著者である小野さんは、起業したベンチャーを老舗金融起業に売却してその老舗企業でCTOを務めた人物である。私が現在、所属している企業と似たような状況にあるのではないか?と予想して読んでみた所、示唆に富んでいるところが多々あったので、久しぶりにブログにメモを残しておく。 第1章「谷」を埋めるな、「山」を作れ 特にベンチャーにおいては、競合他社がすでに実現している機能を実装するのに時間を費やすのではなく、自分たちの特色となる「山」に時間を費やすのが大事 コンサルを入れて実績のある方法論を導入して失敗するチームもある。 第2章「ハンマーと釘」の世界の落とし穴 新しい技術が日々生まれ、私たちエンジニアは「手にしたハンマーで釘を打ってみたい」衝動にかられながら仕事をしている。 とある企業のプロジェクトでは、新技術が出るたびに「新技術で既存の製品を作り替える」ということを繰り返していた。「新技術が出たか
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