「ガンダム Gのレコンギスタ」を語る富野由悠季総監督[映画.com ニュース] 「機動戦士ガンダム」を生み出した富野由悠季総監督にとって、「ガンダム Gのレコンギスタ」(以下「G-レコ」)は、1999年の「∀ガンダム」以来、約15年ぶりに手がける「ガンダム」テレビ新シリーズとなる。「今考えると、『∀ガンダム』は今まですべてのガンダムを総括した作品であって、次にいくようなものではなかった。そこが嫌だったんです」と振り返る。それを踏まえた本作のキーワードは「脱ガンダム」だったという。「『ガンダム』で止まっているような大人は見なくていいんです。『G-レコ』を見た子どもたちが大人になった時、『ガンダム』に疑問を持ってくれればいい」と従来の「ガンダム」ファンを戸惑わせるようなコメントを発するが、それは裏を返せば、本作に対する自信の表れでもある。 本作の舞台は、これまで富野総監督が描いてきた宇宙世紀の
富野由悠季さんは若い。 いえ別に、ピンクの水玉シャツを着こなしているから若いというわけでなく(それもありますが)、新作「ガンダム Gのレコンギスタ」を見て、そしてお話を聞いてつくづくそう思った次第です。10月から半年間の予定で始まるテレビ放送に先駆け、1~3話をつないだ劇場用「特別先行版」が8月23日から公開されます。制作するサンライズ第1スタジオで見せていただいたのはテレビ版1話に当たる部分。富野さんいわく「明るく楽しくビビッドに」。1979年から続くシリーズの生みの親が、新たなガンダムワールドの幕を開けます。 巻頭、大気圏ギリギリあたりの高度に「謎のモビルスーツ」として主役メカ「G-セルフ」が登場。逃げるG-セルフを二つの勢力のモビルスーツ(MS)が奪い合うアクションシーンからスタートします。二つの勢力はそれぞれ、G-セルフの機体と、脱出した女性パイロット(ラライヤ)を手に入れ、そこで
※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 『ガンダム Gのレコンギスタ』は『機動戦士ガンダム』誕生35周年記念で制作されたガンダムシリーズの集大成的作品で、宇宙世紀(U.C.)後のリギルド・センチュリー(R.C.)が描かれる。 テレビアニメとしては、『OVERMAN キングゲイナー』から12年ぶりのTVシリーズ総監督作品となる富野由悠季に最新作への狙い、後世に託す思いを聞いた。 ※2014年8月23日(土)より2週間限定公開で、第1話から第3話の『ガンダム Gのレコンギスタ 特別先行版』が全国13館でイベント上映(配給: 東宝映像事業部)。 以前は、もっとアニメを気軽に作れていた。 ――タイトルは、『G(ジー)のレコンギスタ』なのか『G(ガンダム)のレコンギスタ』、どちらでしょ
聞き手に株式会社KADOKAWAの井上伸一郎氏を迎え、新たに連載を開始した「クリエイターズVOICE」。「アニメビジエンス本誌」に誌面スペースの関係でカットされた内容を掲載しています。本誌の連載と合わせてお楽しみください。 急逝された浜野保樹氏の意を継ぎ、担い手も新たにお届けする「クリエイターズFILE」改め、「クリエイターズVOICE」。その第一弾にふさわしい、『機動戦士ガンダム』シリーズの生みの親、アニメ監督・富野由悠季氏のルーツと今後についてお話を伺った。 ——ルーツがテーマなのでここからスタートします。ご出身の小田原とともに江東区大島(※1)も富野さんにとっての原風景で、都市計画によって人工的に造られた町として『ガンダム』の元になったということを、これだけ長く付き合っていて初めて知りました。 富野由悠季(以下、富野):ほとんど話してないですからね。僕自身、いわゆるホームタウン、
富野由悠季監督は、『機動戦士ガンダム』などで監督した日本有名なアニメーション監督です。インターネットでは、よく「富野の絵が下手」「いや上手いだろう」「画力はあまりない」「充分あるだろう」などの論争が聞こえます。 そもそも、富野監督は画家でもアニメーターでも漫画家でもありませんので、絵の上手下手は作るアニメの面白さと直接な関連を持っていないはずです。それでも、アニメーションは、絵に依存する媒体ならば、当然こんな議論が起きるのも頷くものです。 ただ、その場合でも、「アニメーター(の画力)を基準にする」のと、「一般人を基準にする」などで語ると、その結論が大きく異なりますので、一概とは論じることができない面倒な話題です。 そういうことを踏まえて、今日は皆さんに対して、富野由悠季監督がいろんな領域に描いた絵を20枚ほど紹介したいと思います。単純の絵の上手下手に関しては、こちらが議論せず、ひたすら絵を
「機動戦士ガンダム」が1979年のテレビシリーズ放映開始から35周年を迎えるのを記念し、バンダイナムコホールディングス、創通、サンライズは3月20日、「機動戦士ガンダム35周年プロジェクト」を発表した。今秋公開予定のシリーズ最新作「ガンダム Gのレコンギスタ」を手がける富野由悠季監督は「ユニコーンやORIGINのファンとは違う、あなた方が育てているお子たちにみせていただきたい」などと新作の狙いを語っている。 アニバーサリーイヤーの皮切りとなる作品は「機動戦士ガンダムUC」の完結編となるepisode 7「虹の彼方に」。5月17日にイベントと有料配信(上映館でBlu-ray Disc先行販売)で公開し、BD&DVDは6月6日に発売する。 目玉となる「ガンダム Gのレコンギスタ」(GUNDAM Reconguista in G)は、ガンダムシリーズを手がけてきた富野監督が総監督を最新作。宇宙世
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これは、アニメ「機動戦士ガンダム」の原作者/総監督として知られる富野さんや米エミー賞を獲得した堀裕治さんなど多くのクリエーターが所属するプロデューサー集団・株式会社飍(※3つの"風"で構成された漢字、読み:オオカゼノオコルサマ)によるもの。 同社は、今回新たに、「アバター」「アイアンマン」「Xメン」「パシフィック・リム」などのハリウッド作品に特殊スーツや特殊メイクを提供している米ロサンゼルスのSFXスタジオ・Legacy Effects社と業務提携し、「日本の漫画やアニメを原作とした映画作品をハリウッドから世界市場へ送り出す」ことを目的とした共同事業を始めるが、その提携作品の第1弾を富野さんが発表するという。 察するに、"富野さんが関わったアニメ作品いずれかのハリウッド実写映画化"という内容である可能性が高いが、詳細は会見で明らかになる。
デジタル衛星放送「スカパー!」は、俳優・堺 雅人氏を起用したブランドCM「ココロ動かす」シリーズ第3弾となる「ココロ動かすアニメ篇」の放送を、本日10月18日(金)より一部地域を除き全国で開始した。 「ココロ動かす」シリーズは、毎回『ココロを動かすこと』をテーマにコンテンツの作り手にフォーカスを当て、ココロが動くことの素晴らしさ、ココロを動かすために作り手は心血を注いでコンテンツを作っていることを、昨年9月よりブランドキャラクターを務める堺氏の語りで紹介。シリーズを通じて、スカパー!のコンテンツに対する想い、様々なジャンルの番組を提供するスカパー!の魅力を伝えるというもの。 シリーズ第3弾では共演者として、『機動戦士ガンダム』の生みの親である富野由悠季監督が出演。日本のテレビアニメの草創期から作品づくりに携わり、数多くの人気作を世に送り出してきた富野監督のアニメーションに対する想いを堺氏が
8月28日に発売を控えた『機動戦士ガンダム Blu-rayメモリアルボックス』記念として、映像特典の「BIG4スペシャルインタビュー」が、8月16日、17日、18日の3夜連続で無料ライブ配信されることが決定した。 「BIG4スペシャルインタビュー」は、総監督の富野由悠季、キャラクター・デザインの安彦良和、メカニカル・デザインの大河原邦男、美術設定の中村光毅と1979年~1980年に放映されたTVアニメ『機動戦士ガンダム』を作り上げた中心人物たちが、当時を振り返る貴重なインタビュー。2010年7月に発売された『機動戦士ガンダム30周年ドキュメンタリー メモリアルボックス』収録の30周年記念時のインタビューであり、今回のBlu-rayボックスにも再収録されている。 無料ライブ配信は、バンダイチャンネル「みんなでストリーム」および「ガンダムインフォ」にて8月16日、17日、18日の3日間にわたっ
今年4月19日で一周年を迎えた東京・台場のダイバーシティ東京プラザ「ガンダムフロント東京」では、現在一周年記念としてさまざまなテーマで「企画展リレー」が行われている。現在開催されている企画展は『機動戦士ガンダム』放映当時より、キャラクターデザインおよび作画ディレクターを務めている、安彦良和氏をフォーカスした「アニメーター安彦良和展」。この一環として12日に「安彦良和×板野一郎×氷川竜介」トークショーが行われた。 監督と並んで過酷な製作現場の屋台骨を支えてきた安彦氏が、今だから言えるぶっちゃけトーク満載で当時を語る! 本記事ではその内容をできるだけお伝えしたい。 製作現場がホワイトベースだとするならば、安彦良和はガンダムだった 壇上に現れた3人。進行役でもあるアニメ評論家の氷川氏、主役である安彦氏、そして『ガンダム』の制作現場に動画マン(途中で原画へ)として参加し、安彦氏を師と仰ぐ板野氏が並
「東京国際アニメフェア2013」の中でテレビアニメ「OVERMAN キングゲイナー」が放送10周年を迎えたことを記念するイベント「キングゲイナー祭 エクソダス、するかい?」が開催されました。 イベントには富野由悠季監督、シリーズ構成を担当した大河内一楼さん、メカデザイン担当の安田朗さん、アニメーションディレクターの吉田健一さんが登壇。アニメ評論家・藤津亮太さんの司会のもと、企画始動に関する話から、作品の注目ポイント、企画に関わったことで自分の中で変わったことなどについてのトークを行いました。 OVERMAN キングゲイナー|BDメモリアルBOX発売決定!! 2013.3.22 ON SALE!! http://www.king-gainer.net/ イベントはオープニングテーマを担当した福山芳樹さんのメッセージからスタート 開始前にはこういったイベントでお約束となっている撮影・録音禁止の
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最近、あちこちで「映像の原則が~」という声が聞こえています。映像の原則というのは、富野由悠季監督が書いた映像技術指南書のタイトルでもありますが、実際、映像の原則は「あらゆる動く映像の持っている共通な原則」ということを意味し、富野監督の著作もそれについての解説本です。 映像の原則を使って作家の演出論を語る記事、あるいは映像の原則の正しさについて語る記事は、ネット上ではすでにいくつか存在していますけど、ここではあえてそれらを紹介せず、フィルム(=作品)に戻って映像の原則で語られている「上手・下手」を語りたいと思います。 まず、上手・下手の説明について、簡単に引用から始めたいと思います。 ※単純化するために、左右の要素だけに絞っています。 ※これらはあくまで原則のイメージであって、状況や流れによって使い分けられますし、例外もあります。 上手・下手(右と左のちがい)については、メディア(映像・演劇
「機動戦士ガンダム」の監督として知られる富野由悠季さんが10月27日、「東京コンテンツマーケット2008」(独立行政法人・中小企業基盤整備機構関東支部主催)のトークセッションに登場し、「プロフェッショナル・クリエイターの条件」というタイトルで自らの“プロ論”を披露した。 「自分流の言葉づかいしかできなくて本当に申しわけない」と言いながら、集まったクリエイターに刺激的な言葉を投げかける富野さん。セッションは、コンテンツ関連のコンサルティングを手がけるQPRの清田智社長との対談形式だったが、事実上富野さんの独演会だった。 「コンテンツ」という言葉はおかしい セッションのタイトルは「プロフェッショナル・クリエイターの条件」ですが、これは無理やりつけたタイトル。ここにいる人(コンテンツマーケットの出展者など)はプロクリエイターの条件を満たしてますから。ぼくみたいなロボットアニメの専門家がぐだぐだ言
EARTHLING 2011 - 地球人大演説会 Think the Earth | EARTHLING 2011 地球人大演説会 | 日時:2011年7月30日(土)、31日(日) 開場:9:15 開会:10:00 場所:慶應義塾大学 日吉キャンパス 協生館 藤原洋記念ホール 主催 : Think the Earthプロジェクト + イベント実行委員会 共催 : 慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科/メディアデザイン(KMD)研究科 で、7月30日土曜日、日本時間18時20分頃から、我が敬愛する富野由悠季(主にガンダムとかバイストン・ウェルなどのアニメや小説や詩を作ってる人)が出た。 んで、その講演会は3月の東日本大震災がなければ4月に開催されたはずなので、チケットは買ったのだが地震で中止になり、私も転居したために、USTREAM配信で見た。 それはいいと思
富野監督が描いた宇宙エレベーターのイメージ図。各中継点間は最大1000kmもあり、監督曰く、「らせん構造は、肉眼ではとても確認できないだろう」とのこと 富野監督、宇宙エレベーター学会に登壇 2010年12月11日と12日の2日間、東京・水道橋の日本大学法学部ホールにて、「第三回 宇宙エレベーター学会 JpSEC 2010」が開催された。 これは国内の宇宙エレベーター研究者らが集い、最新状況や宇宙進出後の有人活動に関する研究発表、そして宇宙エレベーター協会(JSEA)の活動報告などを行なうもの。 初日の最終プログラムとして行なわれたパネルディスカッション「宇宙エレベーターが切り開く未来」には、『機動戦士ガンダム』でおなじみの富野由悠季監督が登場。手描きのイメージイラストを持参しての参加で会場を沸かせた。 自筆の宇宙エレベーター図が登場 パネルディスカッションには富野監督のほか、朝日新聞社科学
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