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ブックマーク / www.kobe-np.co.jp (24)

  • 「批判されないことが第一に」五輪組織委職員、内幕明かす 閉会式は「いろいろ盛り込んで『残念』」

    コロナ禍で賛否が渦巻く中、1年の延期を経て開催された東京五輪が閉幕した。東京五輪・パラリンピック組織委員会の40代職員が神戸新聞の取材に応じ、相次ぐ方針転換に翻弄された現場の様子や、組織内から見た開閉会式の評価、膨れあがった開催費などについて明らかにした。 -開閉会式の周囲の評判は。 組織委内でも特に閉会式はひどすぎると話になった。演出は残念だった。多くの人に忖度しすぎた結果、子ども、若者、高齢者、被災地、医療従事者などいろいろ盛り込んでいったように感じた。 開会式もドローンがなかったら厳しいものになっていた。しかし、ひとつ気になったのは、リハでは流れていた曲の歌詞をドローンで夜空に描き出す演出のようだったが、番にはなぜかなかった。うまくいかなかったからやめたのか、失敗する可能性があったから安全策をとったのか。 -ネットでは担当者の相次ぐ辞任・解任を受け、大ヒットした「マツケンサンバ」待

    「批判されないことが第一に」五輪組織委職員、内幕明かす 閉会式は「いろいろ盛り込んで『残念』」
  • 「農民車」淡路島で60年、独自の進化 幻のライバル「コマツ」を淘汰 

    淡路島特産の野菜といえば、タマネギ。春から6月にかけての収穫期に活躍するのが、地元の鉄工所が造る独特な「農民車」だ。乏しい記録を探ると、その始まりは約60年前。しかも同時期、大手建設機械メーカーによる、もうひとつの「農民車」が注目を浴びていた。惜しくも短命に終わった車は果たして、草創期を彩る幻のライバルだったのか-。 農民車を最初に手掛けたといわれるのが、南あわじ市松帆脇田出身の前田敬語さんの鉄工所。いとこの農業前田薫さんのアイデアで、牛馬車の木製荷台に中古の自動車部品や農業用発動機を組み合わせ開発した。 敬語さんが2002年に74歳で没した後は修理のみ続けていたが、今年初めに機材を処分。過去を物語る資料は、農民車を特集したNHKテレビ「明るい農村」(1983年)などの録画しかないという。 製造時期について、敬語さんは同番組で「昭和35、36年」と説明。それを裏付ける「61年秋に試作」とい

    「農民車」淡路島で60年、独自の進化 幻のライバル「コマツ」を淘汰 
  • 神戸新聞NEXT|総合|iPS視細胞、今秋移植へ 世界初、中枢神経再生目指す 神戸アイセンター病院

    人工多能性幹細胞(iPS細胞)で作製した「神経網膜シート」の移植手術(臨床研究)を、神戸市立神戸アイセンター病院(神戸市中央区)が今秋に実施する方針を固めた。中枢神経の生理的回路の再建を目指す治療は目の再生医療の「丸」と位置付けられており、世界初。 今回の臨床研究は、既に厚生労働省の専門部会で了承されている。 移植対象は「網膜色素変性症」の患者。光を感じる網膜の視細胞が周辺から死んで視野が狭まり、最後は失明に至る疾患で、国内に推定で約4万人の患者がいるとされる。確立された治療法はない。 今回の手術は、拒絶されずに定着し、がん化しないことなどを確認するのが主目的。約1年かけて安全性を確認し、機能面はさらに数年、観察を続ける。 関係者によると、移植するのは数十年前に同疾患と診断された患者。病状が進行し、このままだと失明する可能性が高いという。 手術では、健康な人のiPS細胞から作った視細胞に

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  • 神戸新聞NEXT|総合|Jリーグ再開 「生きてる感じする」サポーターがスポーツバーから声援

    新型コロナウイルス感染拡大のため中断していたサッカーJリーグ1部(J1)が再開した4日、無観客開催のためスタジアムに入れないサポーターらがスポーツバーなどで試合を観戦し、勝負の行方に歓声を上げた。 ノエビアスタジアム神戸ではヴィッセル神戸が広島と対戦。神戸市中央区北長狭通2の「スポルテリア」には、午後7時半のキックオフを前に、ヴィッセルのサポーターらが多数来店した。店内のカウンターにはパーテーションが設けられ、サポーターもマスク越しに声援を送った。 試合は敗北したが、最後まで走り続ける選手らの姿に、あきらめず応援を続ける客も。男性(26)=神戸市垂水区=は「再開に合わせて予約した。負けたけど家で見るのとは違い、サッカーを共有できるのはうれしい。生きてる感じする」と満足げだった。 同店は緊急事態宣言による自粛要請で、3月末から6月にかけて休業していたという。店長の安永千栄子さん(51)は「感

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  • 神戸新聞NEXT|総合|山口組総本部でハロウィーン 組員菓子配る

    指定暴力団山口組の組員が31日夕、ハロウィーンに合わせて神戸市灘区篠原町4の総部前で子どもたちに菓子を配った。対立する指定暴力団神戸山口組(淡路市)に対してはこの日、地元住民が求めていた拠地事務所の使用を禁止する仮処分が決定するなど、暴力団排除の機運が高まる中、住民の懐柔を図ったとみられる。 捜査関係者らによると、菓子の配布は同日午後4時10分ごろから約3時間あった。組員らが総部の入り口前で、スナック菓子の入った袋や部内で作った綿菓子を手渡した。入り口付近はカボチャやおばけのバルーン、紫とオレンジのイルミネーションで飾られ、組員らは「ハッピーハロウィーン」「お菓子もらって、写真を撮ってね」などと声を掛けていた。 山口組は毎年、ハロウィーンに合わせて菓子を配布している。神戸山口組との分裂騒動があった2015年は中止したが、昨年は総部近くの神社で再開。今年は子どもと保護者ら約800

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    fukumimi2002
    fukumimi2002 2017/11/01
    これ毎年毎年やってて有名なやつなんでしょ。 震災のとき、食料配ったってウワサのとこでしょ
  • 神戸新聞NEXT|医療ニュース|脳梗塞で死んだ細胞再生 兵庫医科大、定説覆す

    兵庫医科大(兵庫県西宮市)のグループが、脳梗塞の組織の中に神経細胞を作る細胞があることを発見し、それを採取、培養して移植することで、脳梗塞で死んでしまった脳細胞を再生させる研究を始めた。死んだ神経細胞は再生しないという定説を覆す発見で、グループは「今後2年余りで、臨床試験の前段階まで持っていきたい」と話す。(武藤邦生) 脳梗塞は脳の血管が詰まり、脳の神経細胞が死んでしまう病気で、後遺症が出ることも多い。その組織の中に神経細胞を作る細胞があることを、同大先端医学研究所の松山知弘教授、中込隆之准教授らが2009年、マウスの実験で発見。15年には、血管の周囲の細胞が脳の一大事を受け、神経細胞などに変化できる「多能性」を獲得していることが分かった。 体のさまざまな細胞を作れる多能性幹細胞といえばiPS細胞が有名で、それに比べると発見された細胞は多能性が低いと考えられるが、体内で自然に生まれる。グル

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  • 神戸新聞NEXT|防災|九州南方海底に活動的マグマか 神戸大が確認

    鬼界カルデラの海中や海底を示すデータ。中央で赤や黄色に盛り上がっている部分が熱水プルーム(巽教授提供) 神戸大学海洋底探査センター(神戸市東灘区)は18日、九州南方の海底に広がるくぼみ「鬼界(きかい)カルデラ」を調べた結果、熱くて濁った水が海底から湧き出る「熱水プルーム」を5カ所で確認した、と発表した。海底からの高さは最大約100メートルに上る。現時点では噴火予測はできないが、カルデラ直下のマグマが活動的であることを示しているという。 同センター長の巽好幸教授(マグマ学)のチームは10月13~27日、大学保有の練習船「深江丸」を使い、鹿児島県の薩摩半島南約50キロに位置する鬼界カルデラ(直径約20キロ)内で、ドーム状に盛り上がっている場所などを調べた。 音響測深装置で、水深約200~300メートルの海底に向けて船から音波を出し、反射波を観測。少なくとも5カ所で、海底からの高さ数十メートル~

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  • 神戸新聞NEXT|医療ニュース|ヒトES細胞から下垂体再生 理研などが成功

    理化学研究所多細胞システム形成研究センター(神戸市中央区)と名古屋大のグループは、さまざまな細胞になるとされるヒトの胚性幹細胞(ES細胞)から、脳の下垂体の組織をつくることに成功したと、14日発表した。下垂体がないマウスに移植し治療することに世界で初めて成功。下垂体の機能が低下すると血圧低下や意識障害、不妊などの症状を引き起こし、命にも関わるが、8年後をめどに臨床研究として移植を始めたいという。  同日の英科学誌電子版に掲載された。グループは2011年にマウスのES細胞で下垂体の再生に成功しており、それに続く成果。受精卵を壊して作るES細胞は倫理面の問題があるため、臨床応用の際には、体細胞から作る人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使う方針。  下垂体は頭部の中央に位置し、ヒトでは直径1センチ程度。様々なホルモンを制御する司令塔ともいうべき働きをしており、「下垂体機能低下症」は厚生労働省の指定

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  • 神戸新聞NEXT|医療ニュース|がん「動く」仕組み解明 転移抑制への応用期待 神戸大教授ら

    神戸大学バイオシグナル研究センター(神戸市灘区)は、生物の体内で細胞が動くのに、細胞膜の張り具合(張力)が重要な役割を果たしていることを明らかにし、張力センサーとなるタンパク質を初めて発見した。がん細胞の転移にもかかわるメカニズムといい、英科学誌ネイチャー・セル・バイオロジー電子版に4日発表した。(武藤邦生) 細胞生物学を専門とする同センターの伊藤俊樹教授、辻田和也助教らによる成果。 体を構成する細胞は通常、適切な場所に存在するよう、運動が制御されている。しかしがん細胞では運動が過剰になり、転移が起こるとされる。 運動が活発化するメカニズムを調べるため、伊藤教授らはサルやヒトのがん細胞を使って実験。細胞膜に存在する「FBP17」というタンパク質が、正常の細胞に比べて張りが弱いことを感知すると、運動の原動力となる分子を片側に集中させていた。それによって細胞が特定の方向への推進力を得ることが分

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  • 神戸新聞NEXT|社会|スパコン「京」後継開発47億円 来年度概算、神戸拠点

    スーパーコンピューター「京(けい)」(神戸市中央区)の後継として神戸で開発する「エクサ級スパコン」について、文部科学省は26日、2015年度予算の概算要求に、詳細設計費として約47億円を盛り込む方針を固めた。 エクサ級の開発は、京を運営している理化学研究所が主体となり、京と同一建屋で進める。総事業費は約1300億円。14年度予算に基設計費12億円を初めて計上し、秋以降に基設計の入札をする予定。詳細設計は17年度まで続け、京の約100倍の性能を持つ世界最速システムを開発し、20年度の運用開始を目指す。 エクサ級の活用法を検討してきた文科省の有識者会議は今月、重点課題に健康長寿社会の実現など9項目の報告書をまとめた。防災関連では、地震と津波による複合災害の予測システムを構築し、自治体の防災・減災計画づくりに役立てることが期待されている。さまざまな地震シナリオを検証する場合、京でも数年かかる

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  • 神戸新聞NEXT|社会|大阪城の採石跡 六甲山で遺構を確認 西宮市教委

    大阪城再築のために切り出された石垣用の花こう岩が、山の斜面に残る=西宮市甲山町、県立甲山森林公園(撮影・笠原次郎) 1615(慶長20)年の「大坂夏の陣」で焼失した大阪城を再築する際、石垣の石を採掘したとされる東六甲採石場(神戸市東灘区‐西宮市)で、採石跡とみられる遺構を複数確認した、と西宮市教育委員会が16日に発表した。樹木などに覆われた山林でも有効な「航空3次元レーザー測量」で、掘り出された岩石の形状や地表の変形具合を把握。ブドウの房状に連なったくぼみ約20個を見つけた。(斉藤絵美) 豊臣秀吉が築いた大阪城は焼失の5年後、徳川2代将軍秀忠の命で再建が始まった。要した石材は100万個以上ともいわれ、西日を中心に各地の大名が六甲山や香川・小豆島などで採石したとされる。 良質な花こう岩が多い東六甲採石場も産地の一つ。切り出しただけで城まで運ばれず放置された巨石は多数確認されていたものの、東

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  • 神戸新聞NEXT|社会|光るミミズ、全国で続々発見 兵庫の小学校で観察会も

    刺激を加えると黄緑色の発光物質を尻から出す「ホタルミミズ」の発見例が全国で相次いでいる。なかなか確認されず珍種とされていたが、研究家らの調査で“見つけるコツ”が判明。学校の校庭など、身近な場所にもいることが分かった。兵庫県内でも観察会が開かれるなど、ちょっとしたブームになっている。(竹拓也) ホタルミミズは体長2~4センチ、胴回りは約1ミリ。11月ごろから春先にかけて見つかり、ピンセットなどで突くと、暗闇で黄緑色に光る粘液を出す。 発光生物を研究する名古屋大大学院生命農学研究科の大場裕一助教(43)によると、学術的に確認されたホタルミミズはわずか30事例ほど。ところが最近の研究で、地表にある特徴的なふんの塊のすぐ下に生息しているケースが多いことなどが判明し、発見例が一気に増え始めた。 兵庫県朝来市立東河(とが)小学校(同市和田山町東和田)では先日、2002年に県内で初めてホタルミミズを発

    神戸新聞NEXT|社会|光るミミズ、全国で続々発見 兵庫の小学校で観察会も
    fukumimi2002
    fukumimi2002 2014/02/28
    学術的に確認されたホタルミミズはわずか30事例ほど。ところが最近の研究で、地表にある特徴的なふんの塊のすぐ下に生息しているケースが多いことなどが判明し、発見例が一気に増え始めた。
  • 神戸新聞NEXT|医療ニュース|若手研究者、泣き明かした夜も 新たな万能細胞開発 

    理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)で、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を超えるかもしれない画期的な発見を成し遂げたのは、大学院を修了してまだ3年の若手研究者だった。同センターで開かれた記者会見で、万能細胞「刺激惹起性多能性獲得細胞(STAP細胞)」を開発した小保方晴子研究ユニットリーダーは「かつては研究結果を誰にも信じてもらえず、泣き明かした夜も数知れない」と振り返り、誇らしげに成果を語った。 STAP細胞は、体の細胞に酸性の溶液で刺激を与えるだけで作れる。「動物の細胞は外からの刺激だけで万能細胞にならない」という通説から、「研究が『これまでの生物学をばかにしている』とさえ言われたこともある。『あした1日だけ頑張ろう』と思いながら、5年かけてここまで来た」と小保方リーダー。会見場には約60人の報道陣が詰め掛け、生物学の教科書を塗り替える大発見に対し、予定を大幅に超える

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  • 神戸新聞NEXT|社会|塀の中の“とらわれ”イノシシ 救出に法の壁

    神戸市中央区の宇治川で、野生のイノシシ1頭が、高さ約6メートルのコンクリート塀に囲まれた場所から抜け出せずにいる。市条例で餌付けが禁止されている区域だが、べ物がない状態を見かねた住民らが餌を与え、すみ始めて1年近くになる。保護や捕獲を要請する相談もあるが、鳥獣保護法では、人や財産に危害を与える場合などに限られており、市は「かわいそうなだけでは動けない」。土地を管理する兵庫県も「実質的な被害がないと…」と法の壁に救出できない状態になっている。(藤淑子) 同市中央区の宇治川のえん堤内(長さ64メートル、幅27メートル)。近くの70代の女性によると、昨年冬ごろ、住民がうり坊のイノシシを発見した。誤って入りこみ、戻れなくなったとみられる。 餌付け禁止区域だが、べ物はなく、住民がパンや果物を与え、今では1メートルほどの大きさに成長した。愛らしさが人気を呼び、いつしか近隣住民から「イノちゃん」「

    神戸新聞NEXT|社会|塀の中の“とらわれ”イノシシ 救出に法の壁
    fukumimi2002
    fukumimi2002 2013/12/27
    塀を越えられるほど大きくなるまで餌付けすれば
  • 神戸新聞NEXT|文化|古代神殿に巨人の壁画 神戸の准教授、南米で発見

    南米・ペルー北部にある約3000年前のワカ・パルティーダ神殿遺跡で神戸市外国語大学(神戸市西区)の芝田幸一郎准教授(41)=アンデス考古学=が、怪物のような顔を描いた彩色壁画2面を発見した。准教授は8年前にもジャガーなどの壁画5面を発掘。まだ、10面は残っているといい、「紀元前の古代アンデス文明の宗教芸術がこれほどまとまって残っているのは大変珍しい」としている。(松寿美子) 壁画は8~9月の調査で神殿最上階の4階から見つかり、高さは約1メートル、幅約5~7メートル。2面とも粘土製で上部が破壊されているが、高さ約3メートルと推測される。新たな神殿建設の際に砂や石で埋められたため、色鮮やかで保存状態は良好という。 怪物の顔は、巨人の両足に描かれ、巨人の足は宙に浮き、すねの骨が白く透けたように表現されている。 類似した壁画は2005年調査の3階部分でも見つかったが、足は地に着き、すねの骨も透け

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  • 神戸新聞NEXT|事件・事故|停車中の無人電車が1.9キロ移動 JR加古川線

    JR加古川線の西脇市駅に止めていて、台風の影響で移動したとみられる車両=16日午前9時27分、西脇市板波町 16日午前4時前、JR西日加古川指令の担当者がモニター画面上で、JR加古川線西脇市駅(西脇市野村町)に停車しているはずの電車(2両編成)が、移動していることに気づいた。約40分後、係員が同駅から約1・9キロ南の線路上で車両を確認。車輪止めが外れ、緩い下り坂を無人のまま走行したとみられる。 JR西によると、発見現場まで5カ所の踏切があり、うち1カ所は車両が通過する際、遮断棒が下りなかった。西脇市駅に最も近い踏切で、駅の信号が変わらなかったため、作動しなかったという。ほか4カ所は自動的に電車を感知。けが人はいなかった。 車両は15日夜に営業運転を終えて西脇市駅に停車。ブレーキをかけ、一つの車輪の前後に、鉄製の車輪止めを挟み込んでいたが、装着が不十分で、台風18号に伴う強風に押されるなど

    fukumimi2002
    fukumimi2002 2013/09/16
    停車中の電車が見当たらないことに気付いた。周辺を探し、約2キロ南に離れた西脇市板波町の線路上で発見。
  • 神戸新聞NEXT|社会|山口組が機関紙を発行 直系組長に配布

    神戸市灘区に総部を置く指定暴力団山口組が「山口組新報」と銘打ったタブロイド判の機関紙を発行し、直系組長らに配布していたことが、捜査関係者への取材で分かった。篠田建市(通称・司忍)組長らトップが組員に心得を説く文章などを掲載。兵庫県警は組織引き締めの意図があるとみている。 捜査関係者によると、機関紙には「創刊号」とあり、計8ページ。1面には組の綱領や指針、篠田組長による巻頭言があり、他のページにはナンバー2の高山清司若頭の原稿なども載っているという。 川柳や囲碁将棋、名山紹介、組長による釣り日記など娯楽のコーナーも掲載。全国の直系組長が集まった今月5日の「定例会」で配布されたという。 編集責任者や発行人は記されておらず、部数は不明。山口組では1970年代に「山口組時報」という機関紙を発行しており、捜査関係者は「当時を模倣したのではないか。軟らかい内容を掲載しつつ、トップの意向を周知する狙い

    fukumimi2002
    fukumimi2002 2013/07/10
    次のコミケ、当選させてあげて
  • 神戸新聞|社会|津波時に浮上 世界初の防波堤着工へ 和歌山

    工場が密集し、頻繁に海上輸送船が行き交う和歌山県沖の紀伊水道の津波対策として、国土交通省近畿地方整備局港湾空港部(神戸市中央区)が、世界初の可動式防波堤の整備を進めている。平時は航路を確保し、津波発生時に海底の杭(くい)を浮力で浮き上がらせる「直立浮上式」を採用。懸念されている南海地震への備えとして、2012年度に着工する。(斉藤絵美) 敷設されるのは、和歌山県海南市の和歌山下津港。沿岸部には製鉄所や石油精製所、火力発電所のほか、世界的にシェアの高い化学製品の製造会社などが密集している。 同市によると、東海、東南海、南海の3連動の地震(マグニチュード8・6相当)が発生すると、沿岸部に押し寄せる最大の津波は約6メートルとされ、市街地も浸水すると想定されている。 直立浮上式防波堤は、沖合約1・5キロの海底約30メートルに、鋼管を格納した円筒計75を一直線上に埋設。津波警報が発令されると、自動

    fukumimi2002
    fukumimi2002 2012/03/06
    直立浮上式防波堤は、沖合約1・5キロの海底約30mに、鋼管を格納した円筒計75本を一直線上に埋設。津波警報が発令されると、自動で鋼管に空気を送り込み、海面上約7mまで浮き上がって防波堤の役割を果たす。
  • 神戸新聞|社会|海をダムに見立て発電 神大院教授が構想発表

    原発事故に伴う電力不足が懸念される中、神戸大学大学院海事科学研究科の西岡俊久教授(63)が「海洋エネルギーを活用した大規模発電装置の仕組みを発明した」と発表した。海を巨大ダムに見立て、海中で水力発電を行うという独創的なアイデア。理論的には原子力をはるかに上回る発電が可能といい、国際特許を申請している。(今泉欣也) 西岡教授は、破壊動力学の第一人者。物体に亀裂ができるメカニズムを解明するなどし、文部科学大臣科学技術賞、兵庫県科学賞などを受賞している。 海洋発電を考えたきっかけは、英スコットランド行政府が2008年に創設した「サルタイヤ賞」。海洋エネルギーだけを利用した革新的発電技術の開発者に賞金1000万ポンド(約12億円)を贈る賞で、西岡教授は地球の端が滝になっている「地球平面説」の絵からヒントを得たという。 海洋発電装置は、大型船のような海上浮遊物と海中の発電機2基、海中の配管で構成され

    fukumimi2002
    fukumimi2002 2012/03/01
    ひとつの水流で2回発電機回してるのか、これ?? 深海に「落とす?」意味がわからない
  • 神戸新聞|社会|姫路・円教寺の境内5倍広かった レーザー光謎解明

    3次元測量を基に作成した画像。色に濃淡のない部分が造成された平地(方角は上が北、大手前大史学研究所提供) 国史跡・書写山円教寺(姫路市書写)が、最盛期とみられる中世~江戸初期、書写山山頂全体に広がり、現在の約5倍の規模だったことが、大手前大学史学研究所(西宮市)の調査で分かった。調査では、上空からレーザー光を当てる3次元測量を、古墳測量以外では初めて活用。地形を立体画像化し、現存建物の周辺の森がかつて、堂などを建てるため広く造成されていたことを解明した。(仲井雅史) 最盛期の姿はこれまで史料が少なく謎とされ、同研究所は「兵庫県内随一の規模で、全国的にも大寺院だったことを初めて科学的に裏付けた」としている。 同研究所は昨年3月、航空測量会社に委託し、ヘリコプターからレーザー光を寺院とその周辺の地表に照射。地形を高い精度で立体的に計測し、画像化した。画像を中井淳史研究員(中世考古学)らが分析し

    fukumimi2002
    fukumimi2002 2012/01/06
    最盛期の姿はこれまで史料が少なく謎、「兵庫随一の規模で、全国的にも大寺院だったことを裏付けた」。山岳寺院の調査は地形が険しく測量や発掘が進んでいない。「3次元測量の有効性を実証できた。」