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あとで読むと本に関するesbeeのブックマーク (168)

  • 真実はひとつ。人はそれにたくさんの名前をつけて語る──『千の顔をもつ英雄』 - HONZ

    果たして、英雄に惹きつけられない人がいるだろうか? といえば、もちろんいるにはいるのだろうが、大抵の場合英雄とは憧れ、理想的な対象として存在している。神話におけるヘラクレス、あるいは仏教におけるブッダ、アーサー王にイエス・キリスト。神話クラスの人間でなくとも数十数百といった年数を語り継がれてきた民間伝承やお伽話には数限りなく人間の弱さを克服し前に進む英雄の姿が描かれている。 個々の作品に対する好悪や、英雄が理想像であるかどうかは人によって様々としても、それらは多くの人間を惹きつけてやまないからこそ生き残り続けてきたのだ。しかしなぜ、どのような理由が人を英雄に惹きつけるのだろう。そこには数式のようにきっちりとしたものではないにしても、普遍コードのような物が存在しているのであろうか。 書『千の顔を持つ英雄』は、スター・ウォーズの生みの親ジョージ・ルーカスがその著作に影響を受けていることを表明

    真実はひとつ。人はそれにたくさんの名前をつけて語る──『千の顔をもつ英雄』 - HONZ
    esbee
    esbee 2016/01/03
    読まないとなと思いながら幾星霜
  • ガルパン・叛逆航路・早川書房 - 基本読書

    はじめに 冬木糸一が一月の間に読んだり観たりやったりした物を振り返るコーナー。 えー近況報告は特にないですね。10月はゲームをいろいろとやってあまりが読めなかったような気がするけれども、11月はそこそこ読んでます。ただゲームもやった(the last of us)。あと今はFate/grand orderが(ソシャゲだけど)面白く、時間を吸い取られている。Fateシリーズという超強力原作を使って、しかも英霊はいくらでも増やせ、集めることに快楽が発生するのであまりにもガチャ形式とマッチングしている。さらには、ゲーム部分の作り込みがかなりいい。 ゲーム部分の面白さを解説しようと思ったけどまあ、そんなこと僕が書いたところで……っていうのはある。毎ターンランダムにカードが割り振られ、それを組み合わせて敵へのダメージとするランダム・カードバトルといってしまえばいいんだけれども、シンプルな画面・ゲー

    ガルパン・叛逆航路・早川書房 - 基本読書
    esbee
    esbee 2015/12/02
    膚の下もポチッてしまった。リアルでも電子でも積ん読をする機械
  • めちゃくちゃ狂ってるが、めちゃくちゃかっこいい!──『冒険歌手 珍・世界最悪の旅』 - 基本読書

    冒険歌手 珍・世界最悪の旅 作者: 峠恵子出版社/メーカー: 山と溪谷社発売日: 2015/09/18メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見るHONZというノンフィクションのレビューサイトに月二回、僕も書かせてもらっている。そのHONZには、たまに朝の7時から「これから読む」を3冊+α持ち寄って「私はこれを読みまっせ、こういう理由で面白そうでっしゃろ」とプレゼンしあう朝会がある。朝7時集合は、いつも9時10時に起きるのが当たり前の僕からすれば厳しいことこの上ないがそれでも各人の読書傾向が読めるなかなかおもしろい機会だ。 このはその中の一人、出版社勤務の塩田さんが持ってきたなのだけれども、まったく常識ではかることのできないクレイジーな(というか体験談というか)で、紹介が始まるやいなやあっという間に話題をさらっていってしまった。その後、何人も読んだようでHON

    めちゃくちゃ狂ってるが、めちゃくちゃかっこいい!──『冒険歌手 珍・世界最悪の旅』 - 基本読書
    esbee
    esbee 2015/11/18
    内容も興味深いがまさかの同時レビューに笑った http://d.hatena.ne.jp/fujipon/touch/20151118/p1#p1
  • これはひどい──『動くものはすべて殺せ――アメリカ兵はベトナムで何をしたか』 - 基本読書

    動くものはすべて殺せ――アメリカ兵はベトナムで何をしたか 作者: ニック・タース,布施由紀子出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2015/10/02メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見るこれはひどいとしか言いようがない。 書はアメリカ兵によるベトナムでの残虐な行いを軍による調査資料と、現地の人々や帰還兵へのインタビューから炙りだした一冊である。もちろん人が殺し合う戦争という極限状況において強姦や無意味な殺戮、拷問といったことが起こることは仕方がないとは言わないまでも「そういうこともあるだろう」と納得する部分もある。 あるが、書の面白さはそのようなある種の前提を悠々と超えて「これはひどい」と思わせる点にある。その上、ベトナム戦争で行われていた残虐行為がこれまではほとんど表沙汰にならなかったのも「これはひどい」と思わせるものだ。『ベトナム戦争が勃発して以来、この扮装を

    これはひどい──『動くものはすべて殺せ――アメリカ兵はベトナムで何をしたか』 - 基本読書
    esbee
    esbee 2015/11/11
    殺害数が評価される、というルールを作ってしまえば人は人を殺せるだけ殺せるものなのだ、という端的な事実として興味深くかつ恐ろしい
  • 史上最悪の悪党になった男──『エンジェルメイカー』 - 基本読書

    エンジェルメイカー (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 作者: ニックハーカウェイ,Nick Harkaway,黒原敏行出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/06/04メディア: 新書この商品を含むブログ (9件) を見る文字を読んでいてここまでの興奮が押し寄せることがあるのかという純粋な驚き。「面白さ」と、そう物語を評するときに人はいう。だが実際には「面白さ」にはさまざまなベクトルがあって100メートル走のように勝った負けたと厳格な判定がくだせるものではない。物語の面白さにビデオ判定は存在しない。だから少なくともここでいえるのは「興奮」に限ったものになるが、間違いなく今年ベストの一品だ。 700ページに渡って物語られていくのは、針の振りきれたキャラクタ達──誰もが自分なりの信念と理念でもってそれを実行することに躊躇わない。宇宙を含めて世界を終わらせようとする男、愛犬と一緒に世界を

    史上最悪の悪党になった男──『エンジェルメイカー』 - 基本読書
    esbee
    esbee 2015/10/19
    ここまでおすすめされると書評読んではならん気がしてしまうので、途中で切り上げた
  • 食に存在する普遍コードを探求せよ──『ペルシア王は「天ぷら」がお好き? 味と語源でたどる食の人類史』 - 基本読書

    ペルシア王は「天ぷら」がお好き? 味と語源でたどるの人類史 作者: ダン・ジュラフスキー,小野木明恵出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/09/17メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見るいやーこれは面白かったな。邦題だけだとペルシア王? 天ぷら? の人類史? と主題がわかりにくいが原題は 『THE LANGUAGE OF FOOD A LINGUIST READS THE MENU』でべるという文化に言語における文法のような一定の法則、ルールは存在するのかといったことを全世界的にわたって追求する一冊になる。 なぜ事の後に甘いものをべたがるのか、なぜ結婚式で祝杯をあげるのかなどなど当たり前のように受容しているの習慣、流れには歴史的な経緯や法則が潜んでいる。たとえばアメリカのディナーの料理の順番は1.サラダ的な何か⇛2.メイン(主菜)⇛3.デザートの

    食に存在する普遍コードを探求せよ──『ペルシア王は「天ぷら」がお好き? 味と語源でたどる食の人類史』 - 基本読書
  • 「大聖堂・製鉄・水車―中世ヨーロッパのテクノロジー」 | Call of History ー歴史の呼び声ー

    ヨーロッパの中世を「暗黒時代」、すなわち「暴力と狂信と無知と停滞の時代」とする見方はすでに否定されている。確かに絶え間なく続く戦争と、キリスト教的世界観の浸透と、ローマ教会の支配が築かれ、ギリシア・ローマ時代の知識が少なからず一時的ながら失われた時代ではあったけれども、後に近代を切り開く土台となる様々な技術のささやかながら着実な革新が繰り返された、ゆっくりと着実な進歩の時代であった。その中世ヨーロッパのテクノロジーとイノベーションはどのようなものであったのか、緩やかな技術革命の千年を振り返る一冊である。 別に中世ヨーロッパが栄光の時代であったとか、産業革命に比肩する技術進歩の時代だったなどと言う訳ではなく、ただただ、後進地であったヨーロッパで中世の千年間で起きていた地道な技術的革新の歩みを描いているに過ぎないが、そこにドラマがあり、面白さがある。ジャレッド・ダイアモンドとかウィリアム・H・

    「大聖堂・製鉄・水車―中世ヨーロッパのテクノロジー」 | Call of History ー歴史の呼び声ー
  • 我々の日々の半分は地球の暗い部分で過ぎる──『失われた夜の歴史』 - 基本読書

    失われた夜の歴史 作者: ロジャー・イーカーチ,樋口幸子,片柳佐智子,三宅真砂子出版社/メーカー: インターシフト発売日: 2015/01/24メディア: 単行この商品を含むブログ (8件) を見るじっくりと考えてみるまでもなくこの世界において夜は──「半分」を占めている。であればこそ、夜を抜きにして語られた歴史来の歴史の半分しか語られていないといえる。書『失われた夜の歴史』は、産業革命以前の「まだ、明かり(主に蝋燭)がそれほど多数に行き渡らず、高価だった時代」の中世ヨーロッパに焦点をあて、夜に人々がどのように生き、どのような行動が起こり、またどのような考えを抱いていたのかを様々な側面、一次資料から徹底的に洗いだした凄まじい力作である。 夜? 昔の人は寝てたんでしょ、と単純に思うかもしれない。もちろん、今とおなじく大半の人は寝ていた。覆しのようのない真っ暗闇の中で。強制的に執行され

    我々の日々の半分は地球の暗い部分で過ぎる──『失われた夜の歴史』 - 基本読書
    esbee
    esbee 2015/09/27
    夜の山中とかを歩くと、闇とはこんな恐ろしいものなのかと思うよな
  • 世界変革の双子──『アルファ/オメガ』 - 基本読書

    アルファ/オメガ (ハヤカワ文庫 SF ヘ 11-1) 作者: フランチェスカヘイグ,水越真麻出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/09/08メディア: 文庫この商品を含むブログを見る書『アルファ/オメガ』はフランチェスカ・ヘイグというオーストラリア生まれで今は英国のチェスター大学で研究員として働く新人作家(ただし元々は詩作や短篇小説で活躍していた)の初長篇作品。英語圏ヤングアダルト領域で雨後のたけのこのごとく出ている世界崩壊後を描いたディストピア物、しかも三部作と不安をあおる内容でありながらその構造も文章もがっちり決まっていて何よりその設定が(かなり無茶ではあるのだが)面白い。なのでまずは設定の話から始めよう。 世界設定について 核戦争で荒廃し文明が弓矢で闘争レベルにまで退化した400年後の地球が舞台──というところまでは「ありきたりすぎるぐらいにありきたり」な世界崩壊後SF

    世界変革の双子──『アルファ/オメガ』 - 基本読書
    esbee
    esbee 2015/09/16
    ツボかもしれん。そういえば士郎正宗の『アップルシード』も世界崩壊後SFだし。この辺だと『新世界より』も同様か。同じような作品群を調べてみたい
  • 一つを極めれば、他は自ずと理解できる『習得への情熱―チェスから武術へ―:上達するための、僕の意識的学習法』 - HONZ

    一つを極めれば、他は自ずと理解できる『習得への情熱―チェスから武術へ―:上達するための、僕の意識的学習法』 趣味でも仕事でもいい。 長く一つのことを継続的に行なっていると、そこで覚えた技術、感覚、発想などがよく似た別の分野や、あるいはまったく異なる場面でも「応用」できることに気がついたことがないだろうか。 自分の例を出せば、長年レビューを書いてきた経験が、職であるWebプログラムの問題解決や、設計思想に影響を与え、逆にプログラムを学んだことがレビューで情報をどのように整理し、展開すべきなのかのヒントにもなることが何度もあった。これまではそうしたショートカットを「ラッキィ」という程度にしか捉えていなかったが、書を読むとそうした「ラッキィ」な状態を意図的に引き起こすことができるのだと理解できるようになった。 書『習得への情熱』は、かつて映画『ボビー・フィッシャーを探して』のモデルとなり、

    一つを極めれば、他は自ずと理解できる『習得への情熱―チェスから武術へ―:上達するための、僕の意識的学習法』 - HONZ
    esbee
    esbee 2015/08/25
    これは読んでみたいが三千円かーと思ってたらAmazon売り切れてた。すげーな
  • 反知性主義1: ホフスタッター『アメリカの反知性主義』 知識人とは何かを切実に考えた名著 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    はじめに 反知性主義をめぐるを3冊読んだので、その話をちょっと書こう。なぜそんなものを読もうと思ったかというと、『現代思想』の「反知性主義特集」に対するアマゾンのレビューがぼくのツイッターでちょっと話題になっていたからだ。 「彼らは反知性主義だ」と規定する知性は知性主義的なのか? ぼくはこの特集を読んでいないし、読むつもりもない。が、このレビューの主張はよくわかると同時に、この特集のスタンスについて疑問が湧いてきた。 というのも、このレビューを信じるなら、この特集での「反知性主義」というのは、「自分とちがう考え」のことらしく(たとえば原発推進とか安部政権評価とか)、そしてそれを「反知性主義」と呼ぶのは、要するに「バーカ」というのをご立派に言い換えているだけらしいからだ。 さて、まずぼくはこの手の言い換えが嫌いだ。ぼくはしばしば、バカをバカとはっきり言うので、性格が悪いとか下品とか言われる

    反知性主義1: ホフスタッター『アメリカの反知性主義』 知識人とは何かを切実に考えた名著 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 【読書感想】女装して、一年間暮らしてみました。☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    女装して、一年間暮らしてみました。 作者: クリスチャン・ザイデル,長谷川 圭出版社/メーカー: サンマーク出版発売日: 2015/04/14メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (10件) を見る Kindle版もあります。 女装して、一年間暮らしてみました。 作者: クリスチャンザイデル出版社/メーカー: サンマーク出版発売日: 2015/05/15メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容紹介 このは、もとテレビ番組・映画プロデューサーとして名をはせた著者が、一年間女装をするという「実験」をして暮らしてみたドキュメンタリーです。 きっかけはなんと、一足のストッキングでした。 「モモヒキは暑すぎるけれど、なにもはかないと風邪をひく」という切実な理由から、デパートでストッキングを買ってはいてみたところ……「女性の世界には、こんなにいいものが

    【読書感想】女装して、一年間暮らしてみました。☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】シェフを「つづける」ということ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    シェフを「つづける」ということ 作者: 井川直子出版社/メーカー: ミシマ社発売日: 2015/02/27メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (6件) を見る 内容紹介 10年で奇跡 30年で伝説 イタリアで修業した15人、その後の「10年」を追う。 2000 年代、シェフになることを夢見てイタリアに渡った若者たちが、不景気とそれぞれの人生の現実に直面し苦闘する10 年を追う、渾身のノンフィクション。 低迷する経済、激変する環境のなかで…。 「継続する」ことの困難と喜び。 働き「つづける」すべての人に贈る一冊! 「はじめた」ひとたちは、 「つづけた」その先をどう生きている? ――西村佳哲(働き方研究家)推薦 ■書に登場するシェフたち 福伸也『C〓 Sento Shinya Fukumoto』(兵庫県・神戸市) 泊 義人『Kitchen Igosso』(中華人民共和国

    【読書感想】シェフを「つづける」ということ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • とんかつQ&A「うわさのズッコケ株式会社」 | ホームページ作成サービス「グーペ」のキャラクターブログ「とんかつ教室」

    ロースおじさんこんにちわ。小学生事情にお詳しいロースおじさんを見込んでお尋ねしますが、子供に読ませた方がいい児童書のオススメはありますでしょうか? 個人的にミヒャエル・エンデの「モモ」は絶対読ませたいんですが、まだ娘が3歳なのでいつ出そうかいつ出そうかとタイミングをうかがっています。この世の誰より子供のことに詳しいおじさんなら、きっといいを教えてくれるはずだと思いメールしました。よろしくお願いします。 那須正幹先生のズッコケ三人組シリーズの中でも屈指の名作、「うわさのズッコケ株式会社」やね。ズッコケ三人組と言えば、稲穂県ミドリ市花山町という架空の日の町を舞台に、小学6年生のハチベエ、ハカセ、モーちゃんの三人組が色々な騒動や事件に巻き込まれる全50作品・累計2300万部も出とる大人気シリーズやけど、中でもこの「株式会社」は無茶苦茶面白いんよね。 話の内容としては、イワシ釣りでにぎわう港に

    とんかつQ&A「うわさのズッコケ株式会社」 | ホームページ作成サービス「グーペ」のキャラクターブログ「とんかつ教室」
  • 超一流のガンマン同士の決闘 : 2chコピペ保存道場

    esbee
    esbee 2015/01/23
    やっぱり野崎まど先生はモノが違う
  • ミステリ「教養」としてのド定番10作+1 - あざなえるなわのごとし

    この手のリストで完璧なものは当然ないわけですが、とまれ乾くるみが入ってたりすると「いや、それは……」となりますがな。 10作の「教養」の中には入れないなぁ……。 教養として、ミステリクラスタでなくても読んでおく方が……というなら、まぁ他にもあるんじゃないかしら、と。 ゴリゴリに格、新格ですが。 そういうまとめ。 【スポンサーリンク】 とはいえ「教養」をどう考えるか、なんですよね。 教養ってよくわからないので「ミステリとして基的」なものと「ミステリでなければならない」もので造ってみました。 主にミステリ黄金期。 ド定番1 モルグ街の殺人/エドガー・アラン・ポー 青空文庫でも読めますが(でも書影が好きじゃないのでこっち)古典中の古典。 もともとポーはミステリと言うジャンルを書こうとしたわけではなくミステリになってしまったわけで、一般小説(漠然としてますが)寄り。 だからこそ「モルグ街の殺

    ミステリ「教養」としてのド定番10作+1 - あざなえるなわのごとし
    esbee
    esbee 2015/01/16
    まあこういうリストはまずはじめに自分のを出すことが偉いから
  • 『はてなーの血肉となった3冊を教えて欲しい』へのコメント

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    『はてなーの血肉となった3冊を教えて欲しい』へのコメント
    esbee
    esbee 2014/12/08
    お正月読書に
  • はてなーの血肉となった3冊を教えて欲しい

    はてなには鋭いなーとか、教養あるなーとか思う人が結構いるんだけど、はてなの人達が今現在の考え方、感じ方に大きく影響を与えたが知りたい。自分がお気に入りに入れている人で、例えば政治分野や哲学分野なんかに対して深い知見を持ってる人がいる。でもその人は法学部出身でも文学部出身でもなく工学部出身みたいで、どういうルートでそこに至ったんだろうと気になったり。別にブコメやトラバで書けるなら何冊でもいいし、自らの血肉となったをよかったら教えてください。読みたいので。 教えを請うだけじゃアレなんで、一応自分の3冊も挙げてみます(お前誰だって思われるだろうけど)。文学オンリーで政治や経済のことがさっぱりわからない。。 ・大江 健三郎 (著)「万延元年のフットボール」(講談社文芸文庫)しつこいぐらいの異化が面白い。文学ってこんなにニヤニヤ出来るものなんだ、と初めて気づいた一冊。 ・ドストエフスキー (著)

    esbee
    esbee 2014/12/08
    選べねえわw/荒俣宏『理科系の文学誌』士郎正宗『攻殻機動隊』山形浩生『新教養主義宣言』サリンジャー『ナイン・ストーリーズ』ターナー『儀礼の過程』ベンヤミン『ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念』
  • 島津戦記・パラフィクション・エボラ - 基本読書

    先月に引き続きコールドスナップ・対談集・未必のマクベス - 基読書 2014年10月も終了致しましたので月報のような形で月を振り返っていこうと思います。10月もいろいろ読みましたけど、フィクションよりもノンフィクションが強かったんじゃないかなと思いながら何を読んだかざっと振り返ってみたら小説もヘビィな物を読んでました。漫画はヴィンランド・サガの新刊やドリフターズの新刊という鉄板すぎる鉄板が出て、浅野いにお氏の新作も出るなど大御所がばんばん新刊を出す素晴らしい月だ。読書とは関係ないものの追加緩和の決定にエボラの拡散と現実も賑わっております。 というわけで冬木月報……に入る前に今読んでいるのはリチャード・ムラーのエネルギー問題入門でこれは面白い。次世代の大統領に向けての授業という体裁なので、君たち、軽挙妄動して国家を彷徨わせてはいけないよとえらく慎重に各種問題を取り上げていってくれます。福島

    島津戦記・パラフィクション・エボラ - 基本読書
    esbee
    esbee 2014/11/05
    『僕のヒーローアカデミア』いいですよね~期待の新星です。
  • 環八イレギュラーズ by 佐伯瑠伽 - 基本読書

    新人第一作、それも特に賞を受賞したわけではないということなので出版経緯が謎だが、新人第一作としては素晴らしい出来。明確に新しく、コンセプトが明瞭で、この時点で物語るスタイルをほぼ確立しており、何より新しいものをやろう、小説でできることをやろうとするパワーがある。文体もキャラクタのノリも展開のスピードも何から何まで新しいが、20億の針を基点とした古典的な枠組みがこうした新しさを抑え調和している。 いくつかの兆候、流行が、どの時代のフィクションにもあると思う。現代においては──ずらずらとあげてもしょうがないから作紹介に沿う3つをピックアップしてみよう。一つは会話や展開それ自体のスピードが速いこと。二つは誰もが当たり前にアニメや漫画を自分たちの文化としていること。三つは、感情に左右されずクールに物事を見据え、自分たちの限界をよく見極めて物事を決定できるキャラクタ、などなどが考えられるのではない

    環八イレギュラーズ by 佐伯瑠伽 - 基本読書