パクチーサラダやパクチー餃子など、パクチーを使った料理が人気だ。パクチーはエスニック料理に使われる香草(ハーブ)だが、その本場のタイでは日本のようにパクチーを食べないと耳にした。はたして本当にそうなのか。タイに行く機会を得たので、タイ人の食生活を探ってみた。 パクチー嫌いなタイ人も ここ数年、日本ではパクチーがブームだ。独特の香りに嫌いな人も多いが、一度好きになるとやみつきになり、「パクチニスト」と呼ばれるほどの虜になるとか。 パクチーとはセリ科の1年草で、パセリに似ているが、香りはまったく異なる。タイ料理やベトナム料理などのほか、中華料理にも使われ、中国ではパクチーのことを「香菜(シャンツァイ)」ともいう。 日本では、実や葉を乾燥させたものを胡荽(こすい)あるいはコリアンダーと呼ばれるスパイスとして使うことはあったが、パクチーを生で食べることはほとんどなかった。エスニック料理のレストラン
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