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ブックマーク / www.cinra.net (14)

  • 三谷幸喜は北条政子を「悪女」にしなかった?『鎌倉殿の13人』の女性たちを考察する | CINRA

    北条政子と聞いて、どんな人を思い浮かべるだろうか。教科書でも知られる政子は、伊豆国出身の豪族・北条の家に生まれ、源頼朝と結婚し、彼の亡き後には、政治の実権を握ることになる。女性が政治の場で活躍することが容易でなかった時代に、どんなふうに権力の座についたのかという関心も沸くし、数々の悪女としてのエピソードも残っていることから、嫉妬深く、気性の激しい女性といったようなイメージがつきまとっているかもしれない。 NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が始まったときにも、北条政子という人が、徐々にその恐ろしさを表すのではないかと思っていたのだが、どうもこのドラマは政子をそのような視点では描かないようだと思えてきた。 政子(小池栄子)がドラマに初めて登場するのは第1回「大いなる小競り合い」でのこと。伊豆の有力者・伊東祐親(浅野和之)の娘の八重(新垣結衣)との間に勝手に子どもをもうけたことで祐親の怒りを買い

    三谷幸喜は北条政子を「悪女」にしなかった?『鎌倉殿の13人』の女性たちを考察する | CINRA
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    ericca_u 2022/08/09
  • K-POPは誰が踊ってもいい──カバーダンス文化の魅力とは | CINRA

    実は歴史が長い? 日におけるK-POPカバーダンスのカルチャー K-POPはもはや、韓国だけの文化ではなくなりつつある。日国内でも、前回取り上げた『PRODUCE 101 JAPAN』をはじめ(参考:『日プ』で生まれた化学反応。ローカライズ化と、新鮮な男性像)、AbemaTVで配信されたサバイバルリアリティー番組『Popteenカバーガール戦争』や、TWICEらを擁するJYPエンターテイメントによるオーディション番組『Nizi Project』(参考:ITZYや虹プロに見る「私」へのまなざし。K-POP女子グループのいま)といった、K-POPのフォーマットをローカライズしたプログラムがいくつも現れている。もはや韓国の芸能事務所や芸能人が関わっていなくても成り立ちうるほどに、「K-POP」は自立したジャンルとして裾野を広げつつある。 それは企業によるオフィシャルなコンテンツだけでなく、ユ

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    ericca_u 2020/04/14
    あとで読むマン。
  • 八代亜紀が語る、ホステスや罪人の哀しみも支えてきた歌手人生 | CINRA

    “舟唄”“雨の慕情”“愛の終着駅”……ヒット曲を数多く持つ演歌界の大御所が、この数年、新たな音楽ジャンルへの挑戦を続けている。2012年にリリースしたジャズアルバム『夜のアルバム』は世界75か国で配信され、ニューヨークのジャズクラブ「Birdland」でのライブも実現させた。マーティ・フリードマン作曲“MU-JO”ではロックにも挑んだ。今回リリースされる『哀歌-aiuta-』はブルースアルバム。寺岡呼人プロデュースの作は、ブルースの名曲カバーに加え、THE BAWDIES、横山剣、中村中からの楽曲提供を受け、歌手・八代亜紀の心をブルースに注いだ。 人に寄り添い、共に悩み、その声を届ける。八代は、「私は表現者ではなく代弁者」と語る。八代亜紀の音楽には、哀しみの中にある人への眼差しが通底する。だからこそジャンルを越境しようとも、決してジャンルに飲み込まれない温かみを帯びる。終始微笑みながら丁

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  • 清竜人が語る、音楽シーンに足りない批評文化と音楽家の影響力 | CINRA

    平成元年に生まれ、この5月で30歳を迎える清竜人が、令和のスタートと同日にアルバム『REIWA』をリリースした。デビュー以来、作品ごとに大胆な変貌を遂げてきた彼は、時代の節目であるいま、何を思うのか。 自身がプロデューサー兼センターを務めた一夫多アイドルユニット「清 竜人25」、ステージとの垣根をなくして観客も演奏に参加させた「清 竜人TOWN」を経て、ソロとしては約6年ぶりとなった作。そのタイトルからも感じられるとおり、キーワードとなっているのは「時代」だ。 「苦しんでもの作りをするのはダサい」「J-POPをただ音楽として捉えるのは型遅れ」といった、10年の活動を経て変化してきたという音楽との向き合い方から、「批判すら悪みたいな風潮は文化を衰退させる」「ミュージシャンの求心力が下がっている」といった昨今の音楽業界に対する危機感まで、忌憚ない意見を聞かせてもらった。 ミュージシャンが

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    ericca_u 2019/05/16
  • 最果タヒが語る、詩の力。SNS時代における言葉の暴力性に抗う | CINRA

    2月23日から3月24日まで、詩人の最果タヒが、横浜美術館で詩の展示を行っている。『現代詩手帖賞』(2006年)、『中原中也賞』(2008年)、『現代詩花椿賞』(2014年)を受賞し、詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』(2016年)が映画化されるなど、その作品が現代詩に馴染みのない層にもリーチしている。 今回の展示ではデザイナーの佐々木俊がデザインを担い、モビールで吊るされた詩で溢れる部屋を分け入っていくと、言葉を体感するインスタレーションが堪能できる。ジャンル横断的な活動をしてきた彼女ならではの多才ぶりを体現する展示であり、来場者の数だけ詩が生み出される仕組みになっているのも見逃せない。今回の展示について、また彼女の考える言葉の効用などについて話を訊いた。 何かを見つけたときに、たとえば美しいと思ったり、詩だと思ったりするのは、その人のなかにある美しさや詩がきらめくからこそだと思う。

    最果タヒが語る、詩の力。SNS時代における言葉の暴力性に抗う | CINRA
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    ericca_u 2019/03/14
  • 女王蜂アヴちゃん×MIKIKO対談 「人」の力を信じる表現者たち | CINRA

    女王蜂、5枚目のフルアルバム『Q』。このアルバムについて、筆者はバンドのフロントマンであるアヴちゃんにこんな言葉を投げかけてみた。「このアルバムを的確にレビューするとしたら、音の構造を綿密に捉えるか、あるいは、もはや書き手が自分の人生を書くしかないような気がします」。すると、アヴちゃんはこう答えた。「私が読みたいのは後者。それが『Q』に対するアンサーだと思う」。 筆者は職業柄、「書く」という言葉を使ったが、これは「生きる」と言い換えてもいいかもしれない。このアルバムは、このアルバムを聴いた全ての人が、自分の人生を生き抜くことで完成するアルバムだ。 今回、CINRA.NETではPerfumeやBABYMETAL、星野源といったアーティストたちの舞台演出や振り付け、あるいはリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの閉会式で行われたフラッグハンドオーバーセレモニーの、総合演出と演舞振付なども

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  • 型破りな編集者・箕輪厚介が語る、閃き力の鍛え方と新しい働き方 | CINRA

    のエンターテイメント業界の最前線で戦い続ける人物に話を聞く連載『ギョーカイ列伝』。第15弾に登場するのは、幻冬舎の若き編集者・箕輪厚介。 双葉社時代の与沢翼『ネオヒルズジャパン』(2013年)に始まり、見城徹『たった一人の熱狂-仕事人生に効く51の言葉-』(2015年)などを手掛け、2015年に幻冬舎に入社。昨年は堀江貴文『多動力』、佐藤航陽『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』など、ヒット作を連発した。堀江は「売り方まで編集できる編集者」、幻冬舎の社長でもある見城は「編集者の天才」と、彼のことを手放しで絶賛している。 編集以外にも、オンラインサロン「箕輪編集室」の運営、「NewsPicksアカデミア」の立ち上げ、企業のコンサル / プロデュースなど、数多くの仕事をこなし、昨年10月には自らの会社「波の上商店」を設立。さらには、CAMPFIREと幻冬舎の共同出資会社「株式会社エク

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    ericca_u
    ericca_u 2018/03/20
  • 石原さとみ主演『アンナチュラル』 単なる「夢物語」を描かない誠実さ | CINRA

    「女性蔑視」を正面から扱った第3話 いよいよ最終回を迎える金曜ドラマ『アンナチュラル』。最終話に向けて、赤い金魚の謎と連続殺人犯の真相を巡って緊張感の続く展開になっているが、私はいまだ3話のことも考えている。 3話は、ある殺人事件の検察側の証人として出廷した主人公で法医解剖医の三澄ミコト(石原さとみ)が、傷と凶器の矛盾に気づき、今度は弁護側の証人となるという話だった。 その証言の場でミコトは様々な女性差別の視線にさらされる。検察側の証人である解剖実績1万5000件を持つ草野教授からは、ミコトの解剖実績が10分の1だということも加え、「女性だということでちやほやされるんでしょうが、最近は未熟ながらもいっぱしの口をきく女性研究者が増えております」と言われてしまう。また、「白いものも黒くする」という異名をとる烏田検事(吹越満)からは、「責任転嫁は女性の特徴です。自分の確認不足を棚に上げて、すべて

    石原さとみ主演『アンナチュラル』 単なる「夢物語」を描かない誠実さ | CINRA
    ericca_u
    ericca_u 2018/03/16
    “現実よりも女性蔑視が少なく、女性が生きやすい世界をフィクションの中で描いたら、ファンタジー(夢物語や、都合の良いポルノ)になってしまい、不誠実であるという作り手の思いがあったのではないか。”
  • なぜ『逃げ恥』『カルテット』は人気を得た?TBS土井裕泰が語る | CINRA

    のエンターテイメント業界の最前線で戦い続ける人物に話を聞く連載『ギョーカイ列伝』。第10弾に登場するのは、『逃げるは恥だが役に立つ』や『カルテット』など、人気ドラマの演出 / チーフプロデューサー(『カルテット』のみ)を務めたTBSテレビの土井裕泰。 漫画原作を新垣結衣、星野源ら出演で見事テレビドラマに昇華し、「恋ダンス」が社会現象にもなった『逃げ恥』。先の読めないストーリー展開と軽妙な会話が熱狂的なファンを生み、椎名林檎の主題歌を俳優陣が歌うタイトルバックも印象的だった『カルテット』。どちらもSNSなどを通じて爆発的な話題を呼んだが、その成功の要因はどこにあったのか? 1990年代からドラマのディレクターを務め、『愛していると言ってくれ』や『ビューティフルライフ』などのヒット作にも携わってきた土井は、「時代が一周して、ベーシックに立ち返る時期に来ている」と語る。それはテレビ業界のみな

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  • 本の貸し借りができるレモンサワー店へ、ハッカドロップスと突撃 | CINRA

    山口百恵と昭和歌謡とハッカ飴をこよなく愛する「ハッカドロップス」ことマイが、この世でもうひとつ愛しているものは「」。古屋で一度に何冊も大人買いし、気に入った友達にあげるのも趣味だという彼女が、今気になっている場所は、新宿ゴールデン街にある「The OPEN BOOK」だ。 日初のレモンサワー専門店として、今年3月にオープンした「The OPEN BOOK」だが、もうひとつ、大切な顔がある。昭和の文学と文壇の香り、ゴールデン街らしさを今に伝え、残す店だ。店主の田中開は、新宿ゴールデン街をこよなく愛した直木賞作家、故・田中小実昌の孫。店内には、田中小実昌の全著作を筆頭に、彼の蔵書が所狭しと並んでいる。の貸し出しだけでなく、寄贈も受け付けている「The OPEN BOOK」に、ハッカドロップスは選びに選び抜いた3冊を抱えてやってきた。 ホントは図書館にしようと思ったんですけど、図書館

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    ericca_u 2016/07/12
  • 連載『嘘じゃない、フォントの話』(supported by モリサワ) 第3回:フォント職人に聞く フォントができるまで | CINRA

    何気なく見ている文字が出来るまでに、こんなに時間も手間もかかっていたなんて、当に驚きました。そこで、ベテランのフォント職人である市川秀樹さんに、普段どんなことを考えながらフォントを作っているのか、現場での話をお伺いしました。 C:フォントを作るって当に大変ですね! そうですね。1つのフォントができるまでに何年もかかります。こんな風にフォントが作られているなんて、誰も知らないでしょうね。 C:そもそも、市川さんがこの世界に入ったきっかけは何だったのですか? 中学校時代に、私の作ったポスターが入選したんです。それが嬉しくて、その後も文化祭のポスターなども作りました。ある時、ポスターカラーを使って手書きで描いたポスターが、公衆浴場に張り出されたんです。しかも女湯に(笑)。それが、張り終わった後に手元に戻ってきたんですが、文字の部分がドロドロになっていました。ポスターの文字を立体に見えるように

    連載『嘘じゃない、フォントの話』(supported by モリサワ) 第3回:フォント職人に聞く フォントができるまで | CINRA
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    ericca_u 2016/03/07
  • 21世紀の女子解放論 もっともっと、気持ちいい毎日を 第1回 湯山玲子×トミヤマユキコ対談 | CINRA

    欲望は誰にだってあるもの。物欲、名声欲、欲……さらには性に関わる欲望を表明し、実行するのは時に様々な壁が立ちはだかる。相手に引かれたらどうしよう、自分だけの特殊な癖だったらどうしよう……。そんなことを考えるたびに人間関係に思い悩むのは、男女の区別を問わない普遍的な思考回路だ。 今回から始まった連載では、女の欲望解放論を掲げ、これからの女の生き方(ひいては、男の生き方)を考えていく。第1回に登場していただくのは、アグレッシブなライフスタイルが他の追随を許さない著述家でディレクターの湯山玲子さんと、気鋭の漫画研究者にしてパンケーキのエヴァンジェリスト、トミヤマユキコさん。 世代の異なる二人が見る、現代社会の女の生きる道とはいかなるものか? 結婚仕事、そして性欲の解放の話まで、くんずほぐれつ展開するトークから見えてくるものとは! テキスト:島貫泰介 撮影:豊島望 湯山玲子(ゆやま れいこ)

    21世紀の女子解放論 もっともっと、気持ちいい毎日を 第1回 湯山玲子×トミヤマユキコ対談 | CINRA
  • 森川葵が「かわいいが全て」の過食症OLに、映画『おんなのこきらい』新予告編 | CINRA

    2月14日から東京・新宿のシネマカリテで公開される映画『おんなのこきらい』から新たな予告編とポスタービジュアルが公開された。 同作は、音楽映画のコラボ上映イベント『MOOSIC LAB』で、2014年度の準グランプリ、観客賞、最優秀女優賞、男優賞と今年度最多の4部門を受賞した作品。女の価値はかわいいことが全てだと信じる過症のOL・キリコを主人公に、片想いの相手・ユウトとの煮え切らない関係などを描く。 キリコを演じるのは、1月17日公開の主演映画『チョコリエッタ』や、ドラマ『ごめんね青春!』で知られる森川葵。さらに、木口健太、谷啓吾、井上早紀らがキャストに名を連ねている。監督・脚を手掛けたのは26歳の新鋭監督・加藤綾佳。主題歌と劇中歌はふぇのたすが担当している。 公開された予告編には、「お前らと一緒にすんな、ブス」とつぶやくキリコの姿や、大量のスイーツを貪るシーンなどが盛り込まれている

    森川葵が「かわいいが全て」の過食症OLに、映画『おんなのこきらい』新予告編 | CINRA
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    ericca_u 2014/12/11
    微妙なとこだけど、どちらかというと見たい
  • 実写版『ピース オブ ケイク』キャストに多部未華子、綾野剛、監督は田口トモロヲ | CINRA

    2015年秋に全国で公開される映画『ピース オブ ケイク』の監督とキャストが発表された。 『ピース オブ ケイク』は、2003年から2008年まで『FEEL YOUNG』で連載されていたジョージ朝倉による同名漫画の実写版。アルバイト仲間との浮気がばれたことからDV体質の恋人・正樹からふられ、アルバイトも辞めることになった主人公・梅宮志乃が、引越し先の隣人で新しい職場の店長・菅原京志郎を相手に初めて気の恋に落ちたことから展開される恋模様を描く。 恋愛に依存し、流されるままに男性と付き合う志乃役を演じるのは、多部未華子。同棲中の彼女・あかりと志乃の間で揺れる京志郎役を綾野剛が演じる。監督は、『アイデン&ティティ』『色即ぜねれいしょん』を手掛けた田口トモロヲ。脚は、『リンダ リンダ リンダ』『色即ぜねれいしょん』『もらとりあむタマ子』などの脚を手掛ける向井康介が担当する。 多部未華子のコメ

    実写版『ピース オブ ケイク』キャストに多部未華子、綾野剛、監督は田口トモロヲ | CINRA
    ericca_u
    ericca_u 2014/09/23
    !!!!!
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