タグ

ブックマーク / www.yomiuri.co.jp (224)

  • パンダ「百万年の謎」、竹が主食の理由を解明 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    【北京=東慶一郎】中国国営新華社通信は26日、ジャイアントパンダが竹を主とする理由について、四川省の成都パンダ繁殖研究基地の張文平研究員が「解明した」と報じた。 巨体を持ちながら栄養価の低い竹やササを愛する理由は、パンダファンの間で「百万年の謎」(人民日報)とされてきた。新華社通信によると、張氏はパンダのフンの分析を通じ、パンダの腸内細菌群は竹の繊維を分解する能力を持たないことを解明。パンダは物繊維のセルロースではなく、竹に含まれるでんぷんなどから必要なエネルギーを得ているという。 竹を主とする理由について〈1〉ほかの物よりも広く分布し、物として竹を争う動物が少ない〈2〉比較的高濃度のでんぷんが得られる〈3〉四季により各部位のでんぷん含有量が変わるため、パンダは季節に合わせて含有量の高い部位をべることができる――点を挙げている。

    パンダ「百万年の謎」、竹が主食の理由を解明 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
    fumirui
    fumirui 2018/02/28
  • 電柱地中化、事実上強制「3年で1400キロ」 : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    防災上重要な道路や、お年寄りが歩きやすくなるバリアフリー化が必要な道路を「重点的に無電柱化を進める対象」と位置づけ、地中化を事実上強制する内容だ。2018年度から3年間で、1400キロ・メートルの無電柱化を実現する目標も掲げた。 推進計画は、16年末に施行された無電柱化推進法に基づいて初めてまとめるもので、国の無電柱化政策の基方針となる。国土交通省は19日にも計画案の意見公募(パブリックコメント)を始め、年度内に正式決定する。 計画案は、地中化の進め方について「やみくもに実施せず、必要性の高い区域を重点的に無電柱化する」と明記した。

    電柱地中化、事実上強制「3年で1400キロ」 : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 幻のサメ、世界に例のない「全身骨格標本」へ : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    館山沖で定置網に迷い込み、その後死んだ珍しいサメ「メガマウスザメ」を引き取り、冷凍保存していた千葉県鴨川市の水族館「鴨川シーワールド」は、解剖した上で、骨格標にすることを決めた。 世界的にも捕獲例が少ない上、軟骨のため標化も難しく、全身骨格標が実現すれば世界的にもまれなケースとなる。解剖は24日、同水族館で行われる。 メガマウスザメは昨年5月22日、館山市洲崎沖合の定置網の中にいるのが見つかり、翌日死んだ。同水族館によると、体長約5・4メートル、体重1・2トンの雌で、捕獲例は世界で111例、国内で22例しかない。発見されてからまだ40年あまりで、生態もよく分かっていないため、「幻のサメ」ともいわれる。 解剖にあたるのは、サメの生態に詳しい仲谷一宏・北海道大名誉教授(72)。「剥製(はくせい)やホルマリン漬けの実物、一部の骨標は国内に数例あるが、全身骨格は世界にもない」と話す。ただ、

    幻のサメ、世界に例のない「全身骨格標本」へ : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 刀剣乱舞で大人気、よみがえった「幻の宝刀」 : 深読み

    人を殺傷する凶器であると同時に、至高の芸術品でもある――。古代のもののふから現代の刀剣女子まで、日刀は時代を超えて多くの人々を魅了してきた。今回は、鎌倉時代に作られ、終戦直後に闇と消えた「幻の宝刀」にまつわる悲しくも不思議な物語を紹介する。 目標額の8倍超…復元費用はネットで調達 若き刀匠2人が現代に甦らせた「蛍丸」PCブラウザゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」(c)2015-2018 DMM GAMES/Nitroplus 「蛍丸(ほたるまる)」という大太刀のことをご存じだろうか。熊県の阿蘇神社の宝刀として伝わってきたが、終戦直後の混乱で忽然(こつぜん)と姿を消した「幻の宝刀」だ。 その大太刀が若き刀匠2人によって復元され、2017年6月に阿蘇神社に奉納された。インターネット上で出資を募る「クラウドファンディング」で製作費用を集めたことも話題を呼んだ。わずか5時間で3193人から、目

    刀剣乱舞で大人気、よみがえった「幻の宝刀」 : 深読み
    fumirui
    fumirui 2018/02/07
  • 火口、すごい密度の「インパクト・クレーター」 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    23日の噴火で1人が死亡、11人が負傷した草津白根山(群馬県)の「白根(もとしらね)山」(標高2171メートル)の火口周辺を28日、読売新聞記者が読売ヘリで上空から見た。 2か所の新火口がはっきり確認でき、周辺には、落下した噴石で地面がくぼんだ痕跡が無数にみられ、木々がなぎ倒されている所もあった。 新火口のうち1か所は、鏡池の北側で、約1500年前に噴火したとされる火口の近く。幅約30メートル、長さ100メートル以上の範囲に、五つ以上の穴が並び火口列を作っていた。もう1か所はその西側で、幅5メートル、長さ10~15メートルほどのくぼ地になっていた。谷沿いのスキーゲレンデからは、斜面を約30メートル登った至近距離にあった。 両火口の中や周囲には、最大1メートル近い噴石が突き刺さり、いくつかの噴石は雪をかぶっていた。木々が倒れたり、枝が折れたりしている様子も見えた。新火口の周辺の山肌は火山灰

    火口、すごい密度の「インパクト・クレーター」 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 羽を樹脂で固めた「飛べぬテントウムシ」で除虫 : 環境 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    千葉県立農業大学校(東金市)が、野菜や果物などに付く害虫アブラムシをべる「飛べないテントウムシ」を商品化し、今月から販売を始める。 県内の高校生が開発した、羽を樹脂で固めて飛べなくする技術を利用したもので、農薬の使用を減らす害虫防除の手段として期待されている。 同校によると、アブラムシはウイルスを媒介して病気を広めるなど、農作物に被害を与える。防除に化学合成農薬が使われてきたが、薬剤耐性があるアブラムシも出現。農薬を削減する消費者ニーズも高まっており、テントウムシの活用に注目が集まっていた。 「飛べないテントウムシ」はこれまで、飛ぶ能力の低い個体を交配する品種改良で生まれたものが販売されていた。しかし、羽を樹脂で固める技術での商品化はされていなかった。 活用するのは、テントウムシの一種「ナミテントウ」で、手芸などで使う接着道具「グルーガン」で羽に樹脂を垂らして固定する。放し飼いしても農場

    羽を樹脂で固めた「飛べぬテントウムシ」で除虫 : 環境 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 100年ぶり桜の新種発見か…形異なり早い開花 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    紀伊半島南部で発見された野生の桜が、約100年ぶりの新種ではないかと注目されている。 全国で桜を調査している森林総合研究所(茨城県つくば市)のサクラ保全チーム長・勝木俊雄さん(50)が、従来の桜と比べて葉が小さく、花のピンク色がはっきりとしている特徴を確認。分布地域から名を取り、「クマノザクラ」として新種に認められることを目指している。8日には、和歌山市内でシンポジウムを開き、これまでの研究成果を発表した。 野生の桜は9種類あるとされており、和歌山県内には、主にヤマザクラとカスミザクラが自生している。約10年前、勝木さんがヤマザクラの変異を調べる中で、「紀伊半島に変わった種がある」との話を耳にし、2016年3月に那智勝浦町で調査を実施。「葉の大きさや花の色が、ヤマザクラともカスミザクラとも異なる桜が存在する」と確認できた。 県とも協力しながらさらに調査を進めるうち、「年に2回、桜が咲く」と

    100年ぶり桜の新種発見か…形異なり早い開花 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
    fumirui
    fumirui 2018/01/16
  • 水道運営権、売却を支援…政府が法案提出へ : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    政府は、自治体の上下水道事業の運営権売却を後押しするため、PFI法などの改正案を22日召集の通常国会に提出する方針を固めた。 老朽化した水道施設の更新に伴う財政負担軽減のため、コンセッション方式による民間参入を促したい考えだ。 コンセッション方式は、広く行われている民間委託と比べ、企業の裁量の幅が広い。数十年にわたり、施設運営や料金徴収だけでなく、施設の補修や人材育成も一括して担えるため、事業の効率化が期待されている。 多くの自治体は、国の財政投融資による借り入れで上下水道の建設費を賄っている。運営権の売却収入で借金を繰り上げ返済しても、来払うはずだった利息分を「補償金」として払う必要があり、繰り上げの利点が少なかった。今回の法改正で、金利が3%以上などの条件を満たしている場合には補償金を減免する方針だ。

    水道運営権、売却を支援…政府が法案提出へ : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 「だいち」画像データ、18年度にも無料開放へ : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    政府は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が保有している人工衛星の撮影画像や観測データを民間に無料開放する方針を固めた。 データを活用した新商品や新技術の開発を企業などに促す狙いがある。政府は今春、膨大なデータを管理するシステムの整備に着手し、2018年度中の運用開始を目指す。 公開されるのは、14年に打ち上げられた地球観測衛星「だいち2号」が撮影した世界中の地表画像やそこから読み取った観測データ。06年から観測を続けた初代「だいち1号」のデータも対象となる。総データ量は、一般的なスマートフォン撮影写真で約10億枚分に相当する数ペタ・バイトに上る。 画像は道路表示の文字が判読できる約2メートル超の解像度で、安全保障上の機密事項となるものは含まれていない。

    「だいち」画像データ、18年度にも無料開放へ : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
    fumirui
    fumirui 2018/01/11
  • メタンエンジン宇宙へ…20年代後半にも実用化 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    従来のエンジンよりも小型で、繰り返し使えるのが特長で、火星の探査などで長期の運用が期待できる。将来、「宇宙旅行」が、より身近になっていく可能性も秘める技術だ。 IHIが実用化するのは、「メタンエンジン」と呼ばれ、メタンを液化して燃料に用いる。現在、主流の「液化水素」を燃料としたエンジンと比べて、推進力が大きく燃料タンクの容量が小さくて済み、より多くの人や物資を運ぶことができる。 ロケットやジェットエンジンの燃料として一般的な「ケロシン」と違い、燃焼時に「すす」を出さないため、長く使っても配管が詰まらず、長期にわたって使えるメリットもある。

    メタンエンジン宇宙へ…20年代後半にも実用化 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 「八王子隕石」決め手得られず…国立極地研 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    今から200年前の1817年(文化14年)12月29日、八王子に多数降り注いだ「八王子隕石(いんせき)」とされる小石について、国立極地研究所(東京都立川市)などは28日、分析の結果、物だとの決め手は得られなかったと発表した。 今後、隕石に関する情報提供を八王子の旧家などに呼びかけ、現物の発見を目指すという。 八王子隕石は当時、町の中心部に長さ約1メートルのものを含め、多くの破片が落ちたと記録されている。一部は江戸幕府の天文方が調べたが、散逸したという。 ところが、1950年代、京都の土御門(つちみかど)家で約0・1グラムの小石が見つかった。「隕石之事」と書かれた紙包みの中に、八王子隕石について記載した紙に挟まれていたため、現物とみられた。ただ、1866年(慶応2年)、京都に落ちた曽根隕石(約17キロ・グラム)のことを書いた紙も一緒に入っていたため、違う可能性もあった。 今回、極地研の山口

    「八王子隕石」決め手得られず…国立極地研 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 護衛艦「いずも」空母化…離島防衛の拠点に : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    政府は、海上自衛隊最大級の護衛艦「いずも」を、戦闘機の離着艦が可能となる空母に改修する方向で検討に入った。 自衛隊初の空母保有となり、2020年代初頭の運用開始を目指す。「攻撃型空母」は保有できないとする政府見解は維持し、離島防衛用の補給拠点など防御目的で活用する。米軍のF35B戦闘機の運用を想定しており、日米連携を強化することで北朝鮮中国の脅威に備える狙いがある。 複数の政府関係者が明らかにした。いずもは、広い甲板を持つ空母に似た形状の護衛艦で、全長248メートル、満載排水量約2万6000トン。ヘリコプター14機を搭載可能とされる。空母化すれば、F35Bを約10機搭載できる見通しだ。 改修では、F35Bのジェットエンジンが発する熱に耐えられるように甲板の耐熱性を上げる。

    護衛艦「いずも」空母化…離島防衛の拠点に : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 幕張新都心の地下はレタス工場、全自動の異空間 : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    千葉県習志野市芝園の幕張新都心の地下に植物工場が完成し、13日、試験栽培されていたレタスが収穫された。 栽培環境をシステム制御し、全自動で農作物を育てる施設で、商業施設が立ち並ぶ一帯の地下に異空間が広がっている。 工場ができたのは、オフィスビルの送電線や水道管を埋めるために地下10メートルに設けられた「共同溝」(高さ3・6メートル、幅5・3メートル)と呼ばれるトンネル内。県が企業誘致のために作ったが使われていなかった。 工場では4段に仕切られた棚のような施設で、太陽光の代わりとなる発光ダイオード(LED)にレタスが照らされている。 液体肥料や二酸化炭素の量などをシステム管理。出荷サイズになるとコンベヤーで地上に運ばれ、次の苗が入ってくる。天候に左右されず、病害にも強い。レタスは地上と地下計44日で収穫できるという。 試験栽培では共同溝30メートルを使って、レタスや用の花など、1日当たり2

    幕張新都心の地下はレタス工場、全自動の異空間 : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 「大和」に設計図にない連装機銃…資材不足で? : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    潜水調査の画像解析で確認された25ミリ連装機銃。これまで搭載された記録はなかった=大和ミュージアム提供 太平洋戦争末期、米軍の攻撃で鹿児島県沖に沈んだ戦艦「大和」に、従来知られていなかった砲身2の25ミリ連装機銃が搭載されていたことが、広島県呉市の潜水調査でわかった。 当時は対空戦に備え、砲身3の25ミリ3連装機銃増設が進められたが、戦争末期の混乱で計画通りに設置できなかった可能性があるという。 潜水調査は昨年5月に実施。水深約350メートルの海底に沈む大和をとらえた約50時間分の映像と約7000枚の写真を調べたところ、連装機銃1基が確認された。設置場所や全体の搭載数は不明という。 呉市の「大和ミュージアム」によると、大和の装備に関する資料は終戦前後、軍の命令で多くが焼却されたため、現存するのは1944年に旧海軍が作製した設計図が最も新しい。米軍が45年4月の攻撃時に撮影した写真などと

    「大和」に設計図にない連装機銃…資材不足で? : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 開発に10年以上、大輪の花咲く青いキク : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    遺伝子組み換え技術で開発した青色のキクを、農業・品産業技術総合研究機構(茨城県つくば市)が初めて報道陣に公開した。 キクではこれまでなかった色で、サントリーとの共同研究。今回、15品種で青い花を咲かせることに成功したという。 22日に公開されたキクは、直径が10センチ近い大輪の花を咲かせる品種や、花がポンポンのように丸く密集したタイプなど様々。白や桃色など元々の色のほか、研究途上でできた紫色のキクとともに展示された。 農研機構によると、青い花を咲かせるカンパニュラとチョウマメから、青色の色素を作るのに必要な遺伝子を取り出し、キクに組み込んだ。2001年から研究を始め、今年7月に論文で成果を公表できるまで10年以上かかった。 ただ遺伝子組み換え植物のため、農作物として栽培するには国の承認が必要。野生のキクと交雑してしまう恐れもあるため、花粉や種子ができない品種を10年をめどに開発する。 開

    開発に10年以上、大輪の花咲く青いキク : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 電子レンジで「チン」、車部品からプラチナ回収 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    山形大の遠藤昌敏准教授(分析化学)の研究室と、山形県内の自動車ディーラーでつくる解体会社「県自動車販売店リサイクルセンター」(山形市)は、家庭用の電子レンジを使って、自動車の排ガスを浄化する「自動車用触媒」からプラチナを取り出す方法を開発した。 従来の方法と比べ、200分の1の時間で取り出すことができるといい、レアメタル(希少金属)の再利用に向け、「作業の迅速化と低コスト化が期待できる」(遠藤准教授)としている。 自動車用触媒は、マフラー部分の奥にあるセラミック製の部品。格子状の空洞があり、排ガスに含まれるすすや一酸化炭素などの有害物質を、二酸化炭素や窒素などの無害な物質にして、排出する役割を果たしている。 触媒にはプラチナやパラジウムなどのレアメタルも使用されている。乗用車1台当たり、プラチナは平均1グラム含まれており、触媒二つ分で指輪一つ分に相当する量という。 ◇ 従来は触媒を粉砕した

    電子レンジで「チン」、車部品からプラチナ回収 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • ラッコ、根室沖で繁殖か…「そっと見守って」 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    北方4島や千島列島に生息しているラッコが、北海道根室市沖のモユルリ島付近を繁殖地としている可能性が高いことが専門家の調査で明らかになった。 北方4島以外の国内ではこれまで繁殖が確認されたことはないという。モユルリ島の対岸にある花咲港に姿を見せることも多くなっている。 水産研究・教育機構北海道区水産研究所の服部薫研究員によると、ラッコは択捉島に約1000匹、歯舞群島に数十匹が生息しているとみられるが、4島を除く道内では繁殖が確認された記録はない。2014年にモユルリ島で初めて親子の存在が確認され、その後16年と今年夏にも、親子でいるところが観察されており「繁殖は確実」という。 花咲港の灯台付近には、今年も7月以降、1匹または数匹で現れ、花咲ガニなどを捕まえてはあおむけになって、べる姿が見られるようになった。 根室市歴史と自然の資料館の外山雅大学芸員は「花咲港はモユルリ島に比べ、高波の影響を

    ラッコ、根室沖で繁殖か…「そっと見守って」 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
    fumirui
    fumirui 2017/11/16
  • 小5が発見「ピンクのキリギリス」…突然変異か : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    長崎県西海市立大瀬戸小5年の児童(11)がピンク色のキリギリスを発見し、同市の長崎バイオパークに寄贈した。 同パークで26日まで開催されている「虫へんな生き物展」で展示されている。 児童は10月9日、同市大瀬戸町の田んぼで家族と稲刈り作業中にキリギリスを捕まえた。「色が変わっている」と思い、同パークに問い合わせたところ、州から九州にかけて分布するキリギリス科の「クビキリギス」と判明した。 同パークによると、通常は緑色か褐色で、突然変異とみられる。伊藤雅男副園長は「目立つ色なので捕されやすく、発見されるのは珍しい」としている。 児童は「珍しい虫を捕まえて、みんなに見てもらえるのでうれしい」と話している。

    小5が発見「ピンクのキリギリス」…突然変異か : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
    fumirui
    fumirui 2017/11/07
  • 米TVの忍者番組、伊賀で撮影…全米で来年放映 : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    世界170か国以上で放送する米国の衛星テレビ局「ディスカバリーチャンネル」(DC)の番組制作会社が、忍者を題材に全8回の1時間番組を制作するため、三重県伊賀市で24~30日、ロケを行った。 来年5月に全米で放映される上、日を含む各国でもオンエアされる可能性があり、伊賀忍者を全世界にアピールするチャンスになりそうだ。 1985年に放送開始したDCは、35言語に翻訳され、4億5000万世帯が視聴する世界最大のドキュメンタリーチャンネル。 番組名は「ザ・ラスト・ニンジャ」で、米の制作会社「レネゲード83」と、日側の「フジクリエイティブコーポレーション」(FCC)が共同制作する。伊賀流忍者博物館の名誉館長で、甲賀流伴党21代目宗家の川上仁一さんがメインキャストを務め、兵役などで心に傷を負った米国人の男女9人が、忍者修行を通じて、自分自身を取り戻すまでを追うドキュメンタリーとなる。 今春、FCC

    米TVの忍者番組、伊賀で撮影…全米で来年放映 : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 8年で15倍に…房総半島のキョン、根絶目指す : 環境 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    房総半島南部で急増している特定外来生物「キョン」の根絶に向け、千葉県は12月から、キョンに全地球測位システム(GPS)を取り付け、生態調査に乗り出す。 2015年度の生息数は推定4万9500匹で、07年度(3400匹)から約15倍に激増しており、効果的な捕獲方法を検討する。捕獲したキョンから皮革製品を作る取り組みも始まっている。 キョンはシカの仲間で、中国南東部や台湾に生息する。県自然保護課によると、県内では勝浦市の動植物園で飼育されたキョンが脱走し、野生化したとみられ、1980年代頃から目撃されるようになった。国内で定着が確認されているのは房総半島南部と伊豆大島(東京都大島町)だけで、住宅地に現れて花壇の花をべるなどの害も出ている。 千葉県や地元自治体がワナなどで捕獲を進め、16年度は2400匹を捕獲したが、繁殖力が強く対応が追いつかない状態だ。キョンの生態が判然としておらず、県は今

    8年で15倍に…房総半島のキョン、根絶目指す : 環境 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)