと思っています。だから私達の設計においては、そうした小さい事はあまり気にしません。 むしろ、子供達は小さな怪我を幼少期に沢山経験すべきであり、一度痛い思いをすれば二度目は怪我をしない様に頭を使うものです。 そして、更には幼稚園や保育園は先生が子供達に怪我を

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大人が大人の都合で考えてしまうのはそうだとして、子どもの都合というか、子どもの側に寄り添って考えてあげられるようにありたい。