音だけだから、記憶に寄り添える。100年以上働いた炭鉱電車に、Seihoは何を残したのか2020.06.25 20:005,818 ヤマダユウス型 福岡県大牟田市にある三井化学大牟田工場では、原材料の搬入に三井化学専用線(旧三池炭鉱専用鉄道)を使用してきました。工場に関連する専用鉄道は世界にも数多くありますが、この三井化学専用線は2020年5月に廃止となりました。 1909年に電車が走り出してから100年以上に渡ってはたらいてきた炭鉱電車。その別れを未来へのレガシーとして活用しようと企画されたのが、「ありがとう 炭鉱電車プロジェクト」です。炭鉱電車という呼び方は、地元の人たちが使う愛称なんだとか。 実際的なプロジェクトとしては、思い出エピソードの募集や映像化、ラストランイベントなどがあるのですが、このうち珍しいのが「音の資産」を記録するというもの。炭鉱電車の音をASMR音源としてアーカイブ