ドイツの漁業環境の放射能汚染観測を担当しているチューネン研究所はこのほど、日本の福島第一原発から漏洩した放射能は魚類などの海洋生物に長期的な汚染をもたらさないと発表しました。 この研究所は日本が発表したデータに基づき、「福島原発の放射性物質はここ数日目に見える変化がない」と分析しました。また、研究所は「福島原発から排出された冷却水、及び大気の流動につれて太平洋海域に流された放射性物質は海水に希釈され、検出できなくなるだろう」としています。(翻訳:Katsu チェック:吉田) 国際・交流へ
南京市にある南京大虐殺殉難同胞記念館は8日から、2万5000点の証拠物のデジタル化処理を始めました。同記念館には14万点余りの所蔵物がありますが、そのうちの2万5000点は旧日本軍が南京大虐殺で犯した罪を証明する有力な証拠となっています。 朱成山館長によりますと、整理するため、3月8日からボランティアらによって、証拠物件の名称、採集日時、場所、評価などを確認した上でデジタル化処理を始めました。4月末に作業は終了する見込みです。(閣、村田)
座談会中の湯会長 中日共同歴史研究の段階的成果をめぐる座談会が2日、中国中日関係史学会によって、北京の中国社会科学院で行われました。席上、中国日本史学会の湯重南会長が、「両国の民間組織による共同研究があったが、政府の呼びかけで両国の歴史に関する研究が行われたのは、これが初めてだ」、と今回の共同研究の意義を評価しました。 当会長によりますと、中日共同歴史研究は、2006年12月から始まり、中日両国から専門家10人ずつが集まり、『7世紀東アジア国際秩序と歴史特質の比較』、『中国人と日本人の相互認識』、『中日政治社会構造の比較』など、16つのテーマについて調査を行い、討論を重ねました。2010年1月には、段階的な成果として、古代史に関する論文6本、近・現代史に関する論文7本が発表されました。 日中戦争の性格については、日中両国の学者が、1931年に始まり1945年まで行われた日中戦争が日本の侵略
旧日本軍による南京大虐殺があった12月13日を前に、日本の僧侶、大東仁(だいとう・さとし)氏は12日、南京大虐殺記念館に新たに16点の歴史資料を寄贈しました。 これらの資料には、旧日本軍が発行した南京の戦争遺跡を紹介するパンフレットや中国人犠牲者の写真、日本の従軍記者の記事を掲載している新聞などがあり、全て原本だということです。 大東仁氏は、これまでに南京大虐殺記念館に1000点余りの資料を寄贈しています。大東氏は「いろいろな困難を克服して資料を集め、記念館に贈ってきたが、それは日本が起こした侵略戦争を反省するためである。資料を通じて本当の歴史を知ってもらい、過去を反省し、日中友好と世界の平和を推進していきたい」と述べました。(鵬)
EU欧州連合の議長国・スウェーデンは17日、議長国声明を発表し、緊急人道物資や救援者がスムーズにこの地区に入れるようにするため、ガザ地区の通路を即時無条件で開放するようイスラエル側を促しました。 声明は「2007年からイスラエルがガザ地区の道路を長期的に閉鎖し始め、地元の経済に壊滅的打撃をもたらした。現在、特に水道の水質の悪化が心配される」としています。 EUはまた、あらゆる暴力行為を中止するよう呼びかけると同時に、イスラエルの合法的な防衛の権利をも認めています。(翻訳:huangjing)
国連のピレー人権高等弁務官は29日、ジュネーブで開かれた国連人権理事会の会議で「ガザ地区の人道情勢は悪化しつつある」と述べました。 ピレー人権高等弁務官は、「イスラエルは昨年冬に入ってから、ガザ地区に対し猛烈な軍事活動を行い、イスラエル軍隊もイスラム原理主義組織ハマス軍も、現地の住民の人権を侵害し、国際法を犯している。イスラエルのこの地区に対する経済封鎖はまだ続いていて、これは、人道情勢を悪化させている」と述べました。(万、丹羽)
映画「ジョン・ラーベ」製作の華誼兄弟映画投資会社は3月31日、日本では、上映できなくなったことを明らかにしました。 「ジョン・ラーベ」は、日本軍が南京で犯した大罪に触れています。華誼兄弟映画投資会社は、「『ジョン・ラーベ』はすでに、ドイツと中国で上映が決まった。また、ベルギー、フランス、イタリア、スペインなどでも11月前に上映すると決めている。しかし、日本は上映を拒否している。製作者は日本市場をやむを得ず放棄した」と述べました。 映画の中で、戦犯を演じる俳優の香川照之さんは日本で世論に批判されています。香川照之さんは、「このこと(南京大虐殺)を認めるのは日本人にとって難しいことだ。この役は多くの人に批判されているが、しかし、このような事件を経歴したことは意義のあるものだ」と述べました。(翻訳:玉華 チェック:吉田)
Q 歩さんはどのように「歴史問題」を見ていますか。この問題を議論する時の中日の違いは? A 「歴史問題」を語る時、私は三つの必要不可欠な視点があると思います。 まずは政治的な視点。これは単純なことです。つまり、日本が中国を相手取った戦争が侵略戦争だったかどうかに対する認識です。中日国交正常化の時、日本はこの点をすでに公文書で確認しました。 しかし、一部の政治家はなかなかこうした認識を認めようとせず、時々、問題発言をして中国国内の世論に刺激を与えます。たしかに、これは「一部の人の言動に過ぎない」ですが、彼らの政治的な影響力を問題として指摘する必要があります。 二つ目は国民感情の視点。これはたいへん複雑な問題です。国民の歴史を見る目は、感情的で、感性に満ちています。どこの国民もどうしても自らの戦争体験がメインで、相手への理解が十分ではありません。 例えば、日本人が戦争を語る時は、戦争で嘗め尽く
14日付の日本の「朝日新聞」によりますと、日本の民間人が収蔵していた日本軍兵士が中国人兵士や民間人を生き埋めにした南京大虐殺の写真が公開されたということです。中国で広く知られている一連の写真は、この場面を違う角度で撮ったものだと分かりました。これで、一部の日本人が中国の写真は合成のものだとする主張は否認されました。 この報道によりますと、中国の国民政府が1938年7月に出版した「日本侵略軍の暴行実録」に「生き埋め」と題する一枚の写真が掲載されていました。これには、穴にうずくまる中国人と、穴の周りに立って見ている日本兵士が写っていました。この写真は、南京大虐殺で犯した日本軍の暴行の証明として広く使われています。しかし、撮影した詳しい時間や場所が表示されていないため、「これは、中国が抗日戦争宣伝用に合成したものだ」と、一部の日本人が主張しています。 日本の写真の持ち主、78歳の吉本映三さんは、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く