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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/Takeuchi-Lab (5)

  • 「課題解決力、コミュ力」教育で、課題を解決できるようになるのでしょうか? - 竹内研究室の日記

    中学でも、高校、大学でも最近の学校は 「創造性を持った課題解決能力の教育をします」 「プレゼン力、コミュニケーション能力を育成します」 とアピールするところが目に付きます。それに、「グローバル力」を付ければ役満でしょうか。 これは企業が欲しい学生像だったり、学生が就活でアピールする時の言葉でもあります。 しかし、私も教育に携わる一員として、このような風潮がいまひとつ理解できません。 基礎の学力ができていない学生に特殊な教育をすれば、課題を解決できるようになるのか? 話す内容を持たない人が卓越なコミュニケーション能力を発揮してプレゼンできるのか? 学生もかわいそうです。 基礎の教育がおろそかのままで、「創造性を発揮して」「課題を解決し」「プレゼンしろ」と言われたら、デタラメを堂々と話す若者が量産されるのは必然です。 問題なのは若い人ではなく、そうした人を育成しているシステムです。 現在の「課

    fragilee
    fragilee 2014/11/28
    ネットに情報があふれている時代でも、人はそんなに賢くなったとは思えません。 情報を取捨選択して使いこなすのはあくまでも人間です。
  • 自分はエレクトロニクス・ITの研究者だけど、子供にはスマホもパソコンも使わせない理由 - 竹内研究室の日記

    先日、スティーブ・ジョブズが子供には自分が開発したiPhoneiPad、コンピュータを使わせずに「ローテクな親だった」というニューヨークタイムズの記事が話題になりました。 Steve Jobs Was a Low-Tech Parent 私もエレクトロニクス・ITの研究者ですが、自分が開発した製品を、子供たちには使わせていません。 子供たちには携帯電話は普段は持たせず、どうしても必要な時だけ、機能を通話に絞ったものを持たせています。 私が開発したフラッシュメモリによって、iPhoneiPadが生まれました。 更に、ストレージが大容量化してデータを大量に記憶できるようになった恩恵で、以前は知りえなかった情報をネットで簡単に検索できるようになりました。 小学校などで子供たちにタブレットを配ることを推進する人は増えてきましたし、ネットで検索できる知識は覚える必要が無い、という人も出てきました

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    fragilee 2014/11/03
    大事な視点。>>
  • 若い女性がかわいそうだから、と甘やかすオジサンこそが、マジメに頑張っている女性を潰していることについて書いてみました。 - 竹内研究室の日記

    「小保方さんを見て、女性でかわいそうと言うおっさんが居るようだけど。そういう女性やおっさんこそが、マジメに仕事をしている女性の敵なんですよね。要はやった仕事の中身で評価してない。」 というツイートがたくさんリツイート(今のところ1200くらい)されて、やっぱり同じように感じている方が多いんだなと実感しました。 小保方さん個人のことは私はもちろんわからないので、良くある一般的な話として、書こうと思います。 痛感するのは、こういうオジサンは女性を評価している振りをして、実際は正反対。女性の仕事の中身を見て評価しているわけではないということ。 オジサンは飲み会とかで若い女の子をチヤホヤできて楽しいし、こうした女性の方も楽して仕事ができるという共犯関係(男を使うことも)。 こういうのは、どの職場でもある程度はあるのでしょうが、理系の企業では女性がとても少ないので、女性は希少価値。で、比較的多いのか

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    fragilee 2014/04/12
  • 【献本御礼】企業が「帝国化」する アップル、マクドナルド、エクソン〜新しい統治者たちの素顔(松井博著) - 竹内研究室の日記

    アップルに勤めていた松井博さんの「企業が「帝国化」する アップル、マクドナルド、エクソン〜新しい統治者たちの素顔」を献頂きました。 私もフラッシュメモリの開発でアップルと付き合っていたので、顧客の裏側が見れて面白いでした。 iPhoneのようなハードウエアから、iTuneのようなソフト、サービスまでの巨大なシステムを構築していたのは、「仕組みを作ることができる」ごく少数の優秀な人材というのは、なるほどと思った。 巨大なシステムなだけに、大人数が関与する、ボトムアップではバラバラになってしまって整合が取れず、上手くいかないんでしょうね。 これからの企業は、極めて優秀な「仕組みを作ることができる」人材を獲得できるかで勝負が決まる。 そのためには、大学を卒業してからも、常に自分を鍛え続けられるような人が必要だし、そうした、優秀な人を正当に評価して、処遇することも必要。 一方、日では、社会人

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    fragilee 2013/02/20
    むしろ、大事なことは、突飛なことではなくて、当たり前のことなんですよね。ところが、この当たり前のことができないのが、人間だし、今の日本もそう。
  • イノベーションを生み出したければ、コンセンスは諦める。人が見えないもの、見たくないものを、見定める。周囲の反対の中、孤独に耐えながら、不遇でも実行できるか。 - 竹内研究室の日記

    ニューズウィーク日版2012年8月15日号に「ノーベル賞に一番近い日人」という記事が掲載されています。 記事には、作家の村上春樹さんやiPS細胞の山中先生などと並んで、私の東芝の時の上司であり、フラッシュメモリを発明した舛岡富士雄先生が候補者として書かれています。 フラッシュメモリがなければ、デジカメも、携帯電話も、スマホもなかったわけですから、そろそろ、受賞しても良いのではと期待しています。 舛岡先生から学んだことはとても多いのですが、ご一緒させて頂いて感じたのは、イノベーションなんて、綺麗事ではできないということ。 画期的な技術や製品は、発明した時には、ただの変な技術。 周囲は全員反対、不遇という、猛烈な逆風に耐えることができなければ、イノベーションは生まれません。 そもそも、周りの人が簡単に理解できるようなことは、きっと既に誰かがやっている。 コンセンスを求めること自体が、イノベ

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    fragilee 2012/08/18
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