4月26日に運用を開始したバッテリー交換式EVタクシー。六本木ヒルズ1Fの専用タクシー乗り場で利用できる(画像クリックで拡大) 米国のベンチャー企業ベタープレイスは2010年4月26日、東京最大手のタクシー会社である日本交通と共同で、世界初のバッテリー交換式電気自動車(EV)タクシー実証運用を六本木ヒルズで開始した。運用期間は7月31日まで。経済産業省・資源エネルギー庁の「平成21年度電気自動車普及環境整備実証事業(ガソリンスタンド等における充電サービス実証事業)」の一つとして委託されたものだ。 EVの弱点は、バッテリー容量が限られるため航続距離が短く、しかも充電に時間がかかることだ。ベタープレイスは、フロア下に着脱可能なバッテリーを装備するEVと、バッテリー交換ステーションの組み合わせで、この弱点の解消を目指した。消耗したバッテリーをフル充電のものに交換する時間は約1分で、ガソリン補給よ
JR東日本が開発を進める蓄電池駆動電車の試験車両「スマート電池くん」(同社提供) JR東日本は6日、非電化区間をディーゼルエンジンなしで走る「蓄電池駆動電車システム」の開発計画を発表した。同日から同社大宮総合車両センター(さいたま市大宮区)で試験走行を始めた。時速100キロで走る鉄道車両としては世界初のシステムといい、2〜3年以内の実用化を目指す。 「スマート電池くん」と名付けられた蓄電池駆動電車はリチウムイオン電池を使用。電化区間を走行中に架線からの電力で充電し、非電化区間は蓄電池だけで走る。拠点駅に置いた設備でも充電でき、平野部であれば約25分の充電で約50キロ走行可能という。 JR東によると、1両が1キロ走行した場合のCO2排出量は715グラム。従来のディーゼル車の約4割だ。ディーゼル車のような排ガスはない。エネルギー効率もディーゼル車と比べ1.5倍というエコ仕様だ。 同社が
かわいらしいイラストとちょっと変わった形が印象的なこちらのバス、実は100%電気で走っているんです。実用化に向けて、ただいま実証実験中! 電気バスの実証実験が始まったのは“考える街”というキャッチコピーで、持続可能な地域社会を目指した街づくりを行っているユーカリが丘。千葉県佐倉市にあり、都心まで1時間以内のアクセスや駅前ショッピングという利便性の高い都市機能と豊かな自然環境、さらに子育てに欠かせない充実の教育環境、その全てを兼ね備えた“新環境都市”として注目されている。 緑豊かなユーカリが丘の風景 この街には山万ユーカリが丘線という排気ガスや騒音のない新交通システムがあり、全ての家が最寄り駅から徒歩10分圏内という利便性を実現している。これが街の公共交通の中心として利用されているのだが、少子高齢化にあたり交通機関の再構築計画が進められてきた。そこで登場したのが、有毒排出物がなくCO2排出量
米General Motors(GM)と電動スクーターの米Segwayは4月7日、共同開発した小型電気自動車のプロトタイプを披露した。 このプロトタイプは「Project P.U.M.A.(Personal Urban Mobility and Accessibility)」というプロジェクトの下で開発された電動の2輪2シーター。「都市を迅速に、安全に、静かに、クリーンに、従来よりも低コストで走り回る」ことができるという。 P.U.M.A.プロジェクトでは環境問題などに配慮し、電気駆動装置とバッテリー、動的安定化(2輪バランス調整)、電力による加速・ハンドル操作・ブレーキ、車両間通信、自律運転・駐車などの技術を採用。これにより、エネルギー効率向上やゼロエミッション、安全性の強化などが可能になるとしている。 今回披露したプロトタイプはリチウムイオンバッテリー、デジタルスマート電力管理、2輪バ
無料で巡回する次世代電気バス「丸の内シャトル」は音がかっこよかった! トヨタ・プリウスやホンダ・インサイトが話題を集めるこの頃ですが、最近では乗用車だけではなく、バスなどの大型車両でもハイブリッド車が登場しています。 東京駅の前にある丸の内・大手町・有楽町地区では「丸の内シャトル」という無料バスが15分間隔で巡回しています。 なんで無料なのかというと、周回ルート沿線の企業・施設の協賛金で賄ってるためだそうです。 利用したことは無かったのですが、ガスタービン・エンジン搭載の電気バスなのだと聞いて、どんなものかと乗ってきました。 丸の内シャトルバスでは電気バスのことをEVバス(Hinomaru EV-[0-9]+)と呼んでいるのですが、実際はガスタービンで発電してモーターを動かして走るハイブリッド・バス。小型軽量のガスタービンのメリットと、加速減につよいモーターのメリットを活かしたモノになって
人がこぐ力をモーターで補助する電動アシスト自転車の売れ行きが着実に伸びている。1993年の登場以来、需要は伸び続け、2008年は販売台数が30万台を超える勢いだ。 特に急速な伸びを見せているのがスポーツタイプ。従来、電動アシスト自転車といえば、シニア層や主婦層向けの通称「ママチャリ」タイプのデザインが多かったが、最近は男性向けデザインのスポーティーモデルも各社から投入されている。今年に入ってからは、ガソリン価格の高騰や自転車通勤のブームなどもあって、スポーティーモデルが売れ行きを伸ばしており、モデルによっては前年度比180%の売り上げを記録しているとのこと。通常の自転車よりも身体への負荷が少ないため、自転車通勤なども継続しやすく、スーツなどで乗車しても汗をかきにくいことなどが人気の要因のようだ。 一方、業務用としても電動アシスト自転車のニーズが高まっている。企業の環境意識の向上やエネルギ
バッテリー電車開発へ=架線不用で放電ロス回避−10年後にも実用化・JR東日本 バッテリー電車開発へ=架線不用で放電ロス回避−10年後にも実用化・JR東日本 JR東日本は26日、バッテリーを搭載し架線からの電力供給を必要としない電車を開発する方針を明らかにした。蒸気機関車から電車への「電化」に次ぐ大変革となり、次世代電車の主力と位置付ける。電力利用の効率化や保守点検の省力化はもちろん、沿線の景観を大きく変える可能性を秘める。清野智社長は「鉄道の夢として10年後から20年後の実用化を目指す」と意気込んでいる。 次世代電車は、リチウムイオン電池や将来開発される軽量・高効率のバッテリーを搭載する構想が有力。現行の車両が1日に走る約700キロ(山手線約20周)を、夜間数時間の急速充電でノンストップ走行できるようになれば、実用化の水準に達する。 JR東日本は、水素をエネルギー源とする燃料電池を搭載
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川崎重工業は2005年7月に開発に着手したSWIMOを2007年11月19日に報道陣などに向けて公開した。同社の播磨工場内にある,2007年9月末に完成した試験路線を使って試運転を披露した。
JR東日本が開発したディーゼル・エンジンとモータ,そしてLiイオン2次電池を組み合わせたハイブリッド気動車「キハE200形」に乗ってきました。この鉄道車両は,長野県の小諸駅と山梨県の小淵沢駅を結ぶ小海線に,試験運用という形で2007年7月31日〜9月末日まで運行しています。 当日は,東京駅から長野新幹線「あさま501号」に乗って長野県の佐久平駅に7時41分に到着しました。目的の車両は8時8分発。少し時間があるので,一服しながら待ちます。小海線はエンジンを搭載した気動車が走行する路線です。駅を眺めると,当然なのですが車両に電力を供給する架線はありません。 少し待っていると,時間通りに車両が到着しました(図1)。まずはブレーキ中の音を確認します。エンジン音はせず,機械式ブレーキの「鳴き」や車輪と線路の摩擦音,線路の継ぎ目に発生する打音,インバータの共振音の組み合わせという,電車でよく聞く音です
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