報道されていないソ連宇宙開発の裏の歴史を紹介。有人月接近飛行・月面着陸計画、有人火星・金星接近飛行計画など。SOVIET CONQUEST OF SPACE You are visitor number Since 2003.5.15 Last update 2008.8.10更新履歴 ソ連の宇宙開発は「計画の事前発表は全く無く、失敗したことは隠し、成功したことのみ公表した。 時には、成功したことすら隠した。しかし、失敗したことを成功したと偽ることは絶対にしなかった」といったところです。 この「成功したことすら隠した」というのが最大のポイント。驚くべき情報・映像が、今でもガンガン、リークされている.。 大抵の人は「何だいまさらソ連なんて」と思うでしょうが、そんなわけでタイムリーなのだ。 99.99%の人は、このトップページを見ただけで去ると思うけど、まあ、観ていってくだ
第1回『宇宙エレベーター・コンテスト』開催 2005年10月26日 コメント: トラックバック (0) Mike Nowak 2005年10月26日 スイッチが入ると、サーチライトの光が太陽電池アレイを照らし、宇宙エレベーターの試作機『スノースター』は地上を離れた。太陽電池と金属製の固定具、既製品のローラーを組み合わせただけの簡素な装置が、発射台からゆっくりと、青色の長いテザー(綱)に沿って上昇していくと、少数の見物人たちからは大きな歓声があがった。 ブリティッシュ・コロンビア大学の学部生、スティーブ・ジョーンズ氏とダミール・ホット氏が設計したこの装置は、上昇の距離はそれほど伸びなかった――長さ約60メートルのテザーをのたうつように登りはじめたが、地上からわずか4.5メートルあたりで立ち往生してしまった。しかし、これが第1回『スペース・エレベーター・ゲームズ』での最初の出場チームであったた
〜ミッションの要に新規開発を集中 (松浦 晋也=ノンフィクション・ライター) (前回の記事へ) 米航空宇宙局(NASA)の、新有人月探査計画は、基本的に新規の技術開発をなるべく少なくすることを目指している。 にも関わらず、人間を月に送り込み、安全に帰還させるという全行程を見ていくと、「ここがトラブルを起こすと、計画全体が危うくなる」というミッション・クリティカルな部分で、高性能だが必ずしも安全ではない推進剤を新たに使用している。 地球と月を往復するにあたっては、 (1)地球周回軌道から月に向かう軌道に入る (2)月周回軌道へ入る (3)月への着陸 (4)月面からの上昇 (5)月周回軌道から離脱して地球への帰還軌道に入る ――という5回の大規模なロケット噴射が必要になる。 アポロ計画では、(1)は液体酸素と液体水素を使用する「サターンV」ロケット第3段を使用し、(2)から(5)までは、確実に
〜シャトル関連産業の保護が技術的な歪みに (松浦 晋也=ノンフィクション・ライター) 2回に渡って解説してきたように、米航空宇宙局(NASA)の新しい有人月探査計画には、奇妙な点が多い(関連記事1、関連記事2)。「出来なくはないだろうが、本当にそれが最適なのかと問われれば口ごもるしかない」という設計が、あちこちに見え隠れする。それは、新有人月探査計画が、純粋な技術的問題と言うよりも政治的な問題であることを示唆している。 NASAの新有人月探査計画に影響した政治的問題は2つあった。一つは、宇宙開発を巡る、NASAと米国防総省との確執。もう一つは、既存のスペースシャトル運航で仕事を確保している航空宇宙産業を保護するという産業政策面の問題だ。 「有人対応」という主張で新ロケット開発へ 実はNASAの有人月探査の基本プランは、2004年1月の、ブッシュ大統領による新宇宙政策発表とほぼ同時に検討が始
〜シャトル技術流用が実現性に影 (松浦 晋也=ノンフィクション・ライター) 2005年9月19日、米航空宇宙局(NASA)は、2018年から有人月探査を再開する具体的な方法を公表した。2004年1月に、ブッシュ米大統領は、スペースシャトルと国際宇宙ステーション(ISS)を中心とした従来の方針から踏み出し、有人月・火星探査へと大きく方針転換した新宇宙政策を発表している。今回発表したのは大統領府の方針転換に応じて、NASAが策定した具体的な月探査計画だ。 カプセル型有人宇宙船、月着陸船、人員輸送用、貨物輸送用の新ロケットを開発し、一度に4人の宇宙飛行士を月面に送り込み、一週間程度の探査を行う。NASAは、このような探査を年2回のペースで進め、その先には恒久的有人月基地を建設するとしている。 同計画は、一見すると1960年代のアポロ計画を現代の技術を注入して蘇らせたように思える。しかし、主に新ロ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く