【読売新聞】 【ワシントン=冨山優介】米航空宇宙局(NASA)は21日、未確認飛行物体(UFO)に関する調査チームのメンバーに、元NASA宇宙飛行士や地球外知的生命の研究者、科学ジャーナリストら計16人を選んだと発表した。どのような
【▲ 初期の地球へ隕石によって核酸塩基がもたらされたことを示したイメージ図(Credit: NASA Goddard/CI Lab/Dan Gallagher)】北海道大学の大場康弘准教授を筆頭とする研究グループは、地球に落下した「炭素質コンドライト」(有機物に富む炭素質隕石)を分析した結果、デオキシリボ核酸(DNA)やリボ核酸(RNA)に含まれている5種類の核酸塩基がすべて検出されたとする研究成果を発表しました。 炭素質コンドライトには太陽系初期の様子を伝える古い物質が含まれています。これまでにも5種類の核酸塩基のうち3種類が隕石から検出されたことはありましたが、研究グループによれば、5種類が同時に検出されたのは今回が世界初のことだとされています。 ■隕石から5種類の核酸塩基を同時検出、二重らせん構造に欠かせない塩基対も地球の生命の遺伝情報を担うDNAやRNAには、それぞれ5種類の核酸塩
【読売新聞】 生命の設計図となるDNAやRNAを構成する5種類の「塩基」すべてを、一つの 隕石 ( いんせき ) から検出したと、北海道大などの研究チームが発表した。生命に欠かせない塩基の少なくとも一部は宇宙から地球に供給されたこと
米領プエルトリコで、崩壊したアレシボ天文台の巨大望遠鏡(2020年12月1日撮影)。(c)Ricardo ARDUENGO / AFP 【12月2日 AFP】米領プエルトリコにあるアレシボ天文台(Arecibo Observatory)の巨大電波望遠鏡が1日、崩壊し、900トン余りの受信機が約140メートル下のパラボラアンテナに落下して粉砕した。同天文台は、映画「007」シリーズの撮影でも使われていた。 同天文台では今年、パラボラアンテナの上につり上げられていたプラットホームを支えていたケーブルのうちの2本が断線。エンジニアからは老朽化を警告する声が上がり、全米科学財団(NSF)は先月、望遠鏡の解体を発表したばかりだった。 現場の写真には、空中にちりが舞い上がる様子が写されている。NSFの広報担当ロブ・マーゲッタ(Rob Margetta)氏はAFPに対し、プラットホームが落下したことを認
全米科学財団(NSF)は現地時間11月19日、プエルトリコのアレシボ天文台で57年間に渡り運用されてきた電波望遠鏡が廃止されることを明らかにしました。なお、電波望遠鏡の廃止後もアレシボ天文台は存続し、上層大気の観測を行うLIDARの運用などが継続される予定です。 アレシボ天文台で運用されてきた直径305mの電波望遠鏡。補助ケーブルの断線により主鏡の一部が損傷している。2020年11月撮影(Credit: University of Central Florida)アレシボ天文台の電波望遠鏡は地上に固定された直径305mの巨大な主鏡が特徴の観測設備です。主鏡の向きを変えることはできませんが、3基のタワーから伸びたケーブルによって吊り下げられている受信機等を備えたプラットフォーム(重さ900トン)を移動させることで、観測する方向を調整できる仕組みになっています。 アレシボ天文台では2020年8
UFO(未確認飛行物体)は安全保障上の警戒の対象外――。政府は27日の閣議で、UFOについて「存在を確認したことはない」「我が国に飛来した場合の対応について特段の検討を行っていない」との答弁書を決定した。立憲民主党の逢坂誠二氏の質問主意書に答えた。 逢坂氏は、米国防総省が秘密裏にUFO調査を2007~12年まで実施していたとの米ニューヨーク・タイムズの報道を取り上げ、UFOから攻撃された場合、日本が直接武力攻撃を受けた「武力攻撃事態」や、安保関連法により集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」に該当するのかを尋ねた。 日本政府は07年にも、「UFOの存在を確認していない」とする答弁書を閣議決定している。ただ、当時の町村信孝官房長官は記者会見で「政府の公式答弁は極めて紋切り型。私は個人的には絶対いると思っている」と主張した。
政府は27日の閣議で、未確認飛行物体(UFO)について「地球外から我が国に飛来した場合の対応について特段の検討を行っていない」とする答弁書を決定した。 立憲民主党の逢坂誠二衆院議員が、2016年に施行された安全保障関連法で定める「武力攻撃事態」や「存立危機事態」に該当するかを問う質問主意書を出して…
粉々になった系外彗星と太陽よりも大きな恒星「KIC8462852」の想像図(2018年1月3日提供)。(c)AFP PHOTO / NASA/JPL-CALTECH/HANDOUT 【1月4日 AFP】明るさの変化パターンが異常なため「宇宙で最も神秘的な星」と呼ばれる太陽よりも大きな恒星「KIC8462852」。この謎の星をめぐってはこれまで、宇宙人が構築した何らかの巨大構造物がその周りを回っている可能性も示唆されていたが、星の観測を続けてきた科学者100人以上のチームが3日、宇宙人説を沈静化させる研究論文を発表した。 論文の主執筆者で、米ルイジアナ州立大学(Louisiana State University)のタベサ・ボヤジャン(Tabetha Boyajian)助教(物理学・天文学)は「この星の光が暗くなったり明るくなったりするように見える原因は、塵(ちり)である可能性が最も高い」と
太陽系を通り過ぎる恒星間天体「オウムアムア」の想像図。(ILLUSTRATION BY EUROPEAN SOUTHERN OBSERVATORY/M. KORNMESSER) 太陽系の外から飛来し、2017年10月以降、世界の天文学者が観測を続けている天体オウムアムア。現在は猛スピードで地球から遠ざかりつつある。(参考記事:「太陽系の外から飛来した天体を初観測、歴史的発見」) 今回、この奇妙な天体が、炭素を豊富に含む層に覆われているらしいことが判明した。炭素の被膜は厚さ30センチ以上、宇宙空間を移動する間に、オウムアムアの表面が宇宙線の放射にさらされたことによって形成されたとみられる。学術誌『Nature Astronomy』に12月18日付けで掲載された。 この結果から、オウムアムアが太陽のそばを通過し、表面が非常に高温になったにも関わらず、なぜ水蒸気の尾を形成しなかったかが推測できる
【ワシントン=海谷道隆】米紙ニューヨークタイムズ(電子版)は16日、米国防総省が2007年から未確認飛行物体(UFO)の目撃情報を調べる「先進航空宇宙脅威識別計画」を秘密裏に始めていたと報じた。 民主党のハリー・リード前上院議員の要求で多額の予算が投じられ、ほとんどはリード氏の友人が経営する航空宇宙調査会社に流れた。同省はこの会社と協力し、はっきりした原理が分からず前進したり浮いたりする飛行物体の目撃情報に関する文書を作成した。 海軍の戦闘機2機が04年にサンディエゴ沖で追跡した白っぽい楕円(だえん)形の物体をはじめUFOの映像や音声を研究した。 計画は、約2200万ドル(約24億8000万円)が投入されて2012年に終了したが、その後も同省の軍事情報担当のルイス・エリゾンド氏らが調査を続行。今年10月に退職したエリゾンド氏は「(UFOの)能力や意図を解明することは軍や国のために必要だ」と
宇宙人の探査機との声があがっている長さ約400メートルの天体「オウムアムア」 ESO/M. Kornmesser 小惑星? 宇宙人の探査機? 10月にハワイの望遠鏡で確認されたナゾの天体が、実は自然物ではなく何者かが作った物体で、宇宙人が送って来た探査機なのではないか!?との声が上がっている。 ロシアの投資家ユーリ・ミリネル氏が立ち上げた宇宙人探しのプロジェクトでスティーブン・ホーキング博士率いるブレークスルー・リッスンは11日、米ウェスト・バージニア州にあるグリーンバンク望遠鏡を使い、このナゾの物体から電波信号が発せられていないかを探る意向を明らかにした。 発表文によると、巨大な恒星間天体「オウムアムア」は今年10月、地球と月の距離の85倍ほど地球から離れた場所を移動しているところを、ハワイ大学のパンスターズ計画に発見された。この距離は、天文学的な感覚では「目と鼻の先」だという。 CNN
by Greg Rakozy 世界最大500メートル電波望遠鏡「FAST」が2016年に中国・貴州省に完成し、中国を拠点とする地球外生命体の探査が本格化しました。2017年時点で地球外生命体が観測されたという報告は上がっていませんが、「中国が地球外生命体とコンタクトを取ったら」というSF小説が、オバマ大統領やFacebookのマーク・ザッカーバーグCEOに絶賛され、話題になっています。世界で最初に中国が地球外生命体と接触したら何が起こるのか?ということが、作者のインタビューによって語られています。 China’s Race to Find Aliens First - The Atlantic https://www.theatlantic.com/magazine/archive/2017/12/what-happens-if-china-makes-first-contact/5441
ミャンマー・ヤンゴンで撮影された夜空(資料写真、2015年4月23日撮影)。(c)AFP/Ye Aung Thu 【8月30日 AFP】地球外生命体が存在する証拠を求めて宇宙観測を続けるロシアの電波望遠鏡が、「強い信号」を検知したことが明らかになり、科学者らの関心を集めている。 信号探知のニュースは、深宇宙探査研究に関する情報を発信するウェブサイト「ケンタウリ・ドリームス(Centauri Dreams)」の運営者ポール・ギルスター(Paul Gilster)氏が27日、イタリア人天文学者のクラウディオ・マッコーネ(Claudio Maccone)氏によるプレゼンテーションの内容として伝えた。 同氏は、「これが地球外文明の仕業だと主張している人はいないが、さらに調査する意義があることは間違いない」と話している。 この信号は地球から約95光年離れた恒星「HD164595」の方向から届いたとさ
2つの月を持つ赤色矮星。NASA提供の想像図(2013年2月6日提供、資料写真)。(c)AFP/NASA/D. Aguilar/Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics 【3月31日 AFP】米SETI研究所(SETI Institute)は30日、地球外知的生命体発見のための電波信号探査の対象を、これまで重視してこなかった2万の恒星系に拡大すると発表した。 新しい科学的データに基づき、銀河系の太陽と比べて平均数十億年古く長寿命な赤色矮星を中心とする星系が調査に値するとの見解に達したという。 同研究所は、米カリフォルニア(California)州を拠点とする民間の非営利組織(NPO)で、地球外知的生命探査(Search for Extraterrestrial Intelligence)を行っている。 「古ければ古いほど良いという事例の一つかも
電波望遠鏡を使って地球外生命体を探査するプロジェクトが、政府の予算緊縮のあおりを受けて中断された。 プロジェクトを運営するSETI Instituteは4月26日、カリフォルニア大学バークリー校ハットクリーク観測所に設置している電波望遠鏡群「Allen Telescope Array」が休止状態になったことを明らかにした。連邦政府と州政府からの補助金が削減されたためだ。 SETIは米空軍との提携を模索するなど、新たな資金調達の方法を探すと同時に、寄付も募っている。 Allen Telescope Arrayは、Microsoft創設者の1人ポール・アレン氏からの寄付で2007年に建設された。SETIはこの望遠鏡を使って、地球外生命体が発する電波を受信することを目指している。 関連キーワード 電波 | 望遠 | 望遠鏡 | 電波望遠鏡 | カリフォルニア大学 | ポール・アレン advert
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