2009年2月22日、第81回アカデミー賞の発表・授賞式が行われ、ガス・ヴァン・サント監督作『MILK』が主演男優賞(ショーン・ペン)および脚本賞(ダスティン・ランス・ブラック)を受賞しました。 1970年代、ゲイであることを公表した上ではじめてアメリカで公職についた政治家ハーヴィー・ミルクの半生をドキュメンタリータッチで描いたこの映画のことは3/23の「ハートをつなごう」アンコール放送でもご紹介しますが(監督の来日にあわせてインタビューを行いました)、「虹色」ではNY在住、人権や性的少数者のテーマに詳しいジャーナリストの北丸雄二氏に時事コラムを綴っていただきました! ハーヴィー・ミルクを演じて今年のオスカーを穫ったショーン・ペン。授賞式では、ゲイの人権に言及した印象的なスピーチも話題となった。映画『MILK』のカットより。 (C)2008 FOCUS FEATURES LLC. ALL