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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (39)

  • 「キャハハ、キモーイ」「キモいよねーキャハハ」 - シロクマの屑籠

    六月の夕方、なんともいえない風景に出くわしたので書き留めておく。 その日の私は、Xという会合に出席するために、遠い街を歩いていた。不況の折にもかかわらず、街を歩く人達の表情もどこか明るく、梅雨の合間の晴天を、誰もが楽しんでいるかのようにみえた。 駅前のスクランブル交差点で信号待ちをしている時に、その歌声は聞こえてきた。 振り返ると、三十歳前後とおぼしき男性が、バスターミナルの近くの路上でギターの弾き語りを始めたところだった。アニメキャラクターがプリントされた青色のTシャツにジーンズという出で立ちの彼は、身体を左右に小さく揺らしながら、ミスターチルドレンの歌いそうな歌詞を、よくとおる声で歌っている。特別な魅力を感じるほどではないにせよ、夕焼けの午後七時に似つかわしい、どこか人懐かしい感覚を呼び起こすような歌声だった。 そのとき、すぐ近くでマックシェイクを飲んでいた女子高生二人組が、彼のほうを

    「キャハハ、キモーイ」「キモいよねーキャハハ」 - シロクマの屑籠
    fuji_hajime
    fuji_hajime 2009/07/24
    激しく不愉快。臨床的にどうよ。にもう一票。
  • 「努力を恐れる男達」。 - シロクマの屑籠

    気で努力する・時間や情熱を賭けて努力する、ということを怖がる男達がいる。 「努力をしない男達」というよりも「努力を恐れる男達」。 これが単なる怠惰であれば、まだしも救いがあるのかもしれない。情熱の対象がみつかれば、彼は怠惰の檻から這い出るだろう。しかし“努力が恐いから”怠惰を装うタイプの人の場合は、そもそも情熱の対象に憑りつかれてのめり込むこと自体を避けてしまうので、情熱を持つこと自体が困難だ。こういう男達は、さも冷静を装った、斜に構えたようなポーズをとることで、情熱と努力から逃げ回っている自分自身に気づかないように振る舞っている。オタク向けの表現をするなら、『涼宮ハルヒの憂』のキョンのような男性、と言えば分かって貰えるだろうか。 なぜ、彼らは努力を恐れるのか?その要因は多岐にわたるだろうが、一言に集約するなら、 努力して自分が満足するような成果が得られなければ、高いプライドが傷ついて

    「努力を恐れる男達」。 - シロクマの屑籠
  • “使えない奴”を足切りする為の面接テクニックについて - シロクマの屑籠

    コンサルの面接で「74冊読みました」と言ったら「それは何がすごいの?」と返された - ミームの死骸を待ちながら リンク先の記事はコンサルタントの採用面接の体験談らしいが、巧い質問する面接官だなーと舌を巻いた。もし自分が面接官になったら、こういう意味深な質問を繰り出したいものだ。 就職面接であれ、受験面接であれ、面接官は限られた時間のなかで、対象者が合格に値する人物なのかをスクリーニングしなければならない。“モノになりそうな奴”を合格させ、“使えそうにない奴”を足切りするという重大な作業にかかわらず、与えられる時間はたった数十分。しかも、面接官に少しでも良い印象を与えるべく、対象者はなにがしかの嘘や誇張を交えてくるという前提で面接しなければならない*1。 このため、面接官がそれなりの信頼度でチェックできる情報というのは、意外と限られているし、そういう情報は「対象者が言葉に出して喋った内容その

    “使えない奴”を足切りする為の面接テクニックについて - シロクマの屑籠
    fuji_hajime
    fuji_hajime 2009/01/13
    これから障害者枠の求人に応募しようとしてる俺が通りますよ。
  • 偉そうなオタクが減った代わりに、ジャンルを系統的に把握するオタクも減っている - シロクマの屑籠

    最近のオタク リンク先の記事にある通り、最近は、オタク的薀蓄をひけらかして威張ってまわるようなオタクがめっきり少なくなった。数年前までは、アニメやゲーム漫画の知識を披瀝することで「俺様は、お前らよりも偉いんダゾ」と確認したがる人に頻繁に遭遇したものだが、オフラインでそういう風景をみかけることが減ってきた。それに伴い、いわゆる“布教活動”に勤しむ人も、少数派になってきているようにみえる。 この変化の要因については、「オタクがヌルくなってきたから」「ライトなオタクが増えたから」という説明をみかけることが多いし、それは多分当たっているのだろう。コアなオタクだけがライトノベルや萌え系コンテンツを独占している時代は既に遠い。若い世代を中心に、幾つかのhobbyのひとつとしてライトノベルや萌え系コンテンツを屈託無く*1楽しむ層が増加すれば、旧来からの、知識蓄積に拘るタイプのオタクや、オタク分野という

    偉そうなオタクが減った代わりに、ジャンルを系統的に把握するオタクも減っている - シロクマの屑籠
    fuji_hajime
    fuji_hajime 2008/12/13
    飢餓感的なものは減ってるわなぁ
  • 「近づくなオーラ」を出しているのは女性?非モテ男性? - シロクマの屑籠

    http://d.hatena.ne.jp/heartless00/20080804/1217810488 「自分のことを好きだと言ってくれる人のことが好きになる」、というのは僕もすごく納得できる。自分のことを嫌いだという人よりは、自分のことを好いてくれる人のことを好きに思うのは、非モテに限らず、殆ど全ての人間の性質だと思う。 ただし、「相手がどこまで好きになってくれたら満足できるのか」には個人差はかなりあると思う。 一言で「自分のことをどの程度好いてくれる人」とは言っても、好いてくれる度合いは様々で、毎朝挨拶するぐらいの小さな好意から、内面の隅々・ケツの毛一まで肯定してくれるような圧倒的な好意までのグラデーションがある。そして大抵の大人は、幾らかの好意をお互いに持ち合っていれば、まずまず気持ちよく付き合うことが出来る。「駄目な俺も肯定してくれる異性」でなければ好きになれないというのは、

    「近づくなオーラ」を出しているのは女性?非モテ男性? - シロクマの屑籠
    fuji_hajime
    fuji_hajime 2008/08/06
    「非モテを全肯定してジャンヌダルク気分を味わうことを目的として近づく、非モテを自己満足の為に動員したがる女性」こーいう手合いは共依存に持って行きたがりますからねぇ。
  • 実践性の高いSST(social skill training)の本を発見! - シロクマの屑籠

    わかりやすいSSTステップガイド―統合失調症をもつ人の援助に生かす〈上巻〉基礎・技法編 作者: アラン・S.ベラック,スーザンギンガリッチ,キム・T.ミューザー,ジュリーアグレスタ,Alan S. Bellack,Susan Gingerich,Kim T. Mueser,Julie Agresta,熊谷直樹,岩田和彦,天笠崇出版社/メーカー: 星和書店発売日: 2005/07メディア: 単行購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見るわかりやすいSSTステップガイド―統合失調症をもつ人の援助に生かす〈下巻〉実用付録編 作者: アラン・S.ベラック,スーザンギンガリッチ,ジュリーアグレスタ,キム・T.ミューザー,Alan S. Bellack,Julie Agresta,Susan Gingerich,Kim T. Mueser,熊谷直樹,天笠崇,岩田和彦出版社/

    実践性の高いSST(social skill training)の本を発見! - シロクマの屑籠
  • 「現実異性の代用品」を超えはじめた、二次元美少女達 - シロクマの屑籠

    三次元ヌードへの拒否反応 - Ohnoblog 2 そういえば私も、「二次元の異性は好きだけれど、三次元の女性を気持ち悪がる男性」と何度か出会ったことがある。「二次元の世界には飛び込みたいと思うけど」「三次元の女の子にはちっとも魅力を感じない」という男性達。私の知っていた何人かは、実際、アダルトビデオをかなり嫌悪していた。性欲を刺激されるどころか「気持ち悪さを感じる」という彼らのAV評は、大野さんが聞いた話に相通ずるものがあると思う。 二次元も三次元もいけるという私の目からみても、“どれだけ理想の異性を想像のなかで楽しめるのか”に関する限り、三次元の女性達は最近の二次元の美少女キャラクターに敵わない、と思う。特にここ数年の、十分に洗練された美少女キャラクター達は、“魅力の塊”“魅力以外の情報を極力絞った属性塊”として構成されており、「萌え」の文法への親和性をクリアしている限りにおいては、混

    「現実異性の代用品」を超えはじめた、二次元美少女達 - シロクマの屑籠
    fuji_hajime
    fuji_hajime 2008/07/14
    「まぁ、三次元だからしゃーねーな」という諦観を持つとある意味最強?
  • 自信をアウトソーシング出来た団塊世代と、それが出来ない氷河期世代 - シロクマの屑籠

    年寄りが語る戦後日 - raurublock on Hatena 以前何度か、仕事を引退したばかりの団塊世代の男性に「過去のあなたの経験を教えてください」と頼んでみたことがある。大抵の場合、こうした申し出に対し、彼らは苦労話を交えながら“武勇伝”や“成功体験”を語ってくれる。ドラマチックで情熱的な、臨場感溢れる昔話を語る時の彼らの表情は、殆どの場合、誇りに満ちている。個人の経験談を語る時だけではなく、“昭和”“高度成長”という時代を回想する時も、やはり自信が溢れている。 ところが、ついさっきまで自信に満ち溢れていた男性が、一転、自信のない姿をみせ驚くこともある。たとえば海外旅行の際、日人と一緒にいる時には自信に溢れた態度をとり、奥さんや添乗員に対しては居丈高ですらある男性が、自由時間になったとたんに萎縮し、奥さんに頼ってしまうような例などである。当に自信が内側に蓄積している男性なら、

    自信をアウトソーシング出来た団塊世代と、それが出来ない氷河期世代 - シロクマの屑籠
    fuji_hajime
    fuji_hajime 2008/06/20
    出るはずの傷病手当が出なくてガクブルしてる俺が通りますよ
  • 音楽趣味やオタク趣味が未熟なんじゃなくて、貴方が未熟なんじゃないんですか? - シロクマの屑籠

    2008-06-15 - 古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」 リンク先の文章には、基的に同意できない。 id:republic1963さんいわく、多くの音楽ゲーム・コミックは「大人のコンテンツ扱いしてもらえない」。だから「そんなことしてないで、お前も大人になれ」と周りの大人に迫られてしまう、のだという。 それは当なんですか? 私の周りでは、還暦を迎えてもミリタリー趣味に夢中の人や、ピコピコ音楽が大好きな人を案外見かけたりします。『ガンダム』や『信長の野望』の話になると目を輝かせる四十近くのおっさんだっている。そんな彼らが「大人になれ」と言われているかと言ったら、全然そんな事はなくて、高い社会見識を持ち、職場の色々な人に信頼もされている。ピコピコ音楽大好きの人などは、歳も歳だというのに、Perfumeもかなり前から聴いていたようです。自分の文化クラスタを大切

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  • マスメディア越しの不安と“分かりやすさ” - シロクマの屑籠

    秋葉原の事件について、「犯罪心理学の偉い先生」が解説していたのをNHKのニュースで見かけた。 “劇場型犯罪”。 “ヒーロー気分”。 聞き覚えのある単語が並ぶんで、かなり分かりやすい解説だったと思う。容疑者の“動機”の何%かに関しては、あの分かりやすい解説も当たっているんじゃないかな、と思った。 でも当は「犯罪心理学の偉い先生」だって、そんなに分かりやすく解説出来てしまえるものでは無いことぐらいは、承知していると思う。限られたコメント時間内で、大ハズレの無い解説をするように求められる立場。その限られた立場のなかで“専門家の意見”を求められ、実際に紡ぎ出せる言葉というのはおそらく少ない。来ならもっと時間をかけて接近すべきsubjectに対しても、あの先生がたは即時即答の、分かりやすいコメントを要求される。そこら辺のもどかしさを内心感じながらも、最適のコメント・最適な解説を心がけていらっしゃ

    マスメディア越しの不安と“分かりやすさ” - シロクマの屑籠
    fuji_hajime
    fuji_hajime 2008/06/10
    「なるほど、分かった(から他人事だ)」 そして、他人だから、自分と違うからいじめていいという思考回路が作られていき、そうした思考回路を持つ人に抑圧される人が再生産されてゆくわけですね。
  • 94年のおたく侵入者と、08年のオタク侵入者の相違について - シロクマの屑籠

    id:tenkyoinさんへ。 http://d.hatena.ne.jp/tenkyoin/20080606#p1 んー、似ているところもあるけれど、違っているところもあると思う。「落ち武者が界隈に侵入してきて、そこでふんぞり返る」という構図自体は、かつての「おたく」時代後期の話と「オタク」時代後期(と推測される〉現在では共通しているようにみえますが、以下の点で少し違っているような気がします ・90年代のお話のほうは、インテリ落ち武者と「引きこもり系」の共犯関係を通して、オタクコミュニティ固有のヒエラルキーの秩序を形成し、内側のオタ自治領を曲がりなりにも構築した、という経過だと思った。しかし今オタク界隈になだれ込んできているのは、インテリ落ち武者とかではなく、例えばヤンキー崩れとかで、指向されているものは界隈全体の秩序ではないと思う*1。無いところに秩序を形成した侵入者のお話から、既にあ

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  • 非コミュのエゴと、コミュニケーション - シロクマの屑籠

    http://d.hatena.ne.jp/milkmaker/20080314/1205514409 リンク先の文章に書かれている“非コミュの苦悩と悪意”なるものについて、エゴイストな僕が私見を述べてみることにします。 「自分は何か言われるまで何もしないから、あなたも何か言われるまで何もしなくていいよ」という人と、「自分は言われなくても色々するから、あなたも言われなくても色々してね」という人。 非コミュは自然と前者の認識を持っている。けど、非コミュに悪意を向ける人には後者の認識がある。 http://d.hatena.ne.jp/milkmaker/20080314/1205514409 当にそうなんでしょうか。非コミュ・非モテを自称する人達は、当に「自分は何か言われるまで何もしないから、あなたも何か言われるまで何もしなくていいよ」という、さっぱりした人達なんでしょうか。 しかし、そ

    非コミュのエゴと、コミュニケーション - シロクマの屑籠
    fuji_hajime
    fuji_hajime 2008/05/08
    だから、酒はあまり飲めないって言ってるし、私の目の届くところで暴力を為すなとも言った。しかし彼らは酒はつぶれるまで飲めと言うし、暴力は止めない。私はどうするべきなのだろう。
  • オタグッズを溜め込みたい嫁と、オタグッズを捨てたがる俺 - シロクマの屑籠

    うちはいわゆるオタップルなのだろう。何せ、オタク趣味を捨てずに結婚する方法の模索 - シロクマの屑籠に矛盾しないように生きてきたのだから。しかし、オタップルにはオタップルなりの悩みと対立の図式が存在している。 俺もそれなりの年月をオタとして過ごしてきた人間の一人ではある。アーケードシューティングゲームを愛し、“鳥の詩”を好み、柊かがみは完璧過ぎる萌えキャラクターだと確信している。そういうオタだ。そして惣流アスカラングレーを萌え氏神として祀るぐらいの“功徳”は積んでいるつもりではある。しかし俺にはモノやコレクションに対する執着というものは無い。フィギュアオタ・コミックオタ・アニオタ諸兄にありがちな、ありがたいコレクションや蔵書というものが殆ど無い。だから、よくネット上に書かれる“にコレクションを処分された哀れな夫オタ”という構図は、実はあまり理解出来ない。そういう女性に苛まれるということも

    オタグッズを溜め込みたい嫁と、オタグッズを捨てたがる俺 - シロクマの屑籠
    fuji_hajime
    fuji_hajime 2008/05/02
    ワンワン!ワン!(犬語訳:こりゃぁくえねぇなぁw
  • すぐに結果が出ないと我慢ならないメンタリティ - シロクマの屑籠

    なぜ大学で即戦力は育たないか - 雑種路線でいこう 即戦力、即戦力…。 すぐに結果を出せる、すぐに戦力になる人材を求めている企業。大学で学んだ人はすぐに使い物になるべきだ、というのは「人を育てる」「人を抱える」という視点からみれば短絡的にみえる。そんな事では、失敗に対して臆病で、即戦力かもしれないけれども可能性が頭打ちにされた人材が育つことになってしまいそうだ。尤も、「指揮官クラスはヘッドハンティングしてくれば良い」と企業が考えているとすれば、金の卵を苦労して育てるインセンティブなど存在しないかもしれないけれど。育てるより引き抜くほうがローコストだとすれば、育てることなどそっちのけになるかもしれないが。 以下、エントリの論旨とは大分ずれた話になるけど、即戦力や即業績というのって、必ずしも企業側だけのメンタリティじゃないような気がする。学生の側だって案外そうなんじゃないのか?すぐに戦力になり

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  • 「何を話せばいいのか分からない。」と思った時こそ「急がば回れ」 - シロクマの屑籠

    「何を話したらいいのか分からない」という台詞は、コミュニケーションに困難を憶える人が口にする常套文句のひとつだ。クラスメートとの話題や異性との交際だけでなく、時にはこの台詞が親子関係や夫婦関係でも聞かれることがあるのが当世事情のようだけど、逆に、何を話せば“正解”なのか分かっている状況のほうが少ないことは言及されることが少ない。そして、正解を求め過ぎること自体が大きな落とし穴であるという指摘も滅多に無い。 よく考えてみれば、夫婦間のコミュニケーションであれ、友人間のコミュニケーションであれ、「これさえ話せば正解」というような話題やセンテンスを特定できることは、実際はそれほど多くない。「台所のどこに胡椒をしまったのか」「今日の天気予報はどうだったのか」「フランスの現大統領は誰なのか」といった問いかけに応えるだけで良い場合なら、何を答えるのが適当なのか先方に指定してもらっているので悩む必要は無

    「何を話せばいいのか分からない。」と思った時こそ「急がば回れ」 - シロクマの屑籠
  • 非モテメンタリティからの脱却に寄与しそうな体験とは - シロクマの屑籠

    男女交際は非モテメンタリティを払拭させるか - シロクマの屑籠 男女交際が出来たからといって、必ず非モテメンタリティから脱却できると決まっているわけではないことを上記リンク先では書いた。では逆に、どういう体験であれば非モテメンタリティから脱却する芽となり得るのか?以下に、それを書き出してみることにしてみた。 男女交際:男女交際のすべてが非モテメンタリティを軽減させるというわけではないだろうけれど、やはり多くの男女交際は非モテメンタリティの改善に幾らかの効果があるのではないか、とは思う。ただ、その為には、能動性の無いメンタリティやウジウジしたところも含めて異性に理解してもらう必要があるのではないか、とは思う。非モテメンタリティが厳しすぎる場合には、理解するばかりでなく、非モテ等身大の自分自身を受容して貰わなければ*1効果が乏しいかもしれない。非モテ側が、異性の前で格好と体裁を繕うことに終始し

    非モテメンタリティからの脱却に寄与しそうな体験とは - シロクマの屑籠
    fuji_hajime
    fuji_hajime 2008/01/10
    かくして、今日もよくわからないままゲロを吐き続けて「KY」と言われる。
  • 自己承認を滅却するのではなく、単に防衛するだけでは「まさに虚勢」ですよ - シロクマの屑籠

    http://d.hatena.ne.jp/heartless00/20071118/1195390374 脱オタなるタームへ拘るオタは、確かに二十代後半〜三十代の男性オタに多い気がします。私達の世代と比べた時、二十代前半の世代においては、オタク趣味だけに一点賭けすればオタク界隈の外側とのコミュニケーション可能性は望み薄になるという事実が、既にコンセンサスとして出来上がっているようにみえます。このコンセンサスが無いからこそ、上の世代は「僕達はオタク趣味を楽しんでいる、しかし異性とも交際したいしコミュニケーションの範囲が狭くなることは納得出来ない」と憤怒しやすいかもしれない。けれども、より若い世代においては「そんなのは当然のことで、オタク趣味を選ぶならオタク趣味を楽しみながらもコミュニケーションの諸能力もキープしておくべき」または「もう最初から駄目なものは駄目」と諦めてかかるしかない、と思っ

    自己承認を滅却するのではなく、単に防衛するだけでは「まさに虚勢」ですよ - シロクマの屑籠
  • 「ごめんなさい」が言えない大人達 - シロクマの屑籠

    「あなたは、身近な人に「ごめんなさい」が言える大人になりましたか?」 確かに、素直に自分の非を認めることの難しい世の中かもしれない。非を認めれば謝った以上のことまで突きまわされたり、責任の程度問題を度外視した見返りを突きつけられる世知辛さがあるかもしれない。でも、そういうのは公の空間でのやりとりや他人同士の商取引的関係のなかでは致し方ないかもしれないけれども、親子関係や兄弟や友人関係においてはどうだろうか。そんなことは無いと思いたいのだが。 パブリックなニュアンスの強い関係や、商取引的なニュアンスの強い関係において、「ごめんなさい」を口にすることがそれなりの困難さと覚悟を要するというのは分かる。けれど、もっと身近な関係や互助的ニュアンスの強い関係のなかでも「ごめんなさい」と言えない大人がどうやら沢山潜んでいるようにみえるのだ。まるで知識だけは一人前の子どものように、誤りを指摘されても言い訳

    「ごめんなさい」が言えない大人達 - シロクマの屑籠
  • おかあさんとファッションセンターしまむら - シロクマの屑籠

    久しぶりにファッションセンターしまむらに行ってきた。今日も沢山のお客さんでごった返しているが、やはりしまむらはおかあさんの為の店だという事を改めて痛感した。週末、日全国の国道沿いにマイカーで押し寄せるおかあさん達*1に特化した販売スタイルとラインナップがそこにある、と感じる。しまむらはしばしば、秀逸なビジネスモデルとして取り上げられるわけだが、あくまでそれは「国道沿いに買い物に来るおかあさん達に特化したビジネススタイル」という枠を踏まえて理解されなければならないと思うし、しまむらがビジネスモデルとして秀逸かどうかは、私達男性オタクがしまむらで服を買い求めることが、どの程度脱オタに有効なのかとは別のお話である。幾らしまむらが服屋として優れていようとも、それが「脱オタに向いているか」「コミュニケーションの一アクセントとしての服飾として期待し得るか」とは限らない。 おかあさんがいっぱいのしまむ

    おかあさんとファッションセンターしまむら - シロクマの屑籠
    fuji_hajime
    fuji_hajime 2007/11/04
    ママカジ
  • キモオタの虚像が流通する背景に関して----粗悪なリアリティに抗する事の現代的困難さ - シロクマの屑籠

    「アッコにおまかせ」の初音ミク特集があまりにもひどくて大騒ぎに - GIGAZINE 10月14日TBS「アッコにおまかせ!」で初音ミク紹介 : 【2ch】ニュー速クオリティ 陳腐なオタクのステロタイプをばらまいたTBS、受け取った視聴者 TBSの「アッコにおまかせ」における初音ミクの恣意的な放送内容をみて、ふざけんなと思った人は、当に沢山いるんじゃないかと思う。あの番組で提示されたステロタイプは、マスメディアで引用される勘違いオタク虚像の典型的なものであり、台詞もネタも人物も、全ては「オタク文化圏にいない人からみてわかりやすいオタク像」を強調する為に選ばれたものでしかなかったわけだ。あの放送において重要視されていたのは、初音ミクブームでもなければ、オタクの実像についてでもなく、ましてやDTM愛好家の創意工夫についてでもない。ひとえに「オタク文化圏の外側の、オタクという単語にネガティブイ

    キモオタの虚像が流通する背景に関して----粗悪なリアリティに抗する事の現代的困難さ - シロクマの屑籠