タグ

ブックマーク / kmiura.hateblo.jp (19)

  • 三回忌 - kom’s log

    6月の終わりから7月のはじめにかけて日に行った。用事はいろいろあったのだが、もっとも重要だったのは3月末にしそびれてしまった無珍先生の母親の三回忌である。震災がある前に飛行機の仮予約などもすませて、義理の妹ともども三人で3月末に日に行く予定だったのだが、原発がどうなるかわからなかったので、震災の数日後にはキャンセルした。そんなわけで、他の用事にあわせて3ヶ月遅れの三回忌になったのである。 無珍先生が三回忌にいないのもなんだよなあ、としばし迷ったものの、わざわざリスクを負わせる必要はないだろう、と思って結局連れていかなかった。我々をとても気にかけている(我々、というか無珍先生である)こちらの友人一同にしてみれば、もし連れて行くならば「感情的な行動」と映るだろう。日の方々はしらんかもしれないが、国連によるリスク評価によれば原発事故後の日は紛争地帯に相応するリスクレベルなのである。3月に

    三回忌 - kom’s log
    felis_azuri
    felis_azuri 2011/07/22
    瞑目 / 『日本の方々はしらんかもしれないが、国連によるリスク評価によれば原発事故後の日本は紛争地帯に相応するリスクレベル』
  • ホメオパシー、アロパシーなどなど - kom’s log

    ツイッター、アカウント自体はずいぶんまえから持っていたのだが、このところはじめてみた。でもどーも短い。 生後6ヶ月の子供が病気で死ぬまで「好転反応」とかいいながら親が座視している。日のホメオパシー協会の問題はオウムや在特会によくにている。あるいは死ぬまで「総括」な連合赤軍。毒を抜く、すなわち総括、すなわち排除だ。人間には宗教が必要なのかもしれない。無根拠に帰依する、あるいは「ネタにベタに没入する」ことがどうしても必要な衝動と弁証法的過程が人間にはあるのだろう。ニーチェ以来宗教は死んだが、恋愛が代替物になった、といったのは島田雅彦だったかな。 ホメオパシーはドイツが発祥の地だと、今回の一連の日での報道などを眺めていてはじめて知ったのだが、ホメオパシーという言葉は、ドイツで日常的に聞く。「あそこの医者はホメオパシー寄りなので、抗生物質をなかなか出さない良心的な医者だ」といったような感じで使

    ホメオパシー、アロパシーなどなど - kom’s log
    felis_azuri
    felis_azuri 2010/08/15
    ドイツでは『ホメオパシーの薬、というと例の砂糖粒「レメディ」を指すわけではなくて、体に優しい薬をさす。例えば喉が腫れているときには、ハッカの入った薬を喉に振りかけて様子を見るなどなど』
  • ■ - kom’s log

    ある日、あなたが、長時間労働できなくなったら。〜「迷走する両立支援」を読みました〜 - kobeniの日記 http://d.hatena.ne.jp/kobeni_08/20100423/1272031425 片親で乳児を育てることになった私は、日だったら研究職はあきらめなければなかっただろうな、と想像する。義理の妹がいまだに手伝ってくれているとはいえ、仕事の絶対量は確実に減った。予防接種やら熱出したやら、といったときに私は仕事を中座して病院にいき親権者として同意書などにサインせねばならない。流感であれば登園禁止になるので仕事を休んで家で面倒をみる。仕事をこれまた中座して子供の保育園の行事にも出席し、他のおかあさんたちとドイツ語で歌なぞうたう。それでもなお、仕事を続けられているのは、社会にそれをうけとめるだけの余裕があるからだと思う(個人の職業倫理としては仕事のクオリティに確実にかかわ

    ■ - kom’s log
    felis_azuri
    felis_azuri 2010/05/12
    『でもあまりに多忙で、声を上げることもできないだろうな』
  • 秋葉原 20080608・20090927 - kom’s log

    英語を喋りながら車に近づき、運転席に入ろうとすると自動的に体は車の左側に向かってしまう。扉をあけようとするとハンドルがないので、反対側に苦笑しながらぐるっとまわって右側のドアを開ける。日語を喋りながらだったらこんなことはまずない。妙なものである。何回かやってしまってからは意識して間違えないようになったけれど。 わすれないうちに彼女のことをいろいろ書きとめておこう、とおもっているうちに死んだ日から半年もたってしまった。書こうと思うとはた、と止まってしまう。まったく書けない。書きたくないのではなく、彼女のことを書こうとするとその存在のリアルさに圧倒されて書けない。死が生のリアルさを際立たせてしまうのかもしれない。文字にできない。ならない。でもなぜか英語だったらできる。日語だととても難しい。でも日語で書きたい。彼女と日語を喋っていたからかもしれない。そうこうするうちに忘れてしまうか

    秋葉原 20080608・20090927 - kom’s log
  • 承前「反日上等」 - 2009-08-08 - kom’s log

    近況 仕事のスタイルがすごく変ってしまった。激変である。 ケータイをポケットにいれたまま洗濯してしまった。いままで燃したことと川に投げ捨てたことはあるのだが、かようなるウッカリははじめてなので情けない。デシケータで低圧下にしばらく放置する予定。 水村美苗の「日語が亡びるとき」をついに読んだ。仲俣さんの詳細な批判がほぼあたっているし、日人は全員読めって某売れっ子ブロガーが絶叫していたが、これはやはり間違い。後半に行くにつれ、神がかってきて大変な状態。最後の章などはしかられているような気分で、なんでオレがおこられなきゃいけないんだ、という気分になった。なお、村上春樹批判であると仲俣さんもいっているが、この点を私も強く感じた。 しかしながら「小説」における主人公である東太郎のヨウコとの関係は、自分と母語である日語の関係の隠喩であるという記述。水村美苗の小説の大ファンである私はこの部分に

    承前「反日上等」 - 2009-08-08 - kom’s log
    felis_azuri
    felis_azuri 2009/08/08
    『「反日上等」と返すのではなく日本人度スケールをあっさりと相対化させなければいけない。ひっくりかえさなばならない。”否定の実体化”で悦にいっていてはいけない』
  • 法的脳死判定後の長期脳死の事例 - kom’s log

    再び森岡さん経由。これはヒドい。 下記、富岡議員は外科医師から長崎県会議員、のちに衆議院議員になった人間である。その富岡議員の7月7日午後の発言。 富岡勉衆議院議員 委員の御指摘のとおりだと思います。すなわち、小児について、脳死状態であっても、髪や爪が伸び、また、歯が生え変わる、そして成長を続けていくという、いわゆる長期脳死の事例が報告されていることは、わたし自身も承知しております。 しかしながら、これらの事例はいわゆる臨床的脳死と診断されているに過ぎず、臓器移植法において求められる厳格な法的脳死判定に係る検査、すなわち、無呼吸テストや、時間をおいての二回の検査が実施されているわけではございません。 こういうった意味におきまして、このような状態にあるものは、法的に死とされているわけではございません。小児の脳死判定に慎重さが必要であることはもちろんのことでありますが、単なる臨床的脳死と法的脳

    法的脳死判定後の長期脳死の事例 - kom’s log
  • まるごと死んでゆく - kom’s log

    長期脳死、人の意思表示@参議院での発言(森岡正博さん) http://d.hatena.ne.jp/kanjinai/20090708/1247014793 ここから、私の個人的な見解、といいましょうか、思想、哲学になるのですが、 こどもたちには、自分の身体の全体性を保ったまま、 外部からの臓器摘出などの侵襲を受けないまま、 まるごと成長し、そしてまるごと死んで行く、 自然の権利というものがあるのではないでしょうか。 そして、その自然の権利がキャンセルされるのは、 人がその権利を放棄する事を意思表示したときだけではないでしょうか。 日の国政の場でこのようなスピーチがあったことに拍手したい。「日文化では、臓器移植はいやがられる」的な形で文化論にもっていって「しかしながら欧米では」といった”脳死は人の死”擁護論があるけれども、上のリンク先を読めば、文化バイアスではなく脳死状態はひとつ

    まるごと死んでゆく - kom’s log
  • 年金制度の男女差別について - kom’s log

    某所にある社会保険局にいって彼女の死亡届をした。国民年金をマジメに払っていた人だったので、どのぐらい還付されるのかな、と思っていたのだが、300万円これまで払っていて、遺族に支払われるのは死亡一時金なる12万円である。のこりの288万円はそのまま国のもの。ろくなものではない。あまりに腹がたったので、「詐欺ですね、これ」といったら係の人が絶句してもうすこしエライ人がでてきた。生命保険だって元は補償されますよね、普通、といったら「国がみんなでやっている制度なので、ご理解ください」とのこと。国がみんなで、という言葉に”國體”というおどろおどろしい旧字があたまをかすめた。文句をいうならば、選挙で、とまでいわれた。まあ、そうだろう。 もし私が死んだ場合には、遺族年金なるお金がでて、毎年70万円だかがに支払われるそうである。しかし、私が生きていてが死んだ場合には死亡一時金12万円のみ。男だからど

    年金制度の男女差別について - kom’s log
    felis_azuri
    felis_azuri 2009/06/29
    年金を300万円払ってきて、男性が亡くなった場合、『毎年70万円だかが妻に支払われるそう』『妻が死んだ場合には死亡一時金12万円のみ』『せめて子供をもうすこしサポートしてやれないものか』/なんて美しい国だ。
  • 彼女が死んだ。 - kom’s log

    一ヶ月の間一緒に住んだ。二ヶ月の間、病院で過ごした。短い結婚生活が終わった。 脳幹の梗塞、ということで一度医師団に見放された後に奇跡的に復活したという話はここに書いた。その後の脳の機能回復は私からみるかぎりかなり目覚しく、瞬きを使ってどの曲を聴きたいか、などのコミュニケーションを交わすことができるようになるまで回復した。一方で脳ではなく体の予後が思わしくなかった。初期の激烈な血圧上昇剤投与を停止したことによる副作用と思われる虚血による後発性肝内胆道炎を起こし、おそらくそのことが原因となった肝膿瘍が発症からちょうど2ヵ月後に発見された。細菌の感染も軽微ではあるが、抗生物質で完全に排除することができなかった。脳、肝臓、感染の三つ巴のなかで、治療方針は難航を極め、集中治療室を出ることができずに時間ばかりが過ぎた。この間に私はリハビリについて調べ、特にリハビリの専門家であるバーバラ・ウィルソンの著

    彼女が死んだ。 - kom’s log
    felis_azuri
    felis_azuri 2009/04/07
    敢闘賞…。ご冥福をお祈りします。kmiuraさんも、どうぞご自愛下さい。
  • 合成音声 - kom’s log

    大学の脳神経外科緊急外来の病室に日参し、夜は赤ん坊の世話をしている。”最小意識状態”の彼女は臓器にさまざまな問題が発生し、なかなかリハビリ病院にうつることができないでいる。日中は彼女の健康保険会社が払ってくれるお金で来ているお手伝いさんが掃除洗濯、赤ん坊の面倒をみてくれている。週末にはしばしばパリにすむ姉が助けにくる。夜はバーゼルの友人仕事をうちゃって頻繁に泊まりに来てくれている。交代でミルクをやる。夕飯は友人一同が交代で運んでくる。さまざまな国の家庭料理べているが、特にトルコ料理の奥深さに目を見張っている。赤ん坊の散歩や世話も交代制。日語、英語ドイツ語、フランス語、スペイン語、トルコ語、イタリア語、ルーマニア語、ハンガリー語であやされるこの赤ん坊はいったいどんな大人になるのだろうな、と思う。赤ん坊でも男、だからかどうやらやはり若い女が好きである。さまざまな国の美女におちんちんを

    合成音声 - kom’s log
  • 近況 - kom’s log

    彼女の説得工作に見事に負けて私は11月下旬に結婚し、12月中旬にその彼女は私の家にやってきた。一緒に暮らすのも楽しいなあ、と思い始めた1月下旬に子供が産まれ、その5日後にくも膜下出血で産院から神経外科に緊急入院した。2週間後の今、5日前に確実に脳死しますと宣告された彼女は(ドイツの医師はこのあたり容赦ない断言をする)酷なる状況を見事にギリギリでサバイブした。脳幹の大規模な梗塞で意識を取り戻す見込みはない、という程度の所見にまでに回復した。 うれしい。彼女が存在していること。 負け戦をボロボロになって闘ったのは彼女である。でも私は彼女を救ったような気さえしている。幾度にも渡る過酷な決断に直面して飯を忘れたせいか、指がやせ細って手を洗っただけで彼女が私に押し付けた結婚指輪がずり落ちるようになってしまった。そもそもこんな拘束具みないなものしたくないなあ、と思っていた。別にしなくていいのだろうけれ

    近況 - kom’s log
  • 近況 - kom’s log

    私の子供を産んだ人は今危篤にある。クモ膜下出血発症後、なんどか軽微な血管れん縮(vaso spasms)を起こしたが、11日目にして右脳全体にわたるれん縮が起こり、大きな浮腫もみられる。脳圧が高まって薬学的な対応が不可能になったので、減圧開頭法なる過激な手術を三日前におこなった。理屈は単純で、該当脳半球の頭蓋骨を除き、圧力を物理的に開放させる、という方法である。一時的にこれは小康状態をもたらしたが、1日後にふたたび膨張がはじまった。発病直後より継続してきた血圧を上昇させて脳に酸素を行き渡らせる処置ももはや無駄ではないか、と思われるほどに左脳、脳幹が圧迫され、瞳孔反射も左右で異なるようになっており、脳ヘルニアが始まっている兆候とのことだ。家族を呼んでください、と医者に告げられた。ドイツの脳死と死亡判定の関係についてよくしらなかったのだが、脳死は即そのまま死亡ということになるらしい。医者がその

    近況 - kom’s log
  • 2009-01-16 - kom’s log

    http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/middle_east/article5447590.ece 白リン弾の人体に対する影響に関して、白リンの酸化反応で生じる煙がほぼ無害である、という記述ばかりが日語では目立つ。2005年にファルージャで米軍が白リン弾を利用したときに、それが化学兵器か焼夷兵器か、はたまた単なる煙幕弾なのか、ということで激しい議論がおきたため、こうしたことになっているらしい(なお、米国政府は当時「化学兵器ではなく焼夷兵器」としている)。たしかに、「煙幕弾」ないしは「発煙弾」、「照明弾」として白リン弾が使用されているという軍による「人道性」を説く解説を素直にうのみにする方々からすれば、煙の人体に対する影響こそが関心の的となるのかもしれない。しかしながら目下ガザ地区で行われているイスラエルによる白リン弾の投下は、幾多もある写

    2009-01-16 - kom’s log
    felis_azuri
    felis_azuri 2009/01/17
    『白リンは体温程度の温度で自然発火する物質』『自然着火し、白い煙を上げる』『熱で液状になった白リンは』『飛沫になって皮膚に』『脂溶性なので水で洗い流すのは困難』水で鎮火はするが、乾けば再度自然発火
  • 投靴 - kom’s log

    ウェストバンク・ラマラの近くビリン村でのイスラエルによるガザ攻撃に対する抗議活動中にイスラエル兵の前に立つパレスチナ人(2009年1月8日)。Photograph: Eric Gaillard/Reuters ガザ地区の市民を殺すな。 - ***海外の記事、エッセイ、生情報の和訳、まとめなど*** 土井敏邦Webコラム http://www.doi-toshikuni.net/j/column/index.html 土井敏邦さんは09年1月8日からイスラエル入り、現地報告をアップしています。"「アミラ、あなたの記事はずっと読んでいるよ。素晴らしい記事に感動しているよ。日ではあなたの記事を日語に翻訳してネットで流している人もいるよ」と告げると、彼女は笑顔を見せた。" tnf-UK http://nofrills.seesaa.net/ 風邪を引きながらも独自の翻訳・記事紹介に大活躍中のn

    投靴 - kom’s log
    felis_azuri
    felis_azuri 2009/01/11
    情報が得られるURLコレクション。
  • 年末雑感 - kom’s log

    この場に関して振り返るとキーワードがなにかと気になる年だった。自分で勝手に作ったものも含めてあまり考えずに並べると「文革2008」「ニコ現」「『リアルのゆくえ』」「<佐藤優現象>」。うまく言葉にならない通奏低音がそこにはあって、一番しっくりするのはtoledさんが書いた記事「永遠の嘘をついてくれ」。力のこもったこの記事の考察を頭に巡らせていると、そういえば『"癒し"のナショナリズム』という面白いがあったな、とおもいだす。 “癒し”のナショナリズム―草の根保守運動の実証研究 作者: 小熊英二,上野陽子出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会発売日: 2003/05/01メディア: 単行購入: 3人 クリック: 54回この商品を含むブログ (57件) を見る2003年に出版されたこのが明らかにした"癒し"は2007年のワシントンポスト広告「THE FACTS」をめぐる「永遠の嘘」に接続して

    年末雑感 - kom’s log
    felis_azuri
    felis_azuri 2008/12/31
    『 “癒し”のナショナリズム—草の根保守運動の実証研究』『 2003年に出版されたこの本が明らかにした"癒し"は2007年のワシントンポスト広告「THE FACTS」をめぐる「永遠の嘘」に接続』
  • 近況 - kom’s log

    突貫工事のプロジェクトがどうにかおわりそう。この2週間ほぼそれしかやってなかった。飯をちゃんと作る暇もないし、睡眠時間が少なくていやになった。 冬は現地越冬、ということになりそうなのだが、姉が年末に遊びにくるのだとか。 東氏の発言に関しては自分の中ではその構図と問題点に決着がついた*1。いろいろな人が発言していたけど、白眉は難破船の人sk-44さん*2の『ポストモダン・リヴィジョニズムと虐殺否定論』と、swan_labさんの記事『東浩紀氏フルボッコ』のコメント欄、swan_labさんとNakanishiBさんのやりとり(なぞなぞ認証がついているんでみれない人もいるかもしれない)だった。私なりの結論のひとつとしては、こうした議論の経緯もどこかにまとめをつくったほうがいいということになるのだけど…無駄になるかもしれないけど、放流はきちっとするというのが基的態度ではなかろうか。なお、まとめでは

    近況 - kom’s log
    felis_azuri
    felis_azuri 2008/12/11
    『東騒動』(?)関連のリンク有り
  • ボクタチの闘争 - kom’s log

    「同じ人間だろ」は断固否定しなくてはならない。同じ人間ではない、という基的な態度をとるべきなのである。 同じではないから、対話が必要なのであり、理解できる部分とできない部分を見極め、合意を形成し、ボトムラインの線引きを行う。ここからここまでは合意に達しましたね、ということで。同じ人間はそもそもありえない。同じ、ということはありえないと絶望しつつも合意が形成できることに僥倖を感じつつそこに社会関係がうまれる。 たとえばこのあたりにみられるように大騒ぎしている某府知事。バカだ、と一蹴すればよい話なのだが、そういっていられるのは実は今日明日の話であって、今後15年ぐらいのスパンで考えれば一蹴するわけにもいかぬ症状である。この人間が考えているのは競争だ。しかもその頭にあるのは、自分を競争という闘争の場から一歩引いて競争とはなにか、競争はこの場面においてあるべきか、といった思想ではない。人がたと

    ボクタチの闘争 - kom’s log
    felis_azuri
    felis_azuri 2008/10/30
    『人間の成長の不可逆性と時間軸を無視した屁理屈は、その背後にあるライバルという他者認識なくしてはでることのない言葉』『自ら招いた四面楚歌でわら人形その他大勢を相手に戦っているのではない』
  • 2004-10-25

    新幹線の「地震感知自動停止システム」の話をどこかで読んだのだが、直下型だとP波とS波の時間差がないので、意味がないってのは新幹線開通当時から変わっていないそうだ。うわー。それよりも、今回の脱線で横転しなかったのは列車が側溝にはまってそのまま直進したからなのだそうだ。ということは、側溝をしっかり掘れ、ということだよな。外れても直進するようにすればいい。 歴史に対して価値判断を避けるか避けないか、という論点がある。歴史学者にはそりゃそう、価値判断抜きに完全なる事実を記述してほしい。それが不可能なことはわかっているが、正確を期して欲しい。南京大虐殺はそもそもあったのか、なかったのか、被害者は3万人だったのか、30万人だったのか、あるいは300万人だったのか。私情を挟まず、歴史学者自身の文化的背景を滅却し、公平に判断して欲しい。私情を挟むのは司馬遼太郎のような”歴史家”にまかせればいい。 しかし、

    2004-10-25
    felis_azuri
    felis_azuri 2008/08/19
    『オウム科学技術省がサリンを製造して撒布したという事実は、アメリカの科学者が原爆を製造して日本に投下したという事実につらなると私には思えていた。命令されれば科学者はやる。』
  • 高音な方々。 - kom’s log

    ネットで試聴できる小林秀雄講演集「信ずることと考えること」 http://hisamichi58.blogspot.com/2008/04/blog-post_28.html ユリ・ゲラーの話から科学論、ベルクソンに展開。科学は方法論である、当の経験についてわかるはずがない、とまあ、わかりやすくてよろしい…のだけど、ソファで聴いていたら寝てしまった。それにしても音声のキーが高いんでそれにびっくり。あれだけ痩せているのだからまあ、高い声は想定されるのではあるが。それにしてもヒサミチさんのピックはいつもながら秀逸。 一夫多制教団の「たち」:奇妙なインタビュー動画 | WIRED VISION http://wiredvision.jp/news/200805/2008050120.html ブキミだ、すげえ高音、といったコメントが多いみたいなのですが、現実にこんな喋り方をする人をしってい

    高音な方々。 - kom’s log
  • 1