県手賀沼終末処理場(我孫子市、印西市)に柏市から搬入されていた、福島第1原発事故で放射性物質に汚染されたごみ焼却灰約6トンが24日、同市北部クリーンセンター(同市船戸)に移送された。これで、松戸、流山、柏の3市の清掃工場から出た同様の焼却灰計約526トンの持ち帰りが完了した。 同処理場では、3市の焼却灰を今月末までの期限付きで、平成24年12月から約2年3カ月一時保管していた。焼却灰は県が作る最終処分場に移される予定だったが、計画が進まぬまま保管期限が迫ったため3市への持ち帰りが決まった。3市での保管も「仮保管」で、県の最終処分場が完成すれば移される。松戸、流山両市は昨年12月にそれぞれ移送を開始し、松戸市は52トンを市クリーンセンター(同市高柳新田)に移送。流山市は市クリーンセンター(同市下花輪)への約178トンの運び込みを完了している。 柏市では1月26日から南部クリーンセンター(同市
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