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ブックマーク / ukmedia.exblog.jp (9)

  • アマゾンが書評情報の共有サイト「グッドリーズ」を買収 サイトCEOはどう見たか | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    書評共有サイト「グッドリーズ」のウェブサイト 米アマゾンが、28日、書評共有サイト「Goodreads(グッドリーズ)」を買収すると発表した。買収手続きは4月以降に開始される予定。買収金額などは公表されていない。 グッドリーズは利用者同士が読んだについての感想や書評を共有するソーシャル・ネットワーク・サービス。著者(登録者6万8000人以上)が自分のを紹介したり、読者と結びつく場としても利用されている。 2007年、好きのオーティス・チャンドラー氏が、自分だったら「友人に勧められてを選ぶ」ことに気づき、利用者同士が情報を交換できるサイトをと一緒に立ち上げた。 サイトによると、現在米国人を中心として1600万人が利用。3万のブッククラブ(書評しあうサークル)がある。2300万を超える書評が書かれ、登録されているは5億2500万冊に上る。 アマゾンはウェブサイト上に利用者によ

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  • 映画「ハリー・ポッター」はどうやって作られた? 英スタジオ・ツアー | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    世界中にファンを持つ、英作家JKローリングが書いたファンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズ。 今年3月、英国に「ザ・メイキング・オブ・ハリー・ポッター」という博物館ができた。ここには実際の映画撮影で使われた衣装や小道具がたくさん置かれている。ハリー・ポッターのファンばかりか、を読んでいない人、映画も見ていない人にも「楽しめる内容になっている」―という話を実際に行った人から聞いた。 博物館には、(配給会社の)「ワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ツアー・ロンドン」 http://www.wbstudiotour.co.uk/ という名前も付いている(以下、「スタジオ」と呼ぶ)。 先日、このツアーに参加してみた。まず、ロンドン・ユーストン駅からワトフォード・ジャンクション駅まで電車に乗る。約20分ほど。そこからシャトルバス(片道1・20ポンド=150円ぐらい)でスタジオへ。 バスの中では、ス

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    feel
    feel 2012/09/01
  • アマゾンのキンドル・ディレクト・パブリッシングの話 その2 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    間があいてしまったが、先月中旬に開催された、ロンドン・ブック・フェアーで聞いた、アマゾン・キンドルでの電子書籍・自己出版の話を続けたい。 16日に開かれた、「キンドル・ディレクト・パブリッシング(KDP)」についてのセミナーに出てみた。以前から、アマゾンでの電子書籍の自己出版について、大いなる興味と期待を抱いてきた。 新聞記事などではよい話ばかりなのだが、このセミナーに出てみて、がっかりはしなかったが、更なる疑問がどんどん出てきてしまった。 まず、説明に立ったのは、KDP部門のアティフ・ラフィク氏である。この部門の担当者で、普段は米国勤務だ。 ラフィク氏の説明によると、KDPでは複数の言語(英語ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語など)で出版できる。そして、キンドルでの出版とは、PC,タブレット、そしてキンドルなど、様々な端末で読める形になる。 作り方はとても簡単で、まず原稿を先

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  • ロンドン・ブック・フェアでの話 ―英アマゾンで自費出版・ベストセラーを出した作家に聞いてみた | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    4月16日―18日、ロンドン・ブック・フェア(http://www.londonbookfair.co.uk/)が開催され、世界各国の出版関係者が集まった。3日間で、私が行けたのは16日だけだったのだけれども、様々な思いがけない出会いがあった。 まず、 自分にとっては数年ぶりに訪れたフェアは、かなり活況があるように見受けられた。特集として中国の書籍や作家に焦点をあてていたのだけれども、中国政府が認可した作品ばかりの紹介だったことで、一部で批判が出たようだ。 中国以外に目立ったのは、やはり、何といっても電子書籍の話である。たくさん関連のセミナーがあったのだけれど、アマゾンのブースにいた、アルバイトみたいな若者の話を聞いてみると、彼自身が自費出版した作家であると知って、驚いた。それも、30万部以上を売っていて、英国のアマゾンサイトのベストセラー(昨年発売の処女作「LOCKED IN」ほか)を生

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  • マードック帝国の激震 ④ -盗聴事件を通して見える、パワーエリートたちの傲慢さ | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    マードック父子(ルパートとジェームズ)が、廃刊となった日曜大衆紙ニューズ・オブ・ザ・ワールド(NOW)をめぐるいわゆる「電話盗聴事件」について、下院の文化・メディア・スポーツ委員会で証言を行ってから、2-3日が過ぎた。 「メディア王」の父ルパートが米国に帰国してしたこともあって、ここ2-3週間続いてきた、盗聴事件に関する過熱報道は一つの山を越えた感がある。今日21日付の高級紙各紙は、まだこの事件をトップにしたが、明日からは、1面から消えるかあるいは小さく出ることになる感じがする。ユーロの危機やソマリアの餓死する子供たちの話など、大きく扱うべきトピックはまだたくさんあるのだ。 警視庁やNOWの幹部がどこまで何を知っていたのか、誰が当に責任を取るべきなのか、どうして英国のメディアがこんな手法を使ってまで紙面を作らなければならないのかなど、これからも捜査・調査・議論は続くだろう。 19日、マー

    マードック帝国の激震 ④ -盗聴事件を通して見える、パワーエリートたちの傲慢さ | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    feel
    feel 2011/07/22
  • 英国の電子書籍購入者は全体から見ると、まだ少ない | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    アマゾン・キンドルを購入してから数ヶ月が経った。ある原稿を書くために必要となった(新刊)が電子書籍のみの販売で(仕方なく)、エイヤっと思ってキンドルを買った。PCにキンドルのソフトをダウンロードしたので、PCでも読めたのだけれども、とりあえず。 その後、ノン・フィクションの新刊を一冊買い、あまり面白くないので読むのをやめた。今は長い小説(紙だと800ページを超える)を楽しんで読んでいる。今日、取材に出かけたときにかばんに入れると、軽くてよく、早めにアポイント場所についてしまったので、続きを読んでいた。紙のだったら、持って歩けなかっただろう。 キンドル版は普通にアマゾンで買うよりもの価格がやや安いこともあって、これからも少しずつ買いそうである。目が疲れにくいというのもうれしい。もちろん、字をでかくできることも。キンドルは自分の英国アマゾンの口座に直結しているので、例えばほかの国のアマゾ

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  • 出版社対著者+エージェントのバトル(+印税報告) | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    電子書籍(イーブック)とこれまでの紙での書籍の出版の権利をどうするかで、米英出版社と著者側(及び著者のエージェントたち)がもめている。 「ブックセラー」というサイトによると(8月2日付)、英出版社ブルームズベリー(ハリーポッターシリーズなどで著名)の幹部が、社内メールの中で、紙での書籍の出版権利と電子書籍としての出版権利(デジタル・ライツ)は切り離すべきではない、と書いていた。(ここでは、「フロントリスト」と呼ばれる新刊ではなく、「バックリスト」、つまりすでに出版済みのを対象としている。) ペンギンブックスのトップも、紙での出版権と同様にデジタル・ライツをもてないは「拒絶する」と述べており、経営陣がこれに賛同したという。 先に、米国人のエージェント、アンドリュー・ワイリー氏が出版業に乗り出し、アマゾン・キンドルで20タイトルのを電子出版する出版社「オデッセー・エディションズ」を立ち上

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  • 英国で、電子書籍の印税を巡る戦い | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    の書籍の印税は10%・・ということを、佐々木俊尚さんのツイッターか「電子書籍の衝撃」のどちらかで目にした。 英国(米国も?)は著者取り分が50%だそうである。これを聞いて、私は非常に驚いた。例えば日語と英語を書いた場合、日語では当にせっせと大量に売らないと、なかなかまとまった収入は期待できない。英語だと半分なのだから、非常に効率が良い稼ぎ方になるだろうーあくまでも仮定の話だが。(追記:8月7日:著者取り分や印税の話は、ここで言うほど単純比較できるものではないことが、コメントを残してくださった方のご指摘で分かってきました。まず①日海外では印税計算に掛かる母数が違う。日の場合「印刷」部数×定価×著者印税率だが、海外の場合「実売」部数×定価×著者印税率、となるのが主流②比較の対象が違うのではないか③例えば卸値をベースにして計算すると、日とほぼ同じとなる可能性がある、④個々の

    英国で、電子書籍の印税を巡る戦い | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 電子書籍を考える+落ち込みが激しい、英新聞 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    (大分、間が開いてしまい、恐縮である。) 電子書籍の話が日でずいぶんと盛り上がっているようだ。いろいろ、出版社のほうでも(大手は)どうやって利益を上げるかなどで苦しんでいる(?)ようだが、読み手としては「早く、さっさと、どんどんととりあえずやってほしい」、と思ってしまう。アイパッド用とか、キンドル用とか、リッチコンテンツにするとか、あるいはフォーマットがどうだとか、すごく乱暴な言い方かもしれないが、「どちらでもいいから、早く」という思いが強い。 もちろん、すでに電子書籍はどんどん出ている途中であるけれども、自分が買いたいようながなぜか入っていないのだ。そう思う方は、結構多いのではないだろうか。普通のが(アマゾンで買えるような、普通の)、「常にPDFでも、即ダウンロードできる」のがデフォールトになって欲しいものである。これはそんなに難しいことなのだろうか?無料にして欲しい、なんて言わ

    電子書籍を考える+落ち込みが激しい、英新聞 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
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