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  • 『江戸の読書会』前田勉(平凡社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「近世にあった「創造的な場」」 『ジェイン・オースティンの読書会』みたいなものを連想すると、大分ちがうようだが、江戸時代の日にも「読書会」があったらしい。『江戸の読書会』という書名をはじめて見たとき、山田風太郎の小説『エドの舞踏会』を思い出した。これは風太郎の「明治もの」に属する作品で、明治の元勲の夫人たちがみな芸者上がりというところに目をつけて、鹿鳴館華やかなりし頃の近代日の裏面をユーモラスに描いている。「明治の中の江戸」的なもの、実はそれが明治をつくった当のものなのに、明治国家ができあがると滅びていって、昭和の破局にいたる。そんな風太郎的なモチーフを思い浮かべながら読むと、書からもまた別の感興が立ちのぼる。 さて、書は、「江戸の」と題しながら、明治の自由民権運動の話から始まる。 「斬髪して間もない武士や町人・農民たちは、演説会や読書会のなかで西欧近代の自由

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