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編集とworkに関するfunaki_naotoのブックマーク (68)

  • 技術書にかかわるテクニカルライター、編集者、DTP担当者、ブックデザイナーへのメモ|鷹野 雅弘

    Photoshopのアクションだけ有料エリアにありますが、それ以外はすべて読めます。 ・このnoteは未完です。適宜、追記していきます。 ・金額を設定していますが、ファイルのダウンロード以外、文はすべて無料でお読みいただけます。 王様は読者技術書に限りませんが、配慮すべきは読者です。次のようなことを避け、快適な学習体験のために心を砕きます。 説明不足で同じように操作できない 著者、編集者、DTP担当者、ブックデザイナー、出版社は“対等”です次のような話をよく聞きますが、へりくだる必要はないので、前向きに議論を進めましょう。 「表紙のテイストが気に入らない」(のに、言い出させない) 「たくさん修正してもらっているので、これ以上の修正を依頼しにくい」 編集者は著者を育てよう戻ってきた赤字を見て自分で学習できる著者は一握り。 時間を割いて「〜のときは、こう書くのですよ!」のように、著者を育てま

    技術書にかかわるテクニカルライター、編集者、DTP担当者、ブックデザイナーへのメモ|鷹野 雅弘
  • JOJO初代担当編集 椛島良介さんインタビュー #2【荒木飛呂彦編】膨大なインプットをしながら、締め切りを守らないことがない! |

    JOJO初代担当編集 椛島良介さんインタビュー #2【荒木飛呂彦編】膨大なインプットをしながら、締め切りを守らないことがない! #1では、椛島さんの生い立ちや「週刊少年ジャンプ」編集部に入ってからの事柄についてお聞きしました。#2では、『ジョジョの奇妙な冒険』を生み出した荒木飛呂彦さんにフィーチャーして、その初代担当編集であった椛島さんより、荒木さんとの出会いから語り合った映画、そして一緒にイタリアやエジプトへ取材旅行に行ったときのお話などをたっぷりお伝えします。 前回記事はこちら ■打ち切られても先へと繋がった『魔少年ビーティー』 椛島 荒木さんとは入社して1年も経たない内に出会っています。「少年ジャンプ」はいつでも新人を募集しているので、毎日、それも午前中にかなりの持ち込みがあります。先輩たちは出社が昼過ぎですけど、新入りは早く行くので、新入社員と新人漫画家さんは必然的にマッチングしや

    JOJO初代担当編集 椛島良介さんインタビュー #2【荒木飛呂彦編】膨大なインプットをしながら、締め切りを守らないことがない! |
  • 初代JOJO担当編集 椛島良介インタビュー #1【週刊少年ジャンプ編】『リンかけ』に学び、諸星大二郎作品に救われた | マンバ通信

    初代JOJO担当編集 椛島良介インタビュー #1【週刊少年ジャンプ編】『リンかけ』に学び、諸星大二郎作品に救われた 「週刊少年ジャンプ」(以下「ジャンプ」)のいわゆる「黄金期」と呼ばれる時代の一翼を担った名編集者であり、今年2023年に連載開始100周年を迎えたマンガ『正チャンの冒険』※1の作者・樺島勝一氏の孫にあたる椛島良介氏。今回、椛島氏の生い立ちから当時のジャンプ編集部の様子、また『ジョジョの奇妙な冒険』の作者である荒木飛呂彦さんとの思い出や、おすすめのマンガまでさまざまなお話をうかがってきました。「週刊少年ジャンプ編」・「荒木飛呂彦編」・「おすすめマンガ編」の全3回に分けてお届けします。 ※1^ 1923年1月25日の「アサヒグラフ」創刊号から連載された4コママンガ。日初のフキダシ型マンガともいわれる(諸説あり)。主人公の「正チャン」と相棒のリスによる冒険の物語が幻想的に描かれ、

  • 『進行係という仕組みについて。』

    皆様こんばんは。 暑い日が続きますねー。毎日ほとんど変わらないので自分がいま何曜日を生きているのか分からなくなってしまうくらいです。雨が恋しいですね。 さて、週刊誌勤務も1年以上経過し、夏休みも近づいてまいりましたが、今日はほとんどの方が興味のない?校閲の話を。(ちなみにこのブログのアクセス数の大半は空気階段ネタです。。。) たまたま縁があれば同じ会社の社員の方にも読んでほしい話ではあります。 私の所属する会社は、校閲部の中に「進行係」というポジションの人間が数名おり、たとえば単行、たとえば文庫、たとえば週刊誌、、、というように、個別のセクションの校閲作業におけるスケジュールを仕切っています。 ここで特筆すべきなのが、校閲部の進行係が仕切っているのが「校閲作業におけるスケジュール」だけではない、ということです。これは実は、他の出版社にはみられない、この会社の大きな(隠れた、でも意外と社内

    『進行係という仕組みについて。』
  • 今の漫画編集者は“編集権を放棄”している!? 鳥嶋和彦氏×霜月たかなか×筆谷芳行『同人誌 vs 商業誌』白熱のトークバトルから見えてきた漫画業界の過去・現在・未来

    文/阿部裕華 編集/TAITAI 「すべて個人の見解で、何かを代表するものではございません」 東京ビッグサイトのレセプションホール半面で開催されたトークショー。開演時間には、おそらくコミケという戦場で戦いを終えた猛者たちで300を超える席がほとんど埋まっていた。そんななか、最初に登壇したのは某出版社(建前上、いちおう伏せてるらしい?)で『Dr.マシリト 最強漫画術』の編集を担当した齋藤氏。 注意事項に加え、「日の内容はすべて個人の見解ですので、何かを代表するものではございません」と強く念を押し、早速会場の笑いを誘った。場の空気が温まったところで、サラッと会場内へ入ってくる鳥嶋氏、霜月氏、筆谷氏に会場から大きな拍手が送られる。 ここでまずは登壇者の自己紹介へ。 鳥嶋和彦氏(以下、鳥嶋): 初めまして。この(『Dr.マシリト 最強漫画術』)の著者、Dr.マシリトこと鳥嶋和彦です。去年の1

    今の漫画編集者は“編集権を放棄”している!? 鳥嶋和彦氏×霜月たかなか×筆谷芳行『同人誌 vs 商業誌』白熱のトークバトルから見えてきた漫画業界の過去・現在・未来
  • こんにちは。畑中さんの回答いつも参考にさせて頂いております。 何度か受賞経験のある担当付きの漫画家志望です。 担当さんに「思ってないことは描かなくていい」と言われたのですが、どうすればいいのか分かりません。私は今まで自分の好きじゃないことや思ってないことを描いて受賞してきました。読者のことを考えると、エンタメにするために自分の気持ちは無視して思ってないことを描かなければならないと感じているので、苦しさは受け入れなければならないと描き続けてきました。ですが「好きなものを描いてる人にそんなことで勝てるほど甘く

    こんにちは。畑中さんの回答いつも参考にさせて頂いております。 何度か受賞経験のある担当付きの漫画家志望です。 担当さんに「思ってないことは描かなくていい」と言われたのですが、どうすればいいのか分かりません。私は今まで自分の好きじゃないことや思ってないことを描いて受賞してきました。読者のことを考えると、エンタメにするために自分の気持ちは無視して思ってないことを描かなければならないと感じているので、苦しさは受け入れなければならないと描き続けてきました。ですが「好きなものを描いてる人にそんなことで勝てるほど甘くない」という意見も拝見して自分の好きなものを描いたのですが、この方向は向いてないと思うと言われボツになりました。好きなものや思ってることを描いてもボツになるのは、エンタメになってない(見ても得るものが無い)からだと思うのですが、エンタメにすると自分の思ってることではなくなります。これはただ

    こんにちは。畑中さんの回答いつも参考にさせて頂いております。 何度か受賞経験のある担当付きの漫画家志望です。 担当さんに「思ってないことは描かなくていい」と言われたのですが、どうすればいいのか分かりません。私は今まで自分の好きじゃないことや思ってないことを描いて受賞してきました。読者のことを考えると、エンタメにするために自分の気持ちは無視して思ってないことを描かなければならないと感じているので、苦しさは受け入れなければならないと描き続けてきました。ですが「好きなものを描いてる人にそんなことで勝てるほど甘く
  • DNP、編集者らの作業時間7割減 中小出版システム - 日本経済新聞

    大日印刷(DNP)は中小の出版社向けに書籍の編集や進行管理、製版などを一元化し、制作業務を効率化するシステムを開発した。複数の作業を1つのシステムで完結させ、郵送やメールで紙面をやりとりする手間を軽減する。編集者らの作業時間を7割減らし、効率的な作品作りを後押しする。従来は編集の各工程でそれぞれ別のシステムを使うケースが多かった。新システムは編集者や校閲、紙面を刷り出しする製版担当者らが1つ

    DNP、編集者らの作業時間7割減 中小出版システム - 日本経済新聞
  • 著者校・訳者校のときに知っておいてほしいこと、注意してほしいこと (暫定版)|あらきさんの編集覚え書き|note

    ここでは、著者校・訳者校(以下、すべて「著者校」としておきます)でゲラに朱字を入れるときに知っておいてほしいこと、気に留めておいてほしいことをまとめておきたいと思います。なお、わたしはわりと小さい出版社の専門書や学術書(ときどき文芸)の編集者ですので、それ以外のジャンルの書籍ではやり方や呼び方が異なるかもしれませんのでご注意ください。また、紙のゲラでのやりとりを前提にしています(うちはアナログなので……)。 を出すとき、編集者に原稿を渡したら、しばらくしてゲラが送られてきて、「著者校」つまり著者によって文章を修正すること、を行うことになります。はじめての著作や訳書を出す場合はやり方もよく分からず手探りで行うのではないでしょうか。編集者から説明はあると思いますが、それも人によって丁寧に教えてくれる人もいれば、「分かればいいですよ」と言う人もいます。でもそれでは不安ですよね。 多くの人は、初

    著者校・訳者校のときに知っておいてほしいこと、注意してほしいこと (暫定版)|あらきさんの編集覚え書き|note
  • 藤本智士インタビュー(前編)~「編集」という創造活動|学び!と美術|まなびと|Webマガジン|日本文教出版

    先日、秋田の全国大会で編集者の藤智士(※1)さんのお話を拝聴しました(※2)。これからの造形・美術教育にいろいろな示唆を含む内容でした。より深くお話をお聞きしたいと思い、インタビューをお願いしました。 「編集」という概念 奥村「秋田大会で、『編集』についてお話されましたが、その概念が造形とか美術に近いなと思いました。例えば、様々な素材から必要なものを選び出してそれを論理的に組み立てない限り(※3)、ただ一つの美術作品も出来上がりません。そこで発揮されている能力は『編集』と言い換えられませんか?」 藤「確かに、そうだと思います。例えば僕は、小説家になろうと思っていたのですが、活動を続けるうちにフリーペーパーを発行するようになりました。時期的には『イラストレーター』『フォトショップ』などのコンピュータのツールが登場しはじめた頃。コンピュータがあれば、一人でいろいろなことができるようになって

  • 本の原稿のバージョン管理を始めて20年たちました - golden-luckyの日記

    の編集ではテキスト原稿のバージョン管理しか勝たん」という信念を押し通してきて、そろそろ20年近くになりました。厳密には19年くらいだと思うので、タイトルは誇張です。 久しぶりに編集者にとってのバージョン管理に言及したくなったので書いてみました。 目次です。 なんで「テキスト原稿のバージョン管理」の話をしなくなったか 「誌面レイアウトしたPDFとか紙に赤字を入れる」で編集するのもう無理… そこでテキスト原稿のバージョン管理 具体的にどうすればいいのさ 前提からつらつら書いていたらやたらに長くなりそうだったので、全部捨てて書き直したのに、それでもそれなりに長くなってしまった。 最後の節に書いた「 「原稿の移り変わり」を管理するのではなく、「原稿にありうる無数の可能性」を管理する 」というヒントだけでも持ち帰ってもらえればうれしいです。 なんで「テキスト原稿のバージョン管理」の話をしなくなっ

    本の原稿のバージョン管理を始めて20年たちました - golden-luckyの日記
  • 出版社の編集者は何をする人なのか - golden-luckyの日記

    かつては出版社の中に編集者という職業があって、著者に執筆を依頼したり、そうして書いてもらった原稿を取りに行ったり、誤字脱字や「てにをは」を矯正したり、漢字や送り仮名の表記を出版社のルールに従って統一したり、それを印刷製する指示を出したり、そういう仕事をしていました。 誰もが自分のSNSを持ち、ブログのプラットフォームで記事を公開し、中には自分で印刷製しての形にして売買している現代、「自分で文章を書いて世間に出す」のに出版社は不要です。いわんや編集者をや。 自分は出版社を作り、そこで編集者をやっているので、この「出版社も編集者も不要」という世界で何をすべきかという問題についてよく考えます。毎度たどり着くのは「必須ではないけど不要というほどでもない」という答えなんだけど、特に「不要というほどでもない」に対する根拠をあまり明確にしてきていない気がするので、少し言葉にしてみようと思います。

    出版社の編集者は何をする人なのか - golden-luckyの日記
  • 執筆・編集のためのGit(GitHub)ワークフローを考えてみた

    まとまった量の文章を執筆・編集するのにバージョン管理システムを使うことは、少なくとも技術文書においては特別なことではなくなりました。 原稿が汎用のテキストファイルの場合には、バージョン管理システムとして、GitやMercurialなどのソフトウェア開発用のツールを使いたいことが多いと思います。 実際、GitHubやGitBucketを利用して技術書やドキュメントの原稿を共同執筆するという話はとてもよく聞きます(知っている世間が狭いだけかもしれないけど)。 とはいえ文章の執筆・編集という作業には、プログラムのソースコードを開発する作業とは違う側面もいっぱいあります。 そのため、ツールとしてはソフトウェア開発用のバージョン管理システムを利用する場合であっても、そのワークフローについては、執筆・編集ならではの工夫が多少は必要なのかなと考えています。 もちろん、同じソフトウェア開発でもプロジェクト

    執筆・編集のためのGit(GitHub)ワークフローを考えてみた
  • それ、編集入ってますか? 鬼頭英治(著/文) - エディマート

    初版年月日 2021年4月28日 書店発売日 2021年4月28日 登録日 2021年3月1日 最終更新日 2021年4月16日 紹介 「編集プロダクション」という業態を正確に説明できる人は何人いるでしょうか。そこで働く編集者やデザイナーの仕事についても、先入観があったり、ベールに包まれていたりするかもしれません。出版不況の中、情報誌はWebに役割を奪われ、関わる地方の編プロにも多大な影響があります。一方で、デジタルかアナログかだけにとらわれるのではなく、「コンテンツ」に注目すればそのニーズは高まるばかり。それをプロデュースする編集者は、これからも希望に満ちているはずです。書は、名古屋の編プロ「エディマート」の代表が、過去にオウンドメディアの中で「編集」や「経営」にまつわる内容を書いた記事を、再編集する形で構成。編プロの業務のこれまでとこれから、新型コロナや働き方改革への対応など、喜怒哀

    それ、編集入ってますか? 鬼頭英治(著/文) - エディマート
  • タイツ騒動と、わたしが編集者を辞めた理由について|ブルーウェットふみ乃

    こんばんは。自称Vtuberのブルーウェットふみ乃(@BLVEWHET)です。ちょっと古い話題にもはやなってしまいましたが、思い出したことがあったので書いておきます。 --- アツギ株式会社のタイツを題材とした広告が炎上していた。詳しくは各自調べてほしいのだけど、タイツを性的な文脈で描くイラストレーターさんが多数参加し、広告としては不適切ではないかという声が多数上がったということだ。 この炎上自体に対するわたし個人の見解は「うん、まあ、ちょっと迂闊でしたね……」くらいで勘弁してほしいのだが、そんななかで編集者の竹村俊助さん(@tshun423)がこんなことをツイートされていた。 企業の炎上案件見てても、編集者の必要性を感じる。ポイントはインナーではなく外部であること。会社の論理とか関係なく、あくまで消費者側から見て「それヤバいっすよ」「それいいっすね」って言える存在。企業はSNSなどの「メ

    タイツ騒動と、わたしが編集者を辞めた理由について|ブルーウェットふみ乃
  • インタビューの教科書:『REAL SPORTS』編集長・岩本義弘さんに聞くインタビュー取材のいろは(徳重龍徳)|徳重龍徳(ライター)

    インタビューに正しい方法はあるのだろうか。 25歳から記事を書き始めて14年がたった。新聞、ウェブ、たまに雑誌。媒体は変われど取り組み続けてきたのがインタビューだ。 人の話を聞き、その内容を理解し、記事にする。話し聞くことは記者だけでなくコミュニケーションの基だが、インタビューをする度、記事に起こす度に七転八倒する。 結果として良いインタビューと呼ばれた記事も、自信があったけれど読まれなかった記事もあった。インタビュイーに話しやすいと褒められたことも、取材後すぐにもっとこうしておけばと後悔したこともある。 まだ、何が正しいインタビューなのか答えは出ていない。 そんなとき、数々のプロスポーツ選手をインタビューしてきた岩義弘さんに「インタビュー」についてインタビューする機会を得た。 岩さんは5月にスポーツメディア「REALSPORTS」を立ち上げた。ヤフトピに取り上げられることも多い媒体

    インタビューの教科書:『REAL SPORTS』編集長・岩本義弘さんに聞くインタビュー取材のいろは(徳重龍徳)|徳重龍徳(ライター)
  • 教養として知っておきたい「編集」の基本①:そもそも編集ってなに?|松永光弘(編集家)

    はじめまして。編集家の松永光弘と申します。 ぼくは15年あまりにわたって、日を代表する広告制作者やデザイナーといったクリエイターと呼ばれる人たちのを数多くつくってきました。そして、そこで得た知見や編集者としての気づきをもとに、ここ数年は出版にとらわれることなく活動の領域を大きく広げて、編集家として「世の中に編集を生かす」をテーマに企業のブランディングや広報、学校づくり、イベントの企画、講演・司会、パーソナルセッションなど、日々、さまざまな「モノやコトの編集」に取り組んでいます。 このnoteでは、そんな「さまざまな編集」に取り組むなかで見えてきた「編集という営みのエッセンス」を紹介しつつ、仕事や生活のなかでの「編集のつかいかた」について考えていきたいと思っています。 みなさん、よろしくお願いいたします。 *      *      * ■「編集=編集者の仕事」じゃない。さて、そもそもの

    教養として知っておきたい「編集」の基本①:そもそも編集ってなに?|松永光弘(編集家)
  • 作家と編集の対立構図という一般的な誤解と、エージェントの役割について | 電脳マヴォ合同会社

    以下の投稿は、もとはマンガ編集者である荻野謙太郎氏のtogetterまとめを読み、私のツイッターに投稿した連続ツイートの転載である(一部修正している)。荻野氏のツイートは、ついに現場のマンガ編集者からもこういう認識が聞かれるようになったか、という感慨深いものだった。私は似た認識を、もう10年近く前から発言している。 「作家とマンガ誌の温度差がちょっとまずい域に来ている。マンガ編集が語る出版社のこれから」 https://togetter.com/li/1210081 荻野氏のまとめには、多数のコメントが寄せられていて、その中に「同人誌即売会やpixivのようなネット上の発表の場が整備されている現在、自作を発表・販売するうえで、もはや出版社や編集者の意味はない」というような意見が多く見られた。ここには「編集」という役割に対する広範に流布する誤解があると思ったので、以下の連続ツイートをした次第

  • 北海道大学出版会 北大出版会の学術書ができるまで

    ・出版助成申請のご希望などについても遠慮なくご相談下さい ・著者と打ち合わせながら編集者が作成 ・毎月,最終月曜日に会議で検討 [企画委員会とは] (1)専門分野の異なる11名の教授により構成 (2)年6回(隔月の1,3,5,7,9,11月)開催 (3)内容を検討し,出版の諾否を理事会に上申する (4)原稿がある場合は,企画委員に事前に査読していただき,委員会でコメントをしていただく。このコメントと,当日回覧する原稿をもとに検討する。内容・構成については疑問点や改善すべき点など,かなり具体的な指摘がある。

  • 皆さまからいただいた原稿はこう加工されますというお話 - KeN's GNU/Linux Diary(2017-12-08)

    _ [life] 皆さまからいただいた原稿はこう加工されますというお話 昔からお世話になっているモーリさんから編集とライティングにまつわるアレコレAdvent Calendar 2017に書け、という有形無形のプレッシャーが……昨日のアドベントカレンダーご担当はmktredwellさんでした。 日は某制作プロダクション会社の編集者が、著者さまや訳者さまからいただいた原稿をどう加工して紙面化しているのかを記してみます。編集者の方々や、執筆・翻訳をして出版社から出版しよう、という方にも参考になれば幸いです。 背景として、私自身は基的に企画やライティングはせず、クライアントである版元さま(=出版社。ほぼ技術書系)が企画して著者さま・訳者さまが執筆された原稿を、版元さまとともに編集・校正し、紙面化して確認をいただき、最終的に印刷所にお渡しする、という編集のお仕事をしています(企画やライティング

    皆さまからいただいた原稿はこう加工されますというお話 - KeN's GNU/Linux Diary(2017-12-08)
  • 『WIRED』日本版・若林編集長「編集者は『売る話』ばかりしてる場合じゃない」

    「編集者は『売る話』なんかよりも、『つくる話』にもっとちゃんとコミットするべきだ」と話す『WIRED』日版の若林恵編集長。雑誌が売れなくなっている理由を「そもそも時代に合った雑誌がつくれなくなっているから」と一刀両断しながら、その背景にある問題について独自の視点で指摘する。 出版社における編集部っていうのは、レストランで言うと仕入れの仕事にあたる部門だと思っているんです。財務上の話で言うと、雑誌編集部は「売上」がつかない部門で、売上は基広告部だったり販売部だったりのアカウントに入るので、編集部は基割り当てられた予算を使うだけなんです。 つまり、そもそもが何かを「売る」部門ではなく、外から何かを「買ってくる」部門。製造業だと仕入れ部ってありますが、それです。 企画はもちろんするんですが、基、あらゆる実製造は、ライター、カメラマン、イラストレーター、デザイナー、印刷所などがやるものなの

    『WIRED』日本版・若林編集長「編集者は『売る話』ばかりしてる場合じゃない」