第328回:新スタンダード誕生、ソニーインナーイヤー最高峰「MDR-EX700SL」 〜 ドライバの大型化とフィット感を両立させた新機構〜 ■ EXシリーズ最高峰が登場 前回の「PFR-V1」と同じく、ソニーのディーラーコンベンションで気になった製品が、インナーイヤーEXシリーズの最高峰モデルとなる、「MDR-EX700SL」である。 これまでの最高峰「MDR-EX90SL」は、音導管をユニットから斜めに突き出すことで、これまでの密閉型インナーイヤーでは採用できなかった13.5mm径の大型ドライバを採用することができた。 このEX90は発売から1年半を経て、様々な派生モデルを生み出した。ソニーでも廉価モデルが登場したが、他社からも同様のコンセプトのものが登場するなど、革新的であったわけだ。 そしてこのEX90のさらに上位モデルが、今回の「MDR-EX700SL」(以下EX70
第324回:ついに1080iに到達したXacti「DMX-HD1000」 〜 高画質とユーザビリティのバランスが高次元で融合 〜 ■ 今度のXactiは全然違う 三洋Xactiは、デジカメなのかビデオカメラなのかでカテゴリ分けが難しいカメラである。両方にまたがる製品ということでそのユニークさが際だっていたわけだが、逆に言えばデジカメだから動画はしょうがないよね、という部分と、ムービーカメラだから静止画はしょうがないよね、と言う部分が同居している感があった。 だが今回のフルHDモデル「DMX-HD1000」(以下HD1000)では、ようやく基本的な部分から設計の見直しが行なわれ、従来ユーザーも大満足の出来に仕上がっている。フルHD/H.264記録、CMOSの採用という見所も多いが、標準バッテリで約2時間の動画撮影可能になった点は大きい。 店頭予想価格は12万円前後となっているが、
三洋、720p対応のスリムなハイビジョン「Xacti」 −H.264フォーマット採用で実売7万円前後 三洋電機株式会社は、ムービーカメラ「Xacti」シリーズの新モデルとして、720p対応のハイビジョンモデル「DMX-HD700」を10月19日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万円前後の見込み。カラーリングはブラウン(T)、レッド(R)、シルバー(S)を用意する。 3月に発売した「DMX-HD2」の後継モデル。「HD2」と同様に720p撮影が可能なモデルで、搭載しているCCDも約738万画素で共通だが、記録フォーマットがHD2のMPEG-4から、MPEG-4 AVC/H.264に変更されたのが特徴。 また、9月発売の1080i対応モデル「DMX-HD1000」は、画質を追求するためにレンズ部を中心に大型化しているが、「DMX-HD700」ではバッグなどに手軽に
SonicStage要らずの「ウォークマン」を試す ドラッグ&ドロップにも対応。ソニー 「NWD-B103F」 カセットテープ、CD時代はポータブルオーディオの代名詞であった「ウォークマン」。しかし、HDD/フラッシュメモリの時代に入り、iPodにその座を奪われた感は否めない。 その一因として度々指摘されてきたのが、「著作権管理を厳密にするあまりユーザーの利便性を損なってきた」という点。楽曲管理ソフト「SonicStage」は数年前まで手持ちのCDのリッピング楽曲についてもチェックイン/アウトの管理が必要なほか、自社コーデックのATRACにこだわり、MP3の管理や転送ができないなどの制限が設けられていた。そのため、ユーザー側からは使い勝手に不満を感じる要素を残してきた。 だが、近年のSonicStageでは、MP3もATRACもAACもシームレスに扱え、かつてのような不満は聞か
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