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ブックマーク / www.kyoto-u.ac.jp (6)

  • 恩師を語る 臨床心理学の礎を築いた 河合隼雄 - 京都大学広報誌『紅萠』

    2017年秋号 恩師を語る 〈なにもしない〉ことに全力を注げ 生きている〈あなた〉一人ひとりを見つめつづけた臨床家 皆藤 章 大学院教育学研究科 臨床教育学専攻教授 現代につながる日の臨床心理学の礎を築いた河合隼雄先生。箱庭療法をはじめとする心理療法を臨床の現場で実践・普及させるなど、臨床心理学者として多くの業績をのこした。教育文化、児童文学など、幅ひろい探求心で多くの仕事をこなすかたわら、晩年まで、クライアント一人ひとりとむきあうことを欠かさなかった。「たった一人のクライアントの人生を引き受けるために、自分の時間と人生を費やすことのできる、とても大きな人でした」。インタビューに訪れた皆藤章教授研究室には、お別れの会でつかわれたという河合先生の写真パネルが掲げられている。師への思いを語る愛弟子のようすをニカッと笑って見守っている 1997年に実施した鳥取県米子市での勉強会にて。「事例報

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    fm315 2021/12/25
  • 日本人の表情がエクマンの理論とは異なることを実証 -世界で初めて日本人の基本6感情の表情を報告-

    佐藤弥 こころの未来研究センター特定准教授らの研究グループは、日人65人を対象として、表情の表出を調べ、日人の表情が心理学研究において著名なエクマン博士の理論とは異なることを実証しました。 表情は感情を表すメディアで、人のコミュニケーションに不可欠です。エクマンは、感情を表す普遍的な表情があるという理論を提案しました。理論は、観察や直感に基づいていましたが、基感情の表情表出を実証的に調べた先行研究は、この理論を部分的にしか支持していませんでした。さらに、そうした研究は今まで、西洋文化圏でしか実施されていませんでした。 研究では、被験者は基6感情(怒り・嫌悪・恐怖・喜び・悲しみ・驚き)のシナリオに基づいて表情を表出しました。その結果、写真条件ではターゲットの感情が明確に表出されましたが、シナリオ条件では幸福と驚きの条件でしかターゲット感情ははっきりと表出されませんでした。さらに、写

    日本人の表情がエクマンの理論とは異なることを実証 -世界で初めて日本人の基本6感情の表情を報告-
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    fm315 2019/02/15
  • 平成28年度卒業式 式辞(2017年3月24日)

    日、京都大学を卒業される2,888名の皆さん、誠におめでとうございます。ご来賓の井村裕夫元総長、長尾真元総長、尾池和夫元総長、列席の理事、副学長、学部長、部局長をはじめとする教職員一同とともに、皆さんのご卒業を心からお祝い申し上げます。あわせて、今日の卒業式を迎えるまでのご家族および関係者の皆様よりいただいた数々の厚いご支援に対し、心より御礼申し上げます。京都大学が1897年に創立され、1900年に第1回の卒業式を迎えて以来、120年にわたる京都大学の卒業生の数は皆さんを含めて205,859名になりました。 さて、皆さんは入学以来、どのような学生生活を送ってきたでしょうか。日はぜひ、この数年間京都大学で過ごした日々のことを思い出してください。厳しい受験戦争を勝ち抜いて入学した皆さんは、京都大学にどんな期待や夢を抱いていたでしょうか。今日、卒業式を迎えるまでの数年間、それは叶えられたでし

    平成28年度卒業式 式辞(2017年3月24日)
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    fm315 2018/03/28
  • 「WINDOW構想」ってなんですか さまざまな人に聞いてみよう - 京都大学広報誌『紅萠』

    2016年春号 「WINDOW構想」ってなんですか プロジェクト代表/企画者に聞いてみよう WINDOW構想の〈D〉で推進するのが、京都を丸ごと大学のキャンパスとみなして地域・社会と共生する「京都・大学キャンパス計画」。京都の他大学との単位互換制度や、京都府や京都市、京都府下の施設との連携が大きく掲げられている。人文科学研究所(人文研)は、学問分野を横断し、多彩な研究者たちが集って一つの課題を追究する「共同研究」のスタイルをいちはやく導入した、京都大学を代表する研究所の一つ。学外の研究機関や一般市民をまきこんだ企画も活発だ 「ひとクセある」企画で、参加者の好奇心を刺激したいんです 小関 隆 人文科学研究所教授 「研究成果の社会発信」とうたい、一般市民を対象とした公開講座などがひんぱんに開かれているが、「人文研アカデミーは、〈ひとクセある〉企画が多いのではないでしょうか」。 学生が所属せず、

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    fm315 2017/06/05
  • 学術情報メディアセンターセミナー「第三次AIブームの虚と実」

    学術情報メディアセンターでは月に一度、各分野でご活躍の講師をお招きし、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。 最近、第三次AIブームが到来しています。ゲーム、自動運転、金融、医療、教育などさまざまな分野でAIが導入されつつあります。ビッグデータやIoTとも相性が良く、人間を支援するという意味で非常に期待されています。一方、シンギュラリティでは人工知能の脅威も議論されています。 今回の学術情報メディアセンターセミナーでは、元木剛 日アイ・ビー・エム株式会社ワトソン事業部ワトソンソリューション担当理事、松原仁 公立はこだて未来大学副理事長をお招きし、このAIブームをどのように捉えているのかをご講演いただきます。学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしています。

    学術情報メディアセンターセミナー「第三次AIブームの虚と実」
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    fm315 2017/03/22
  • 「再生できるプラナリア」と「再生できないプラナリア」の謎、解明される

    阿形清和 理学研究科教授、梅園良彦 徳島大学ソシオテクノサイエンス研究部学術研究員(2013年3月まで理化学研究所)らのグループは、100年来の謎であった「プラナリアの再生の仕組み」をついに分子レベルで解明しました。さらには、プラナリアの再生原理を理解することによって、もともと再生できないプラナリア種の遺伝的原因を解明し、世界で初めて人為的に再生を誘導することにも成功しました。 研究は、2013年7月25日午前2時(日時間)に英国総合科学誌「Nature」のオンライン速報版で発表されました。 概要  体をどんなに切られても、再生できる不死身で不思議な生き物「プラナリア」。プラナリアには幹細胞が全身に存在し、体の位置情報に従って失われた器官や組織を正しく再生することができます。特にナミウズムシは再生能力が高く、例えば、体を前後に切られても、頭部からは首と腹と尾が、尾部からは頭と首と腹が再

    「再生できるプラナリア」と「再生できないプラナリア」の謎、解明される
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    fm315 2013/07/25
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