ホームランキングを独走している『おかわり君』こと埼玉西武の中村剛也選手に「ホームランの極意」についてインタビュー。それは脱力系ホームラン論とも言うべき独特の理論に武装されているものだった。 ――埼玉西武のOBでもある清原和博さんは、どこまで飛ぶか。飛距離にこだわったと言いますが、飛距離にはこだわりがありますか はっきり言ってこだわりはないっすね。フェンスを超えればホームラン。一本は一本です。飛距離には、こだわりはないっすね。結果として遠くに飛んでいるだけなんです。そりゃ遠くまで飛べば気持ちいいですけど、ぎりぎりに超えても気持ちいいです(笑)。特別違った感情はないっすね。 ――あなたのホームランは、天高く上がります。滞空時間が長く、独特の高い角度で美しい円を描きます。あのホームランの角度は、いつ、どこから生まれたんですか どこからですかねえ。小さいころから飛んでましたけど、ランニング
「いい環境をつくってくれている」と監督も評価 シーズン開幕前、埼玉西武の前評判は決して高くはなかった。春のキャンプを取材したときも、確かに“明るい”が“強い”という印象は持てなかった。 ところが……。GWの9連戦を終えて、5月8日現在、24勝でパ・リーグ首位。2位以下に5ゲーム差をつけ、混戦から抜け出した。チーム本塁打54本はシーズン200本以上のペースで両リーグ断トツ。7日の北海道日本ハム戦では5連勝中のダルビッシュ有に今季初黒星をつけるなど、その勢いはとどまるところを知らない。24勝中、半分以上が逆転勝ちで、サヨナラ勝ちは5度。「こいつらすごい」と選手たちに舌を巻きながらも渡辺久信監督は、“デーブ”こと大久保博元打撃コーチを「いい雰囲気と選手がフルスイングできる環境をつくってくれている」と高く評価する。 だが、大久保コーチを尋ねると、何度聞いても同じ答えが返ってくる。 「僕はただの
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