これまで国民に広く流行してきた感染症と、諸外国で見聞きしてきた重症感染症の、ちょうど間の中途半端な位置から始まり、それが徐々に弱毒化し身近なものになってきました。もっともやりにくいのが、現在のような「過渡期」なのかもしれません。流行期間が長いほど過渡期も長くなり、方策を誤れば死者数が増加するという結果が返ってきます。過去の新興感染症の中で全例の無いパターンで、人類にとって非常に付き合いにくいウイルスだと感じます。何より、世論を分断するという「社会的感染症」の顔つきは過去最悪です。そのため、政府だけでなく報道機関の舵取りも問われると思います。
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