アメリカのトランプ大統領は、ウクライナとロシアの和平交渉での領土の扱いをめぐり、ロシアが一方的に併合した南部クリミアについて、「取り戻すことは非常に難しい」と述べました。クリミアの占領を認めないウクライナのゼレンスキー大統領との立場の隔たりが際立っています。 アメリカのトランプ大統領は24日、ホワイトハウスで記者団に対し、ロシア軍の大規模な攻撃によってウクライナの首都キーウで12人が死亡したことについて、「和平について話し合っている最中にミサイルが発射された。気に入らない」と述べ、不満を示しました。 また、和平交渉での領土の扱いをめぐり、ロシアが2014年に一方的に併合したウクライナ南部のクリミアについて、「彼らはすんなり明け渡したのに、今になって『取り戻せるか』と言う。それは非常に難しいことだと思う」と述べました。 一方、ロシア側がどのような譲歩を示しているか聞かれたのに対し、「停戦して
