これは、ル・モンドウェブ版で行われた歴史家 Pascal Blanchard/ パスカル・ブロンシャール(著作:La fracture coloniale/ 植民地断絶 2005年)と読者の間で行われたチャット簡単訳です。現在(12月末)、フランスの植民地政策をめぐる論争はあきらかに“行きすぎ”の観を呈している。かえって今月アタマまで戻って、確認作業をしてみるのもひとつの理解の仕方かもしれません。 Comment écrire l'histoire de la collonialisation ? 植民地の歴史はどう書けばいいの? フレッド:ブロンシャールさん、教科書で“海外におけるスランス人の功績”を認知するという2005年2月23日法は、国民の一部を刺激する以外にどんな役に立つのか、特にどういった意味があるのでしょうか? パスカル・ブロンシャール:少なくとも、今になってやっと植民地問題
『我々アテネは、ミーロスの住人に対し、双方が実際に考えているところを十分考慮した上で、得られるものを得る努力するようにと勧める。というのも、経験を積んだ者に言わせると、両者が同等であるためには、相手を屈服させるための力が、お互いに同じでなければならない。現実には、強い者は自分に与えられた力だけのことをし、弱い者は受け入れなければならないだけを受けいれる。このことは、我々と同様、わかっていることと思う』 強大な軍事力を誇るアテネ人が、自分たちより劣るミーロス島住民に送った、冷徹で論理的な助言
「マチ」か「チョウ」か?「迷ったことはありませんか。」意外と難しい由来があります。 今でも「まち」と呼ばれる地名の多くは、江戸時代に「御」が付き幕臣の屋敷でした。 町人地の「ちょう」と区別するため、「まち」と読まれます。 現在の表記 新宿区箪笥町 しんじゅく たんすままち 〃 納戸町 なんどまち 〃 細工町 さいくまち 江戸時代の表記 御箪笥町 おたんすままち 御納戸町 おなんどまち 御細工町 おさいくまち
偶感 (2007年11月20日)読者層 ホームページを立ち上げてから、時折、ホームページをもっと頻繁に更新せよ、という叱正を受けることがある。私のホームページを読んでくれている人がいるかと思うと、励みにはなるが、同時に、そう言われても、ある意味では筆無精の私に過度の期待はしないでください、とも言いたくなる。ある意味で筆無精だというのは、論文の執筆という点では、私は平均的な研究者よりは筆まめである。少なくとも、これまでに書いた分量からいえば、そう言っていいだろう。ところが論文以外の文章については、筆無精である。私的な文章を書くことに慣れていない、というべきかもしれない。 前回の更新は8月24日だったので、もう3カ月経過した。じつは、前回更新したとき、この次は、天野郁夫編[1991]『学歴主義の社会史--丹波篠山にみる近代教育と生活世界--』(有信堂)の書評を書こうと思っていた。 数カ月前に刊
ボルシェヴィキグループ宣言 子を食す程の狂気で歴史を求めたい。 基本方針は調査し、理解し、検討する。 根拠なき説は空想と同じである。 人はえてして調査するより、 空想する傾向が強い。 そこで、これらの言葉を明記せよ。 近代歴史学の父ランケ 「己を消し去って史実に語らせたい」 19世紀の歴史家スコット 「事実は神聖であり意見は勝手である」 メンシェヴィキグループ宣言 さぁ、楽しみましょう! サバト、サバトー! 歴史は人の都合により、好みにより作られます。真実の歴史だとか、唯一無二の史実なんて安っぽい宣伝文句に過ぎません。 歴史の父とか言われるヘロトドスはお客のニーズに合わせて話を作る語りべでしたし、アーサー王伝説は19世紀に入るまで事実と思われていました。 歴史なんてそんなもの。だったら、自分の好みに合わせて歴史を構築したっていいじゃない。目くじら立てて、肩肘張っ
産経新聞社のニュースサイト。政治、経済、国際、社会、スポーツ、エンタメ、災害情報などの速報記事と解説記事を掲載しています。
A US ship was attacked on 2 August 1964. But was there a second? Newly-released US documents suggest the US escalated the war in Vietnam based on skewed intelligence. The documents cast doubt on the existence of an attack on a US warship by the North Vietnamese in the Gulf of Tonkin on 4 August 1964. The incident prompted President Lyndon Johnson to ask Congress, in effect, to declare war on Vietn
日本領サイパン島の一万日posted with 簡単リンクくん at 2005.11.27野村進著 岩波書店 (2005.8) ISBN:4000242385 価格:\2,100 通常24時間以内に発送します。 オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る 確かに中学高校の歴史の時間、第一次世界大戦後のベルサイユ体制で日本はドイツの権益の一部を受け継いだことを習った覚えがある。その権益は中国大陸の山東省と合わせて国際連合からの信託統治領として赤道以北の南洋群島が含まれていたこともかすかな記憶の奥になんとなく残っていたような気がする。ならばちょっと考えれば当たり前の話なのだが南洋群島を統治するための軍人・文官とともに多くの民間人が移り住みそこで生活していた事実に全く思い至らなかった。あえて言えば作家中島敦が南洋庁に勤務し(この本の舞台となったサイパンではなくパラオではあるが)現地に赴いていたことを
Harue OHDE Assets from Midwives in the 20th Century はじめに 近代国家の形成と助産 「助産之栞」にみる産科医の産婆(助産婦)観 20世紀の産婆(助産婦)たち 1) 笹川みす(1855-1918)と新潟私立産婆養成所 2) 柴原浦子(1887-1955)と産児調節運動 3) 入院助産の時代-Tさんの記したI助産院の日誌から- 結びにかえて: 21世紀の助産婦に引き継がれるべきもの 1. はじめに 助産婦がどのような助産の形をめざしていくことが、今後を切り拓くことにつながるのだろうか。そのヒントを探るために、助産の100年を振り返ることが、本論の目的である。 民俗学の報告によれば、出産とは一人で、あるいは夫や母などの家族か近隣の出産経験をもった年輩の女性などの援助を受けて自宅(ニワと呼ばれる土間や納戸)や産小屋で行うものだった。経験ある女性た
Mao: The Unknown Story is a 2005 biography of the Chinese communist leader Mao Zedong (1893–1976) that was written by the husband-and-wife team of the writer Jung Chang and the historian Jon Halliday, who detail Mao's early life, his introduction to the Chinese Communist Party, and his political career. The book summarizes Mao's transition from a rebel against the autocratic Kuomintang government
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く