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ブックマーク / www.yhlee.org (8)

  • 社労士 李怜香の多事多端な日常 - 公共の敵

    _ [社会]公共の敵『公共の敵』というタイトルの韓国映画があるのだが、今回は映画の話ではない。 10年前に書いた記事の引用から。 オウム真理教(現アレフ)の信者が、転入先で地域住民の移転反対運動にあい、住民票の受理を拒否される、という事件が続いたころも、わたしは完全に信者側にたってことの推移を見ていた。地域住民から強い不信感、不安感が表明されれば、法の保護は、もう彼らには与えられないのだ。現段階では、裁判に信者側が勝っている地域もあるので、法の保護は期待できない、というわけでもないのだが、そのころは、そのニュースを見るたびに、恐怖でいっぱいになった。アレフ信者が怖いのではなく、地域住民が怖かったのである。 ところが、夫を含めて、わたしの周りのちゃんとした見識を持っていると思っていた人たちが、だれも口をそろえて「理屈はそうだろうけど、実際にオウムが近くに越してきたら怖いよ。住民の対応は無理も

    felis_azuri
    felis_azuri 2012/02/08
    『拉致事件以降(略)日本社会はとっくのむかしに「公共の敵」として認定しているからである。いったんそうなってしまえば、そこにゆかりがあると思われた人や団体には、なにをしても日本社会では許される』
  • 社労士 李怜香の多事多端な日常 - バッシングの構造

    _ [社会]バッシングの構造「農業やりたくない」 就職拒否のミャンマー難民夫婦が会見 - MSN産経ニュース 「(農作業は)大変だった。農業はやりたくない」/農作業が早朝から長時間におよび、暑いビニールハウス内で作業する大変さを説明。長男(16)が通っていた夜間中学が遠く、帰りが遅くなることから通学を断念したとも明らかにした。 上にリンクしたニュースを読んで、たいていの人が感じることは「農作業なんて大変に決まってるじゃないか。日に来ればぜいたくできると思って、甘い考えで来たんだろう。おれだって、毎日朝から遅くまで働いていて、子供も遠くの塾まで通って遅くまで勉強してるんだ。甘ったれるんじゃない」というあたりだろうか。 というか、明らかに上のような反応を狙って書いた記事だと思う。発表された内容のうち、この難民の家族に悪意を持って上手に切り取ると、上のような記事ができあがる。そういう意味ではよ

    felis_azuri
    felis_azuri 2011/09/30
    『異議申し立てをする人たちを叩けば、とりあえず、多少の鬱憤ははれるのかもしれない。だが、そんなバッシングがいつものことになれば、だれも文句を言えなくなり、改善への望みは絶たれてしまう』
  • 社労士 李怜香の多事多端な日常 - ぼく、もう我慢できないよ

    _ [社会]ぼく、もう我慢できないよ Amazon.co.jp: ぼく、もう我慢できないよ―ある「いじめられっ子」の自殺 (1980年): 金 賛汀: 子供の自殺のニュースは、それだけでも気持ちが暗くなるけど、亡くなった女の子のお母さんが外国人だと聞き、さらに、朝日新聞以外は、その事実を報じてないと聞き、さらに暗くなる。 もうひとつ言うと、わたしがこう書くことで「なんでも差別に結びつける」とそしる声が聞こえるだろうことも、さらに暗さに拍車をかける。 わたしは、この子が命を絶った原因についてはなにもわからないけれど、いじめっ子がそんな大きな「弱み」を見過ごすとは、とても考えられない。 外国人の親で、子供がいじめられる心配をしない人って、おそらくいないだろう。日の学校は異質なものには過酷なところだ。 あと数カ月、あと1年、そうすれば、状況も変わるんだよ、もう少し、と、言っても、12年の中

  • 社労士 李怜香の多事多端な日常 - 常に品定めされる私たち

    _ [社会]常に品定めされる私たち政治家と柔道家という“二足のわらじ”は難しいという周囲の声については「欧州では仕事を持ちながら政治をする人もおり、二足のわらじという考えは了見が狭い考え」と一蹴した。 谷氏引退に小沢氏同席 “二足のわらじ”難しいは「了見の狭い考え」(柔道) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース 谷亮子といえば、柔道と政治活動の「二足のわらじ」とさんざん言われてきたのだが、彼女について「三足のわらじ」と表現した人がいて、最後の一足はなんだろうと思ったら、それは「母親」ということなのだった。 「ママでも金」という言葉を繰り返して、自分から母親であることを、下品な言葉でいえば「ウリ」にしてきた人なのだから、そう見られてしまうのもしかたないかもしれない。 だが、表舞台に立つ既婚女性は、自分で売り込む売り込まないに関わらず、常に、として、母として、家庭人としての顔

    felis_azuri
    felis_azuri 2010/10/16
    『男性の場合は、逆に、家庭を顧みずに仕事に邁進する姿が、美談として語られたり』『男性にはない、別の観点で評価されることは、女性にとって大きな負担』/『朝鮮学校を高校無償化の対象に』でも同様と/無徴
  • 社労士 李怜香の多事多端な日常 - 差別のない状態

    _ 差別のない状態ゆうべは、ひさしぶりの面々がチャットに集まり、チャットルームをあちこち漂流したあげく、最後はメンバーの一部の人たちに教えてもらって Chocoa をダウンロードして、2時まで遊んだ。ニフティの CB を連想させるインターフェースと速度で、楽しい。課金と電話代におびえながらやっていた当時と違って、常時接続の人も何人もいるし、また復活しそうだなぁ。残念ながらわがやは、CATV も、ADSL もエリア外で、まだダイアルアップ接続なので、夫婦でチャットやったりすると、NTTからの請求がこわいことにはかわりないのだが。 Yoshiko's Niche の掲示板で、入居差別の話が出ている。在日が部屋探しをしようとすれば、必ずぶつかる壁だ。わたしも何度もいやな思いをしているが、前の夫と別居するために部屋を探したときは、ほんとうに最悪だった。外国人だと言ったとたんに、露骨に迷惑そうにする

    felis_azuri
    felis_azuri 2010/03/21
    『差別されるのが当たり前だったので、差別のない状態を体験すると、かえって混乱してしまった』
  • 社労士 李怜香の多事多端な日常 - 自己責任教の影−『子供の貧困』

    わたしがこのに興味を持ったのは、下のブログを読んだからだ。 以下は、国ごとの、再分配前(就労や金融資産によって得られる所得)と再分配後(税金と社会保険料を引き、社会保障給付を足した可処分所得)での子どもの貧困率を示したものである。 (ここに 図3-4 のスキャンした画像が入っている 引用者) これらの国の中で、日は唯一、再分配後の方が貧困率が高くなっているのだ。 『子どもの貧困』阿部彩|ほたるいかの書きつけ リンク先にとんで、グラフをよく見ていただきたい。 とにかく衝撃的だ。 そして、同じ箇所に衝撃を受けている方がここにも。 な、なんだってー!? あまりのことに、この図3-4が当か検索してみたところ、以下のグラフを見つけた。 (ここにグラフの画像が入っている 引用者) ....まじである。他国との比較がない代わり、経年変化も載っている。日はこれまでずっと、政府が子どもから奪ってきた

    felis_azuri
    felis_azuri 2009/02/13
    『税や社会保障などのひとつの機能である富める層から貧しい層への所得移転が、日本では完全に麻痺』『 社会保障費の増大に対する政府の答は「消費税」。累進課税を強化するどころか、逆進性を強化しようと』
  • 社労士 李怜香の多事多端な日常 - 国籍という幻想

    _ [社会][法]国籍という幻想単なる雑感なんだけど。 DNA鑑定とか騒いでいる向きは、自分の父親との親子関係に、または、子供を持っている男性であれば、自分の子供との関係に、そんなに確信を持ってるのかしら。この期間、子供の母たる女性に、別の相手がいなかったから自分の子に違いない、っていうのが現実で、しょせん状況証拠にすぎないのになぁ。 血統ということを言うのなら、確実なのは母子関係。とりかえられたとかそういう話はなしということなら、出産という事実だけは確実だといえる。 でも、日韓国も、長らく国籍法は父系血統主義であった。つまり、父親が日人であれば、子供は日人だけど、母親が日人でも、父親が日人でなければ、子は日人でない。このいびつさを見れば、国籍なんて、しょせん「国がそう決めたから」という以外の意味はないことがわかりそうなもんだ。 1984年に、日の国籍法が改正されて男女両系

  • 社労士 李怜香の多事多端な日常 - リアリティのない筋書き

    _ [社会][ネット]リアリティのない筋書き国籍法改正案まとめWIKI - トップページ 笑えるような話ではないのだが、 最高裁の違憲判決に端を発した国籍法改正を「改悪」と叫んでいる人たちの描く筋書きを見ると、驚くほどリアリティがないのには、失笑せざるを得ない。 基的な論点は、下の3つのリンク先を読んでもらえればよいと思う。 国籍法改正案を「改悪」と主張する人に、問いたいただ一つのこと。 - 負け犬のプライド   国籍法「改悪派」への疑問点(その2)。 - 負け犬のプライド   衆議院議員 河野太郎発行メルマガ「ごまめの歯ぎしり」ブログ版 » 国籍法に関するQ&A 要するに、外国人母を持つ子供に対して、日人父の認知が出生前か出生後かという違いで、日国籍が取得できるかどうか決まる、というのは、あまりにバランスを欠いていて不当である、という状況をどうやって解決するのか、というのが、この国

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