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ブックマーク / horikawad.hatenadiary.com (13)

  • ヤマトシジミの奇形は原発の影響によるものなのか - むしブロ+

    原発や放射線関連の話題をブログで触れると面倒なことになるのでこの記事はメルマガに書こうと思ったが、社会的な意義を考えてやっぱりブログに書くことにした。 先日、琉球大学のグループにより、福島第一原子力発電所から飛散した放射性物質の影響によりヤマトシジミというチョウに奇形が生じている、という旨の研究結果が報告された。 チョウの羽や目に異常=被ばくで遺伝子に傷か−琉球大: 時事ドットコム The biological impacts of the Fukushima nuclear accident on the pale grass blue butterfly: Scientific Reports 時事ドットコムのニュース記事にでていた以下の研究者のコメントには激しい違和感を覚えざるをえない。 大瀧准教授は「影響の受けやすさは種により異なるため、他の動物も調べる必要がある。人間はチョウとは

    ヤマトシジミの奇形は原発の影響によるものなのか - むしブロ+
    felis_azuri
    felis_azuri 2012/08/13
    ふむふむと読んでいって、ここで爆笑してしまた。『著者らはヤマトシジミの幼虫をガンマ線照射装置の中で最大16日間閉じ込めたまま照射している。その一方で比較対照の非照射区の幼虫は通常の飼育環境』、だめじゃん
  • EM菌こそ宇宙最強のエイリアンである - クマムシ博士のむしブロ

    クマムシも納豆菌も驚愕の、トンデモない論文が大阪日日新聞に掲載されていた。 大阪ヒト元気録:大阪日日新聞 論文中では、EMボカシネットワークという研究組織がEM(Effective Microorganisms)を使用し、その有用性を示している。 そのEM菌の、恐るべき効能の例を挙げよう。 ・ブタの飲み水にEMを混ぜるとブタが元気になり、小屋の悪臭も消えた。 ・そのブタの尿を飲んだがん患者が快方に向かった。 ・EMにサトウキビから作った糖蜜とぬかを混ぜたもの(通称「元気玉」)を河川に放り込むと、浄化された。 などなどだ。 そして、戦慄が走る恐ろしい事実も明らかになった。 なんと、EMは2000ºCでも死なないというのだ。 たばこの火がだいたい900ºC、ガスバーナーを使った激しい炎の温度が1700ºCほどである。鉄でも1538ºCで融ける。 もちろん、このような温度ではクマムシや納豆菌は燃

    EM菌こそ宇宙最強のエイリアンである - クマムシ博士のむしブロ
    felis_azuri
    felis_azuri 2012/06/16
    四天王ネタをやってみたかったが、四つ目を考えつかなかった…orz
  • ヒ素細菌のDNAにはヒ素がなかったーライバル研究者らが発表 - むしブロ+

    今週からアメリカのアトランタで行われている、NASA主催の宇宙生物科学会議(Astrobiology Science Conference)に出席しています。日、会場では「ヒ素細菌のDNAにはヒ素がなかった」とする研究発表がありました。 2010年末にNASAのWolf-Simon博士らが大々的に発表した、細菌GFAJ-1がヒ素をDNAの部品として使うことができるという発見。この発見の報告直後から、データの信憑性や実験方法の問題について、多くの指摘がされてきました。そしてついに、他の研究者らによる追試がなされ、GFAJ-1はDNAにヒ素を取り込まないとする結果が発表されたのです。 GFAJ-1. Image from Wikimedia ここで、Wolf-Simon博士らが発表した元々の研究内容を手短に説明します。 彼女らは、カリフォルニアにあるヒ素濃度の高いモノ湖から単籬した細菌GFA

    ヒ素細菌のDNAにはヒ素がなかったーライバル研究者らが発表 - むしブロ+
    felis_azuri
    felis_azuri 2012/04/20
    元論文の培地って、リンが含まれてたのかー(^^;
  • もう一度言う。みんな納豆菌を甘く見ない方がいい。 - クマムシ博士のむしブロ

    ・納豆菌の恐怖 納豆菌の正体は、地球の支配を目論むエイリアンである。以前、この衝撃的な事実をブログにて報告した。 納豆菌は枯草菌という細菌のグループで、学名はバチルス・サブチリス・ナットー(Bacillus subtilis var. natto)といい、芽胞とよばれる休眠状態に移行することで不死身ともいえる耐性能力を獲得する。 やつらは栄養源なしで100万年以上を生き、100ºCで煮沸しても死なず、人間にとって1万シーベルト相当の放射線を照射されても生き残る。 NASAによる宇宙実験によって納豆菌が宇宙で6年間生存できることが確認され、納豆菌のネバネバ成分の構成するγ-ポリグルタミン酸の大半が地球生物には見られないD型の光学異性体であることが判明した事実などから、納豆菌が宇宙由来の生物であることが、既に科学的に証明されている。 納豆菌は地球に飛来後、納豆というべ物に紛れることにより、

    もう一度言う。みんな納豆菌を甘く見ない方がいい。 - クマムシ博士のむしブロ
    felis_azuri
    felis_azuri 2012/04/01
    近頃は納豆もアメリカ進出していると風の噂に聞くが、今の時点で公表して大丈夫なのだろうか…
  • もう一度言おう。日本のアカデミアの将来はきっと明るい。 - クマムシ博士のむしブロ

    前回の記事には予想外に多くの反応がありました。それだけ多くの人々が、アカデミアの行く末を案じているからでしょう。 私の記事内容に賛同する人も多かった一方で、アカデミアの将来は明るくないのではないか、と危惧する意見もありました。 日のアカデミアの将来は明るい、か?: lochtextの日記 過当競争に喘ぐ日のアカデミアと、その明るくない展望と: 大「脳」洋航海記 これらの記事での主張は、こうです。アカデミックポストをめぐるハイレベルな競争が続いているため、大方の博士号取得者は専任研究者になれる見込みがない。よって、優秀な学生も博士課程進学を敬遠してしまい、将来はむしろ優秀な人材が不足するためにアカデミアのレベル低下を招く、というものです。 確かに賢明な学生がリスクを回避し、博士課程進学者がここ数年減少しているのは当ブログの前回記事でも述べた通りです。しかし、アカデミアで研究者になることを

    もう一度言おう。日本のアカデミアの将来はきっと明るい。 - クマムシ博士のむしブロ
    felis_azuri
    felis_azuri 2012/01/10
    全人口の内に優秀な研究者になり得る人材の割合が増える訳でもないけど、入ってくる学生の数は減/年々減っていく大学予算。国外逃亡するヒーロー研究者/研究能力と論文生産能力だけが高い教員も困る…等々が脳裏に
  • 日本のアカデミアの将来はきっと明るい - クマムシ博士のむしブロ

    博士は就職するのが大変だ、という話はアカデミアの外にいる人も良く耳にするほど、博士号取得者の就職難は常識として認知されるようになってきました。これは、政府による大学院重点化によって大量の博士が生み出され、大学や研究機関の限られた専任ポストに就くのが以前と比べてより一層難しくなったためです。需要に対して供給が超過剰状態になっているのです。 専任のポストに就くのがどれだけ大変なのかは、下の記事に詳しく書かれています。この記事は文系向けに書かれていますが、理系にもほぼそのまま当てはまる内容です。 文系の研究者になりたい人達に知っておいてほしいこと: bluelines 専任ポストに就かない(就けない)博士の多くは、1~5年間くらいの任期付ポスドクや非常勤講師などをしています。中には、研究生、いわゆるオーバードクターとして研究室にお金を払って籍を置く博士もいます。研究生の多くは、アルバイトなどをし

    日本のアカデミアの将来はきっと明るい - クマムシ博士のむしブロ
    felis_azuri
    felis_azuri 2012/01/08
    「そこ」に着地するのにソフトランディングできればいいけど、ハードランディングになっちまうよ、という話だったと思うんだけど。
  • むしブロ+の過去記事ベスト5 - クマムシ博士のむしブロ

    ブログを書くようになっておよそ1年、更新頻度は低いものの最近は以前に比べて多くの方に訪れていただくようになりました。みなさんどうも有り難うございます。 ブログを開設したときはアメリカにおり、あまり何も考えずにスタートさせたものの最初の半年間はほとんど何も書かずに放置していました。 ブログを書き始めたきっかけは、去年2010年の11月末にNASAからプレスリリースされた重大発表記者会見のお知らせを読んだことでした。この時、NASAは宇宙生物学上の重要な発見をしたとアナウンスし、その会見内容を世界中の人々が憶測していました。 私も2010年6月までNASAにいましたし、宇宙生物学が専門ということもあって会見での発表内容を推測した記事を当ブログに書きました。そして結果的に予想が的中し、割と大きな反響をもらいました。(参考記事:NASAの「ヒ素をべる細菌を発見」発表で日のクマムシ研究者が凄い件

    むしブロ+の過去記事ベスト5 - クマムシ博士のむしブロ
    felis_azuri
    felis_azuri 2012/01/04
    『あと、こんなネタ記事でも信じる人がいたことに少なからず驚きました。ニセ科学がここまで蔓延している理由も理解できました』<-まぢですか(^^; まぁ、池田整治氏やその仲間達とか見てると、そうかもなぁ。。。
  • クモの糸をはくカイコ - クマムシ博士のむしブロ

    みんなクモの糸を甘く見ない方がいい。 クモの糸は、カイコの絹糸よりも強くてしなやかなのだ。クモの糸を束ねれば、体重65kgの大学教授だってぶら下がることができる。そのポテンシャルの高さから、幅広い用途への応用が期待されている。 ところが、クモは縄張りがあったり共いするなどの習性のため、飼育をして大量の糸を採取することが困難である。 これまでに、クモ糸の組換えタンパク質をバクテリアやほ乳類の培養細胞などで生産する試みがなされてきた。日にも、クモ糸を人工合成しようと頑張っているベンチャー企業がある。 だが、これらの系では発現させた組換えタンパク質を大量につくるのにコストがかかったり、発現した時に糸状に紡がれないなどの問題があり、クモ糸の大量生産はまだ実現していない。 今回、クモ糸の大量生産を実現するため、中国の研究者らはカイコに目をつけた*1。カイコは糸を出して紡ぐ。しかも大量に飼育が可能

    クモの糸をはくカイコ - クマムシ博士のむしブロ
    felis_azuri
    felis_azuri 2012/01/04
    『「蠶絲和蜘蛛絲的綜合體無敵!」訳:カイコ糸とクモ糸のキメラ糸無敵、超やべー!』
  • 日本に大量増殖したミュータント人間とその原因 - クマムシ博士のむしブロ

    ここ近年、あるミュータント(変異型)人間が日で増殖している。 このミュータントには、以下のような特徴がある。 1. 主に大都市で活動する。 2. とくに1月から4月にかけて活発に活動する。 3. 紺系の色を好む。 4. 従順である。 5. 前屈運動能力に長けている。 皆、個人識別が困難なほど互いに酷似した外部形態(服装・髪型)を呈している。前屈運動能力にも長けており、上半身を前方向に倒す角度を精密に調節することが可能だ。 このミュータントは、国内外で「シューカツセイ」という名で知られている。 1986年代の若者は、ここまでの同調性はなかった。 当時の若者はバラエティに富んだファッションに身を包んでいる。当時はまだ、シューカツセイの特徴を備える個体は認められない。シューカツセイが大量発生したのは、ここ最近になってからなのである。 ・なぜミュータント人間「シューカツセイ」が大量増殖したのか

    日本に大量増殖したミュータント人間とその原因 - クマムシ博士のむしブロ
    felis_azuri
    felis_azuri 2011/12/12
    『大変興味深いご発表をありがとうございます。2点お伺いしたいのですが。胎盤感染に関しては確認されているのでしょうか? また、日本人には何らかの易感染性があるという事でしょうか?』
  • バッタに憑かれた男 - クマムシ博士のむしブロ

    Image credit: Kotaro Ould Maeno サバクバッタという、砂漠に生息する巨大バッタがいる。このサバクバッタ(Schistocerca gregaria)は、主にアフリカから中東およびアジアにかけて度々大発生し、穀物に甚大な被害を与える害虫である。 Image credit: Kotaro Ould Maeno サバクトビバッタには、相変異という興味深い現象が見られる。かれらは、個体密度が低い環境では孤独相とよばれるモードになっている。しかし、個体が密集した環境で生育すると、その子どもは親に比べて飛翔力に優れた形態をもち、群れを作るようになる。体色も、緑色から褐色へと変化する。このモードは、群生相とよばれる。この群生相になったバッタの大群が、1日に100km以上もの距離を移動し、農作物をい荒らすのだ。 孤独相(上)と群生相(下)のサバクトビバッタ Image fr

    バッタに憑かれた男 - クマムシ博士のむしブロ
    felis_azuri
    felis_azuri 2011/11/21
    『大発生するサバクバッタに壮大なロマンと、いつか自分もバッタに食べられたいという異常な願望』/…はぁ。私が見たことのある人達でもユニークだと思ってたのに、全然負けてるなぁ。
  • みんな納豆菌を甘く見ない方がいい - クマムシ博士のむしブロ

    image from Wikipedia もしあなたが、納豆菌のことを納豆作りのために必要なだけの貧弱な菌だと考えているなら、それは納豆菌のことをみくびっていると言わざるをえない。 納豆そのものや、納豆菌から産生されるナットウキナーゼが、健康増進作用を持つと代替医療団体やテレビ局によって持ち上げられることもある。だがこれは、納豆菌たちが画策した印象操作にすぎない。 栄養補助品として販売されるナットウキナーゼ 後述する通り、彼らは当に恐ろしい奴らなのだ。 納豆菌の学名はバチルス・サブチリス・ナットー(Bacillus subtilis var. natto)。枯草菌のグループに属している。 家庭用に販売されている粉末状の納豆菌 こいつらは、栄養不足になると芽胞を形成する。この芽胞のスペックは半端ではない。まさに不死身ともいえる、驚異的な耐性能力があるのだ。 そのスペックとは、 ・栄養源な

    みんな納豆菌を甘く見ない方がいい - クマムシ博士のむしブロ
    felis_azuri
    felis_azuri 2011/11/03
    『彼らの陰謀を一人でも多くの人が知り、また、国家が動き出すことを切に祈りつつ、このエントリを終えることにする』、この文章を公開の後に、納豆による食中毒で体調を崩されていないことを祈る
  • タイムトラベラーと肉体関係を持つのは危険 - クマムシ博士のむしブロ

    進化は、オスとメスの間に不思議な関係を作り出してきました。オスとメスの交尾にまつわる利害の対立も、そんな関係のひとつです。 ・男と女のラブゲーム 例えば、ハエの場合。 ハエは乱交型の生き物です。ハエの花子ちゃんがハエの太郎君と交尾をした後、花子ちゃんは別のオスバエの一郎君を受け入れてしまいます。 でも、太郎君にとってみれば、花子ちゃんには確実に自分の子供を産んでもらいたい。その方が自分の遺伝子コピーを持つ個体を増やせる(進化学では"適応度が上がる"という)からです。 そんな願いを叶えるべく、太郎君や他のオスバエの精液には特殊能力が仕込まれています。彼らの精液には、他のオスバエの精子を弱らせる作用があります。 上の場合だと、太郎君が花子ちゃんの体内に放出した精液によって、後から一郎君が放出した精子が弱るため受精できなくなります。これで、太郎君は花子ちゃんに確実に自分の子供を産んでもらうことが

    タイムトラベラーと肉体関係を持つのは危険 - クマムシ博士のむしブロ
    felis_azuri
    felis_azuri 2011/07/08
    『乾眠動物のアルテミア(シーモンキー)』、わたし的にはブラインシュリンプ。でも、こんなに成長させたことはない(^^;
  • ジョジョの奇妙な英語学習法 - クマムシ博士のむしブロ

    今回は、マンガを教材にした、超効果的な英語学習法を紹介しよう。 さて、何を隠そう、私は英語が大の苦手であった。高校現役の時に受験した英語のセンター試験の成績は200点満点中90点くらいだった。そして以降、多くの人と同様、英語を使えるようになるために様々な学習法を試してきた。ハニカミ王子も奨めているスピードラーニング法とか、売れっこ脳科学者が教える英語シャワー漬けトレーニング法などもかじってきたが、どれもこれもクソの役にも立たなかった。 そんな私が、英語学習法カオスの中をさまよい続けた果てに出会った最適な学習法、それが「マンガ英語学習法」だった。私はこの学習法のおかげで、海外の日常生活や国際学会などの場、もちろん職場だったNASAでも、外国人と英語を使ったコミュニケーションがとれるまでになった。 ご存知かもしれないが、現在では多くの日のマンガが英訳されて海外で読まれている。そして、この英語

    felis_azuri
    felis_azuri 2011/05/28
    オトコらしい口調を身につけられるかも?っておもた
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