ソニーの画像センサー(右)が不足して、中国勢からスマートフォンが作れないと悲鳴が上がっている(コラージュ) 新興国を中心に世界的な需要拡大が続くスマートフォン。搭載されるカメラの眼の役割を果たすのが、画像処理を行う半導体「イメージ(画像)センサー」だ。金額シェアで約4割と世界首位のソニーは、米アップルなどの有力スマホメーカーに供給している。そんな中、中国の業界アナリストによる「ソニーのセンサーが不足して、中国産スマホがつくれない」という悲鳴が現地メディアで紹介された。記事では、中国人が認めたがらない「日本メーカーへの依存」を直視すべきだと論評している。 ソニーは何度も増産 普段は表に出ない中国スマホ業界の懸念が白日の下にさらされたのは、アナリストが中国版ツイッターといわれる短文投稿サイト「微博(ウェイボー)」に投稿したつぶやきで暴露したのがきっかけ。これを中国メディアの「頭条前瞻」が4月末