神奈川県海老名市の市立中央図書館が10月1日、リニューアルオープンする。レンタル大手・ツタヤを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が指定管理者の一員となる「ツタヤ図書館」。CCCが運営に関わる図書館は佐賀県武雄市に続いて全国2例目となる。武雄では選書の不透明さが問題になったことから、新たに購入する本を市が事前にチェックした。 海老名市によると、中央図書館は延べ床面積約3600平方メートル。4階建ての建物を改装し、1階にコーヒーチェーン・スターバックスが入るほか、新刊本購入コーナーもある。CCCと図書館流通センターによる共同事業体が運営する。 武雄市図書館では中古本を蔵書として購入したことから、「ツタヤの在庫本の押しつけでは」などと批判が上がった。このため、海老名市でもリニューアルを機に追加購入する約7千冊について、市議会で懸念の声が上がっていた。市側は「基準に合った図書か精