開業から3年目を迎えた北海道新幹線に、2018年6月から新たな列車が登場しています。北海道の観光シーズンに合わせて6月23日(土)と30日(土)に運行された、大宮始発の東北・北海道新幹線「はやぶさ101号」新函館北斗行きです。北海道内での滞在時間を延ばすために定期列車よりも早い時刻に到着する設定が特徴です。 【写真】大宮始発「はやぶさ」を告知する駅のポスター 大宮始発の臨時新幹線は2017年から新青森行きとして運行されていますが、北海道新幹線まで乗り入れる列車は今回が初めて。7月5日付の『東京新聞』によると、同紙の取材に対してJR東日本関係者は、大宮始発列車の乗車率は8割以上と好調で、夏休みや大型連休だけでなく今後は閑散期にも拡大していきたいとしています。 JR東日本がなぜここまで力を入れているのかというと、大宮始発の新幹線は単なる多客期の臨時列車ではなく、航空機に対抗するための戦略的な位