毎年、4月の第1日曜日に開催される伝統の奇祭『かなまら祭り』。江戸時代、川崎宿の飯盛女たちが性病除けや商売繁盛の願掛けを行ったことに端を発し、行われるようになった。子孫繁栄(子授け)や安産、縁結び、夫婦和合などの利益があると言われている。近年では、エイズ除けの祭りとして国際的にも話題に。祭りの見どころは、12時からの面掛行列。男根の張形が納められた「かなまら大みこし」や、ピンク色の「エリザベスみこし」などが街を練り歩く。 2014年の祭りの様子はこちら
相手に期待しすぎて失言する 少数派の気持ちを汲み取ることは必要だが、潔癖症なまでにそれを突き詰めると差異というものが認められない極端な同質社会になってしまう。アメリカでは年収や人種によってコミュニティがかなりきっちりわかれていて、別のコミュニティに迷い込むとすごく居心地が悪かった。こういう分断は格差にもつながるし問題はあるのだが、相容れないもの、一緒にできないものがあるということを受け入れることから前に進めることもある。 日本の場合、どこかで「みんな最後には一緒になれる」という希望を捨て切れていない気がする。公な立場にある人間が、公な場で私的な見解を述べて問題なるのも、「きっとわかってくれるだろう」という期待があるからだろう。ネット上のクレーマーも「こんな酷いことがあった。みんなも酷いと思うでしょう? だったらみんなで懲らしめようぜ」という思いで書き込む。こういう心理が価値観が一色に染まり
不謹慎だ! と言いたいだけ ネット上の炎上も同じような構造だと思う。ネット上での意見の食い違いは有意義な議論の入り口にもなり得るのに、「炎上=罪」という決めつけが発言の内容自体を精査することを阻んで、ただの祭りになってしまう。少し前に無印良品のふかひれスープに対して販売停止を呼びかける運動がネット発で起こったが、良品計画が、ヒレだけ取って捨てるという残酷な漁はしておらず、乱獲もしていないということを数字も入れてきちんと説明したらあっけなくおさまった。実は真っ当な議論になると案外ネット上で拡散されない。 要は「不謹慎だ!」と言いたいだけで、暇な人がネット上で「なんとなくけしからん」対象を見つけてきて叩くケースが増えているように思う。叩くことが目的なので、それが本当に悪いことだったのか、なぜよくないのか、どうしたら正せるのか、というところまで検証することはない。今回のオリンピックの最中に、メダ
ソチ五輪開催前のことになるが、ロシアの棒高跳びのイシンバエワ選手が、ソチでオリンピックに参加する選手は、LGBT(男女同性愛者、両性愛者、トランスジェンダー)のプロパガンダ行為を禁止するロシアの法律に従うべきだと述べて世の中から叩かれ、謝罪を出す事態にまで発展した。もともとこの法律は、ヨーロッパやアメリカが人権侵害だといって批判していていた。国内世論にも配慮して、大統領が開会式を欠席までしたアメリカやフランスはLGBTに寛容な国だが、イシンバエワを叩いている人のなかにはさまざまな国籍の人がいた。ロシアと似たりよったりの価値観の国だって少なくはなかったはずだ。 個人的にはLGBTの流れは進んでほしいと思っているが、人々がしっかりと議論して納得する前に先進国ではこれが主流だからという理由で、他の国に同じ正義を押し付けていいのだろうか。もし世界中同じ価値観を共有する事を求められたら、それはそれで
昨日、Appleのティム・クックCEOが、WSJのインタビューの中で、新しいカテゴリの製品を投入する事を示唆する発言を行いましたが、iDownload Blogによると、今年の発売が噂されているより大型の「iPhone」に関する質問にも答えていた事が分かりました。 クック氏はより大きなディスプレイを搭載したiPhoneについて聞かれたところ、『我々はテクノロジーの準備が整うまで、そのラインを越えたくないという事で、我々はそれを決してしないとは言いません。我々は顧客に対し、サイズだけでなく、解像度、コントラスト、信頼性など全ての点で良いものを提供することを望んでいます。多くの異なるパラメータがディスプレイを定めるためにあり、我々はそれ(ディスプレイ)がソフトウェアのウィンドウであることを理解しているので、全てに注意を払います。』と述べたそうです。 簡単に言うと、Appleは大型ディスプレイを
日本で「グローバル化」が叫ばれて久しい。学校教育や就職に際して、「国際化」や「グローバル化」という言葉を聞かない日はない。 小学校の英語教育必修化、楽天の社内英語公用化、安倍政権の世界大学ランキングトップ100に10校ランクインを目指す改革…。 採用に英語力を重視する企業や留学生を積極採用する企業も増えてきている。子どもに英語を学ばせようと英会話教室に通わせる親も増加傾向にあり、両親とも日本人でありながらインターナショナルスクールに通う子どもも珍しくはなくなった。 東京オリンピック開催に向け、ますます「日本のグローバル化」熱がヒートアップしている。しかし、このグローバル化に向けた取り組みの仕方が間違っているのではないかと疑問を唱える人もいる。 日本好き外国人のための日本情報サイトTofuguでライターをしているオースティンさんもその一人。彼は2012年から日本の大学へ留学に来ている学生だが
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