来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
「個人が個人に金を貸すサイト」のZopaが日本に進出するそうです。2年ほど前に「P2Pローン、もしくはソーシャル金貸し」というエントリーで、主に競合のProsperのことを取り上げましたが。日本の金融ルール下でもできるんだ!という驚きが。 5年ほど前、Bay Areaの住宅相場・金利・日本経済というエントリーでこんなことを書きました。 リスクに見合った金利で資金を融通する仕組みがない」ことが、日本経済が立ち直らない理由だと思う。 アメリカでは、企業の資金調達でも、株式、債権の市場が充実しているのはよく知られているところだが、それ以外でも、例えば 売掛債権を割引して買ってくれるfactoringなんかが普通に存在する。もちろん、リスクが高ければ、その分金利(や手数料)が高いことでバランスが 取られている。しかし、日本ではこれは「手形割引」てな感じで電信柱なんかに張り紙がはってある、ちょっとア
スルガ銀行は2008年3月6日、日本IBMに111億700万円の損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に提起したと発表した。「新経営システム」の開発を委託したが、「IBMの債務不履行により開発を中止せざるを得なくなった」(広報)ことにより被った損害や逸失利益などの賠償を求めたもの。 スルガ銀が導入を目指していたのは、IBMのオープン勘定系パッケージ「NEFSS/Corebank」。2004年9月にプロジェクトを開始していた。当初は2008年1月の稼働を目指していたが、開発遅れにより、延期していた。 スルガ銀はNEFSS/Corebankの導入は中止するものの新経営システムの構築プロジェクト自体は引き続き進めるという。スルガ銀の現行の勘定系システムは日本IBM製。 日本IBMは、「訴状を見てないので詳細は分からないが、契約上の義務は果たしたと認識している」(広報)とコメントする。
著者工藤は精力的に近代史のノンフィクションに取り組んでいる。近代史にははっきりとは言えないが、常に闇が潜んでいる。工藤はその闇にひとつずつ、明かりを灯そうとしているのだろうか。 前著は『われ巣鴨に出頭せず』では、最後の公家近衛文麿のついてのノンフィクションだった。本書の昭和維新とは昭和11年(1936年)2月26日「二・二六事件」の、青年将校たちの蜂起に事をさす。二・二六事件は正確にはクーデターであり、内戦ではないかもしれない。しかし、著者はこの事件を「維新」と呼ぶ。ならば、「内戦」の範疇に入れてもいいだろう。 著者はこの事件の軍師となった、齋藤瀏の生涯を丹念に追っていく。齋藤のいかなる思想背景が昭和維新を引き起こしたのかを、丁寧に検証していく。2・26事件はときの昭和天皇に対する明白な、将校たちの命を賭した抗議行動だった。 齋藤瀏の娘の史(ふみ)が宮中の歌会始に招待されるところから本書は
銀行口座の残高は2万円しかないはずなのに、ATM(現金自動預け払い機)から1万円を引き出そうとして、間違って引き出し額を1ケタ多い10万円と打ち込み、画面上の数字を確かめもせずに「確認」と入力したところ、何と不思議なことに現金10万円が出てきた。発行された明細表を見ると、そこにプリントされていたのは、引き出し額は1000円で残高が1万9000円。「そんな馬鹿な」と明細表をしげしげと確認し、現金を数え直したが、明細書に印字されている引き出し額は1000円であり、手元の現金が10万円であることは間違いない。 貴方ならどうする? そこで質問。“もしATMから現金を引き出そうとして、同じ状況に遭遇したら、貴方ならどうしますか?”。銀行(あるいは警察)に届けますか? そのままネコババしますか? この驚くべき事態に遭遇した人物が、中国広東省の省都、広州市に実在したのである。 2006年の年初に山西省襄
前回紹介したように、海外の競争当局によるカルテルの摘発が増えている。欧州委員会が日本企業にカルテル容疑で制裁金を科した産業は、昨年だけでもファスナー、業務用ビデオテープ、ガス絶縁装置、建築用板ガラス、合成ゴム、エレベーターなど多岐にわたる。 日本の公正取引委員会もカルテル摘発に積極的に乗り出しており、昨年7月には土木用鋼材の価格カルテル容疑で新日本製鉄(5401)、住友金属工業(5405)、JFEスチール、クボタ(6326)に公取委が立ち入り検査を行った。さらに今年1月、住宅に使われる亜鉛メッキ鋼板で、日新製鋼(5407)や日鉄住金鋼板、JFE鋼板、淀川製鋼所(5451)の4社が公正取引委員会の価格カルテル疑惑で強制調査を受けた。相次ぐ鉄鋼業界のカルテル問題に今回公取は刑事告発を視野に入れた強い姿勢で調査に臨んでいる。 競争当局がカルテルに対して厳格な姿勢で臨んでいる中で、カルテル行為を摘
『その数学が戦略を決める』という本がある。かなり売れているようなので、お読みになった方も多いだろうが、原題『Super Crunchers』が示すように、大容量のデータ処理が可能になってきた現在、プロの感覚に頼らずとも、データをきちんと回帰分析することで、様々なことが読めるようになってきた、という内容の本だ。 気候データを解析すれば、ワインのプロと同等以上に良年が分かり、品質が推定できる、とか、プロ野球で活躍する新人選手をピックアップできる、といった例が挙げられている。 確かに、膨大なデータを蓄積し、処理できるようになったことで、過去には不可能だった様々な検証作業ができるようになってきた。ネット上のマージャンゲームのデータを使って、マージャンの定石を検証し、さらに新たな定石を作るという試みについては、以前このコラム「マージャンもビジネスも、ネット上のデータ分析が武器に」でもご紹介した。 こ
「ゼロベース思考」という言葉がある。今までの考え方、成果、仕事のやり方、制度や設計、すべて忘れて新しいことを追求しようという姿勢のことである。 人も組織も存続している限り、何らかの成功体験がある。そして、それを継続したいという気持ちがある。毎年、稲作に励んできた農耕民族には特に顕著な気持ちだ。昨年通りのことをすれば、そこそこの成果が得られるのが農耕だから、できればそうしたいと思ってしまう。 しかし、ゼロべース思考では、過去と一度決別する。これはまるで、これまで一生懸命ためてきた貯金を一度捨てろと言われたみたいなもので、なかなか誰も行いたくはないことだ。しかし、この思考方法ができなければ、大きな成長も大きな成功もないと思った方がいいだろう。 途中で引き返し、イチからやり直すことの意味 山登りに例えてみる。富士山に登ろうと固く決意して山登りを始め、何時間もたって、この山は富士山ではないことが分
東芝は2008年3月6日,同年1月に設立した米国現地法人の東芝アメリカ原子力エナジー社(Toshiba America Nuclear Energy)において,米国市場に向けた原子力発電プラント建設の受注活動を同年3月から本格化させると発表した。東芝は2006年10月に米原発大手のWestinghouse社を買収。「既に30基以上の新規プラント建設が表明されている」(東芝)という米国での受注拡大を目指し,東芝は新会社を通じてWestinghouse社との連携を深める。 原子力発電プラントには,沸騰水型原子炉(Boiling Water Reactor:BWR)方式と加圧水型原子炉(Pressurized Water Reactor:PWR)方式の2種類があり,東芝は前者,Westinghouse社は後者に強みがある。新会社の武器は,この両方式に対応できる点。さらに,新会社を通して両社は,工
日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか スポンサード リンク ・日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか 斬新な切り口でまっとうな歴史哲学を語る本。 著者の調べによると日本全国で1965年ごろを境に、キツネにばかされたという話が発生しなくなったのだという。本当にキツネが人を化かしていたのか、その話をみんなが信じていたのか、という問題はともかく、そのような話が出なくなったことは歴史的な事実である。 高度経済成長に伴う変化の中で、日本人は知性でとらえられるものを重視するようになった。同時に知性によってとらえられないものはつかめなくなったということでもある。 この本でとても気になった一節がある。かつての村社会における情報流通についての説明である。 「人間を介して情報が伝えられている間は、情報の伝達には時間が必要だった。大事な情報は急いで伝えられただろうが、さほど急がなくてもよい日常世界の情
『研究者に必要なもの。…誰か教えてくれ。』今日はちょっと切ないお話。 あるだろうと思いながら、やっぱりあった悲しいお話。 * * * 僕の研究所には、尊敬する先輩がいた。 もの凄い格好いい先輩。 そりゃ、お世辞にもイケメンとは言えない。 頭も禿げてる。 お腹はちょっと出てる。 背も低い。 俗に言う、チビデブハゲのカテゴリーに入ってしまうかも知れない。 けど、ものすごい目がキラキラしていて。 その穏和な性格と素敵な笑顔で男も女も夢中にさせてしまう、そんな先輩だった。 僕の所属してるサークルはその先輩が作り、その先輩を中心に何十人も集まった、そんなサークルだった。 教官も事務も、誰も彼もが一目置く、そんな凄い人。 先輩には恋人がいた。 背の高く、髪の長い美人。 研究所一の美人だ。 何も知らない人が見たら美女と野獣なんて言ったかも知れない。 けど、先輩の周りに彼らをアンバランスだなんて言う奴は
毎日毎日ボクらは電車の中でもみくちゃにされて嫌になっちゃうよ。 会社にたどりつくまでにエネルギーの半分がた浪費しているのは、実にバカバカしい。義務教育で「がまんをすること」の大切さを教え込まれたが、こんなところで役に立とうとは(嫌だあぁぁ)… とはいうものの、いやしくもニッポンの社畜として、満員電車は避けて通れぬ。朝だけではない。終電ラッシュの方がタチ悪い。酔っ払って車内でお好み焼き(又はもんじゃ焼き)を作り出す人がいるからね(でも不思議だ、どんなに混んでいても、そこだけキッチリ空間ができるから)。 「座る技術」という本があるが、あれは初心者向け。日比谷線の「次の3列」「次の次の3列」をめぐる攻防や、東海道新幹線の「指定席車ドア→普通車座席」の反則技、次を待つフリをして発車間際に尻から入る超技がない―― っつーか、座るどころか、そもそも乗れないんだケド。あるいはホームからこぼれ落ちそうなん
クビにされそうだった大学教員です。現役大学生とか、これから大学生になる人とか、大学生の親になる人向けのつもりで。 面白かったときにブログランキング【ココ】を押してもらうと、中の人が喜びます。 情報科学とか、情報処理演習とか、情報リテラシとか、計算機実習とか、名前をどうあれ、フラスコが全学部に教えている内容は 「高校で学べなかった人のための、WordとExcelとPowerPoint教室」 だという自覚と、がっかり感。 ネットの上でのことを教えろと言われても、じゃあ「ショコタンの評判はギザカワユス」みたいな機能を教えるべきなのか?とか思うと、どっからどこまでを教えるべきなのか見当がつきません。 教えてGooとか紹介しますか? はてなとかを紹介してみますか? が、リアルに近い将来教えることになるかもしれないなぁ、と思っているのがGmail。 使っていると、便利さが尋常ではないです。 ついでに使
サキとは彼女の自宅近く、湘南台駅前のスーパーマーケットで待ち合わせをした。彼女は自転車で後から追いつくと言い、僕は大きなコインパーキングへ車を停めた。煙草を一本吸ってからスーパーマーケットへ向かうと、ひっきりなしに主婦的な女性かおばあちゃんが入り口を出たり入ったりしていた。時刻は午後5時になる。時計から目を上げると、待たせちゃったわねと大して悪びれてない様子でサキが手ぶらでやってきた。 お礼に料理を作るとはいえ、サキの家には食材が十分足りていないらしく、こうしてスーパーマーケットに寄ることになった。サキは野菜コーナーから精肉コーナーまで、まるで優秀なカーナビに導かれるように無駄なく点検していった。欲しい食材があると、2秒間程度それらを凝視し、一度手に取ったじゃがいもやら豚肉やらを迷うことなく僕が持っているカゴに放り込んだ。最後にアルコール飲料が冷やされている棚の前へ行くと、私が飲むからとチ
先日、「公共図書館全体の年間図書購入費を国民の数で割ると、1人あたりの金額は200円にも満たない」という話をしましたが*1。 ・・・そういや、図書購入費に限らず、図書館費総額で計算するとどうなるんだろうね、これ?? これも以前書いたエントリによれば、私立図書館を除く日本の公共図書館の総経費は1305億9053万円。 日本国民が現在だいたい1億2500万人くらいとして割り算をすると・・・その額、約1045円。 日本中の公共図書館をつぶして、かかるはずだった金額を国民全員で分配して、かつ皆が5円チョコを1個買うのを我慢すると、1人1冊『ドアラのひみつ かくさしゃかいにまけないよ』が買えます。*2 ・・・小学1年生のお年玉でも10倍くらい貰ってるがな。 まあ、図書館費を計算した時のエントリでも「図書館員の人件費がきちんと含まれていない」という問題点が指摘されていたので*3実際は最大でこの倍くらい
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